コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

小泉産業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コイズミ照明から転送)
小泉産業株式会社
Koizumi Sangyo Corporation
本社
本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
541-0051
大阪市中央区備後町3丁目3-11
北緯34度41分6.1秒 東経135度30分7.2秒 / 北緯34.685028度 東経135.502000度 / 34.685028; 135.502000座標: 北緯34度41分6.1秒 東経135度30分7.2秒 / 北緯34.685028度 東経135.502000度 / 34.685028; 135.502000
設立 1943年昭和18年)6月25日
(五光精機工業株式会社)
※創業は1716年享保元年)
業種 その他製品
法人番号 1120001077413 ウィキデータを編集
事業内容 持株会社
代表者 権藤浩二代表取締役会長
矢本博康(代表取締役社長
資本金 15億7500万円
(2024年3月31日現在)[1]
発行済株式総数 3150万株
(2024年3月31日現在)[1]
売上高 連結: 403億2700万円
単独: 19億5900万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 連結: 14億9400万円
単独: 2億8700万円
(2024年3月期)[1]
経常利益 連結: 10億6100万円
単独: 3億2300万円
(2024年3月期)[1]
純利益 連結: 1億400万円
単独: 2億5700万円
(2024年3月期)[1]
純資産 連結: 241億7900万円
単独: 91億3600万円
(2024年3月31日現在)[1]
総資産 連結: 381億3300万円
単独: 167億2500万円
(2024年3月31日現在)[1]
従業員数 連結: 1,209人
単独: 70人
(2024年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 ひびき監査法人[1]
主要株主 小泉産業社員持株会 35.71%
小泉産業役員持株会 4.68%
(2024年3月31日現在)[1]
主要子会社 #連結子会社参照
外部リンク https://www.koizumi.co.jp/
テンプレートを表示

小泉産業株式会社(こいずみさんぎょう、: Koizumi Sangyo Corporation)は、大阪市中央区備後町に本社を置く、照明器具ならびに家具を製造する企業である。「コイズミ」のブランドで知られる。創業300年の歴史を持つ老舗企業である。

なお、小泉産業株式会社はホールディング会社であり、事業は各連結子会社が行っている。

過去は創業家一族である小泉家が経営に携わっていたが、現在は非同族経営化している。

プロサッカーチームJ1「セレッソ大阪」のスポンサー(プラチナパートナー)である。

概要

[編集]

1716年創業。近江商人をルーツに持つ企業であり、三方よしを行動理念にかかげている。

1943年同社設立に伴い製造業を本格的にスタート。のちに、照明器具・家具が主力商品となる。

2006年に照明・家具両事業を分社化し、小泉産業を持株会社とするグループ経営体制に移行した。

2012年より、毎年児童養護施設への「デスク寄贈活動」を行っている。

2015年10月、関連会社の小泉成器株式会社と共有するブランドロゴを刷新し、ブランドステートメントとして「_違う発想がある」を制定した[2]

2016年、創業より300周年を迎える。

照明事業

[編集]

1957年より本格的に市場参入。住宅向け・店舗施設向けの器具を開発。特に、住宅向けにおいてはインテリア・デザイン性の高い器具に強みがあり、店舗施設向けにおいては配置配光の空間提案、特注デザイン器具の制作も行っている。家電店での小売よりも設計士などプロ向けに展開しており、同社グループの収入源である。

2006年よりグループの持株会社化に伴い、コイズミ照明株式会社にて事業を継続している。

家具事業

[編集]

1967年より本格的に市場参入。多くの什器会社が事務用品を手掛ける中で、専ら家庭用家具を製造。現在は子供向け学習デスクに特化し、トップシェアを誇る。

現在は新規事業として、スリープテック(睡眠、寝具)事業、プレキッズ事業にも参入している。

かつては毎年4月の入学時期になると、必ず「6・3・3で12年!コイズミ学習机!」というCMが流れていた。過去には、テレビ東京系『ポケットモンスター』のアニメ番組がスポンサーについていた。

2006年よりグループの持株会社化に伴い、コイズミファニテック株式会社にて事業を継続している。

経営分割

[編集]

これまで照明器具と学習家具の両事業を運営してきたが、2006年4月1日より各事業に特化した会社を設立し、持株会社体制へ移行。それぞれの専門領域の中で事業を展開している。

  • 持株会社: 小泉産業株式会社
  • 照明事業: コイズミ照明株式会社
  • 家具事業: コイズミファニテック株式会社
  • 設備機器販売および施工事業:株式会社ハローリビング
  • セットアップサービス事業:株式会社ホリウチ・トータルサービス
  • 物流事業:コイズミ物流株式会社

連結子会社

[編集]
  • コイズミ照明株式会社
    • コイズミライティング株式会社
    • 小泉産業(香港)有限公司
      • 東莞小泉照明有限公司
      • 克茲米商貿(上海)有限公司
      • KOIZUMI LIGHTING VIETNAM CO.,LTD.
  • コイズミファニテック株式会社
  • 株式会社ハローリビング
  • 株式会社ホリウチ・トータルサービス
  • コイズミ物流株式会社

社屋

[編集]

コイズミ緑橋ビル

[編集]
コイズミ緑橋ビル

コイズミ照明のR&Dセンター。住宅地側をセットバックし、緑化バルコニーとすることで圧迫感を軽減し、周辺地域と空・光・緑を共有。バルコニーは集合住宅を連想させるデザインで2層以上の全ての屋上には、ヤマザクライロハモミジ、またクスノキシラカシなど淀川水系に自生する多様な落葉樹と常緑の広葉樹を混植。照明制御の国際規格DALIにより照明・空調等を連動制御させることで、働き方に応じた快適性と省エネの両立を実現している[3][4]

  • 設計・施工 – 竹中工務店[4]
  • 構造/規模 - 鉄骨造/地上6階[3]
  • 延床面積 – 5,225m2[3]
  • 完成年月 – 2017年2月[4]
  • 受賞
    • 第8回サステナブル建築賞 大規模建築部門 審査員奨励賞
    • 第31回電気設備学会賞 技術振興部門 振興賞
    • 2018年度 グッドデザイン賞
    • 第17回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール壁面・特殊緑化部門 都市緑化機構会長賞
    • 平成29年 照明普及賞
    • 第31回電気設備学会賞技術振興部門 振興賞
    • 第38回大阪都市景観建築賞[3]

関連会社

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k 小泉産業株式会社『第81期(2023年4月1日 - 2024年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2021年6月28日。 
  2. ^ KOIZUMIブランド刷新のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)小泉産業・小泉成器(2社連名)、2015年9月17日。オリジナルの2015年12月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20151208070117/http://www.koizumi.co.jp/release_201509.pdf 
  3. ^ a b c d コイズミ緑橋ビル(コイズミ照明R&Dセンター)”. 竹中工務店. 2024年9月7日閲覧。
  4. ^ a b c 作品詳細 コイズミ緑橋ビル/第38回緑化賞”. 大阪都市景観建築賞運営委員会. 2024年9月7日閲覧。

外部リンク

[編集]