ケイ・キャット (ゲーム会社)
かつての本社
(K・CATのロゴが入っている建物、現在は解体済み) | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | KCAT |
本社所在地 |
日本 〒590-0950 大阪府堺市堺区甲斐町西1丁1番25号 |
設立 | 1997年10月28日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7120101023435 |
事業内容 | アミューズメント施設運営 |
代表者 | 破産管財人 嶋田修一 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 32人 |
特記事項:2015年1月29日破産手続開始決定。2017年9月8日法人格消滅。 |
ケイ・キャットは、かつて大阪府堺市に本社を置き、ゲームセンターを運営していた企業とそのブランド名。社名は「KANSAI COMFORTABLE AMUSEMENT THEATER」の頭文字をとっている。
なお、枚方市・八幡市と精華町・京田辺市をまたぐ京阪東ローズタウンをサービスエリアとして運営していたケーブルテレビ局のケイ・キャット(旧京阪ケーブルテレビ。現在はケイ・オプティコムに統合し法人廃止)とは資本・人材とも関係がない。
概要
[編集]1997年10月に資本金5000万円で設立し、1998年2月に第1号店となる橿原店を開店。2000年11月に株式会社に改組。「KCAT」の名称で、主に京阪神地域を中心としたロードサイドや大型商業施設に店舗を展開し、2007年には3月と9月の2回にわたり、関連会社を吸収合併し、延べ12店舗に拡大。売上高約40億円(2009年2月期)をマークした。
しかし、携帯電話のアプリによるゲームソフトの提供やレジャーの多様化などから経営が低迷し、消費税負担などが重なって資金繰りが悪化。さらに、2013年2月期は減価償却負担の影響もあり約2億円近い赤字を計上した他、2014年2月期の売上高も約24億円に低迷、経営危機に立たされた[1]。このため、2013年と2014年に12店中、大津店と京都南店の2店舗を閉鎖し、2014年4月から2017年3月までの3年間の計画で、中小企業再生支援協議会の支援を得て、返済猶予処置を受けて財務体質の改善を図っていたが、依然として業績回復の傾向には至らず、資金繰りも限界になっていたことから、猶予期間途中の2015年1月25日に全10店舗を閉鎖して事業停止[2]。同年1月29日に大阪地方裁判所から破産手続開始決定を受けた。負債額は約16億円[3]。そして2017年9月8日に法人格が消滅した。
阪堺線大小路停留場〜宿院停留場間にあった本社ビルは破産手続開始後に売却・解体され、本社跡地は2019年現在は駐車場となっている。最後まで営業していた10店舗の内、5店舗の跡地は同業者が引き継ぎ、鈴鹿店・草津店・加古川店・ツインゲート店の4店は、岡山市に本社を置くアミパラが2015年7月から2016年4月にかけて、アミパラの店舗として再オープンした他、イオンタウン磐田店も長野市に本社を置くYAZアミューズメント(2019年1月に親会社の共和コーポレーションへ吸収合併)が2016年3月にYAZの店舗として再オープンしている。
営業していた店舗
[編集]- 経営破綻時点で営業していた店舗
- アミパラの店舗となった店舗
- YAZアミューズメント→共和コーポレーションの店舗となった店舗
- 同業者へ引き継がれなかった店舗
- 経営破綻前に閉店した店舗
- 泉佐野店(大阪府泉佐野市) - 2006年3月閉店
- 橿原店(奈良県橿原市) - 2006年5月閉店
- 大津店(滋賀県大津市) - パワーセンター大津内に出店していたが、2013年9月閉店
- 京都南店(京都府京都市) - 2014年3月閉店
脚注
[編集]- ^ アールアールビー、ケイ・キャットがそれぞれ破産へ『ゲームマシン』2015年2月15日号。
- ^ 大型倒産速報(株)ケイ・キャット東京商工リサーチ 2015年1月26日
- ^ 追報:(株)ケイ・キャット/破産手続き開始決定JC net. 2015年2月10日
外部リンク
[編集]- 公式サイト(2015年1月2日のキャッシュ)