クーパー・T40
表示
カテゴリー | F1 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コンストラクター | クーパー・カー・カンパニー | ||||||||
デザイナー |
オーウェン・マドック ジャック・ブラバム | ||||||||
先代 | クーパー・T24 | ||||||||
後継 | クーパー・T43 | ||||||||
主要諸元 | |||||||||
シャシー | 鋼管スペースフレーム | ||||||||
サスペンション(前) | Cross extension / Double fork | ||||||||
サスペンション(後) | Cross extension / Double fork | ||||||||
ホイールベース | 2261 mm | ||||||||
エンジン | ブリストル BS1 1,971 cc (120.3 cu in) 直列6気筒 | ||||||||
トランスミッション | 3速 + 後進1速 | ||||||||
タイヤ | ダンロップ | ||||||||
主要成績 | |||||||||
チーム | クーパー・カー・カンパニー | ||||||||
ドライバー | 40. ジャック・ブラバム | ||||||||
初戦 | 1955年イギリスグランプリ | ||||||||
|
クーパー・T40 (Cooper T40) は、クーパーによって開発されたレーシングカー。1955年のF1世界選手権に投入された。オーウェン・マドックとジャック・ブラバムによって設計され、1955年イギリスグランプリに出場した。
歴史
[編集]T40は1955年イギリスグランプリにのみ出場した。ジャック・ブラバムがドライブし、予選は25番手、24番手のピーター・コリンズ(マセラティ)から14秒遅れであった[1]。決勝では最後尾から抜け出すことはできず、30周目にエンジントラブルでリタイアした[2]。
T40はまた、ノンタイトル戦に3度出場している。クリスタル・パレス・サーキットで行われたロンドン・トロフィーではメカニカルトラブルのためスタートできなかった[3]。デイリー・レコード・トロフィーでブラバムは4位で完走した[4]。スネッタートンで行われたヴァンウォール・トロフィーはスターリング・モスと3位を争った[5]。結局ブラバムはこのレースも4位となった。ブラバムはオーストラリアグランプリを戦うためT40と共に帰国した。レースの後、彼は家族をイギリスに移住させるための資金を調達するためクーパーを売却した[6]。
F1における全成績
[編集](key) (太字はポールポジション、斜体はファステストラップ)
年 | チーム | エンジン | タイヤ | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ポイント | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1955年 | クーパー・カー・カンパニー | ブリストル BS1 L6 | D | ARG |
MON |
500 |
BEL |
NED |
GBR |
ITA |
- | - | |
ジャック・ブラバム | Ret |
参照
[編集]- ^ "Qualifications du Grand Prix de Grande-Bretagne 1955". www.statsf1.com. 2011年10月31日閲覧。
- ^ "Grand Prix de Grande-Bretagne 1955 : Tour par tour". www.statsf1.com. 2011年10月31日閲覧。
- ^ "III London Trophy". www.statsf1.com. 2011年11月2日閲覧。
- ^ "III Daily Record Trophy". www.statsf1.com. 2011年11月2日閲覧。
- ^ "DRIVER : Brabham, Jack". autocoursegpa. 2011年10月31日閲覧。
- ^ (Brabham & Nye 2004, p. 56-57)
参考文献
[編集]- (en) Brabham および Nye, The Jack Brabham Story, Saint Paul, Motorbooks International, 253 p. (ISBN 0-7603-1590-6 および 978-0-76031-590-3, OCLC 55773672, LCCN 2007297336)