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クリス・コルバート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリス・コルバート
基本情報
本名 クリス・コルバート
通称 Prime Time
階級 スーパーフェザー級
身長 173cm
リーチ 180cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1996-09-27) 1996年9月27日(28歳)
出身地 ニューヨークブルックリン区
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 19
勝ち 17
KO勝ち 6
敗け 2
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クリス・コルバートChris Colbert1996年9月27日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサーニューヨークブルックリン区出身。元WBA世界スーパーフェザー級暫定王者

来歴

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アマチュア時代

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2014年1月、全米ユース選手権にフライ級(52kg)で出場し、準々決勝でブランドン・フィゲロアに敗退した[1]。同年5月、ナショナル・ゴールデン・グローブにフライ級(52kg)で出場し、準決勝で敗退した[2]

2015年1月、全米選手権にバンタム級(56kg)で出場し、優勝した[3]

プロ時代

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2015年5月29日、ニューヨークバークレイズ・センターでプロデビュー戦を行い、2回1分31秒TKO勝ちを収めた[4]

2019年9月21日、カリフォルニア州ベーカーズフィールドメチェニクス・バンク・シアター・アンド・コンベンション・センターでミゲール・ベルトラン・ジュニアとNABA北米ライト級王座決定戦を行い、初回2分57秒KO勝ちを収めた[5]

2020年1月18日、フィラデルフィアリアコウラス・センターで元WBA世界スーパーフェザー級暫定王者でWBA世界スーパーフェザー級10位のジェスレル・コラレスとWBA世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦を行い、12回3-0(116-111、2者が117-110)の判定勝ちで王座を獲得した[6][7]

2020年12月12日、モヒガン・サン・アリーナでWBA世界スーパーフェザー級2位ハイメ・アーボレダと対戦し、11回1分37秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[8]

2021年7月3日、カリフォルニア州のディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク・テニスコートでWBA世界フェザー級4位のツグスソグ・ニヤンバヤルと対戦し、12回3-0(118-110×2、117-111)の判定勝ちで2度目の防衛に成功した[9]。この試合でコルバートは15万ドル(1660万円)、ニヤンバヤルは7万5千ドル(830万円)のファイトマネーを稼いだ[10]

2021年8月25日、WBAは暫定王座を廃止すると共に指名挑戦権を付与する措置を行った[11]

2022年2月26日、ラスベガスのコスモポリタンでエクトール・ルイス・ガルシアとノンタイトル12回戦で対戦。試合前のオッズでは1.04倍対9倍でコルバートの圧倒的有利と目されていたが、7回にダウンを奪われるなど圧倒され、大番狂わせとなる0-3の判定負けを喫した。当初はWBA世界スーパーフェザー級王者ロジャー・グティエレスと対戦予定だったが、試合の約2週間前にグティエレスが新型コロナウイルスに感染して試合欠場が決まりガルシアが代役として抜擢されていた[12]

2023年12月17日、ミネソタ州ミネアポリスミネアポリス・アーモリー英語版で行われたチャンピオンシップ・ボクシング最終回興行のデビッド・モレル 対 セナ・アグベコ戦の前座でWBA世界スーパーフェザー級9位のホセ・バレンズエラとWBA世界ライト級挑戦者決定戦を行い、6回1分46秒KO負けを喫しジャーボンテイ・デービスとの挑戦権獲得に失敗した[13]

戦績

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  • プロボクシング:19戦17勝 (6KO) 2敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2015年5月29日 2R 1:31 TKO マルクィス・ピィエルス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 プロデビュー戦
2 2015年6月27日 4R 1:48 TKO ベンジャミン・ブルゴス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
3 2015年9月22日 4R 判定3-0 ホセ・カルモナ プエルトリコの旗 プエルトリコ
4 2015年12月29日 6R 判定3-0 デリック・ビビンス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
5 2016年6月28日 6R 判定3-0 アントニオ・デュボース アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
6 2017年3月17日 6R 判定3-0 ウィルフレド・アリーガ プエルトリコの旗 プエルトリコ
7 2017年11月4日 8R 判定3-0 ティトゥス・ウィリアムス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
8 2018年4月13日 7R 終了 TKO オースティン・デューレイ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
9 2018年9月8日 8R 判定3-0 ファシォン・ファッシノウ ベナンの旗 ベナン
10 2019年1月26日 8R 判定3-0 ジュシュア・ヘルナンデス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
11 2019年4月13日 2R 1:59 TKO マリオ・ブリオネス メキシコの旗 メキシコ
12 2019年6月23日 8R 判定3-0 アルベルト・メルカド プエルトリコの旗 プエルトリコ
13 2019年9月21日 1R 2:57 KO ミゲール・ベルトラン・ジュニア メキシコの旗 メキシコ NABA北米ライト級王座決定戦
14 2020年1月18日 12R 判定3-0 ジェスレル・コラレス パナマの旗 パナマ WBA世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦
15 2020年12月12日 11R 1:37 TKO ハイメ・アーボレダ パナマの旗 パナマ WBA防衛1
16 2021年7月3日 12R 判定3-0 ツグスソグ・ニヤンバヤル モンゴルの旗 モンゴル WBA防衛2
17 2022年2月26日 12R 判定0-3 エクトール・ルイス・ガルシア ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
18 2023年3月25日 10R 判定3-0 ホセ・バレンズエラ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
19 2023年12月16日 6R 1:46 KO ホセ・バレンズエラ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBA世界ライト級挑戦者決定戦
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獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ USA Youth National Championships Grand Sierra Resort, Reno January 7-11, 2014”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2022年8月9日閲覧。
  2. ^ 87.US National Golden Gloves Las Vegas May 12-17, 2014”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2022年8月9日閲覧。
  3. ^ 125.USA National Championships Hub Sports Center / Northern Quest Resort & Casino, Spokane January 19-24, 2015”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2022年8月9日閲覧。
  4. ^ Brooklyn's Chris Colbert doesn't let late wardrobe change slow him down in pro debut nydailynews.com 2015年5月29日
  5. ^ Chris Colbert Scores Brutal One-Punch KO of Miguel Beltran Boxing Scene.com 2019年9月21日
  6. ^ Colbert Drops, Out-Points Corrales; Wins WBA Interim 130-Pound Title Boxing Scene.com 2020年1月18日
  7. ^ 無名ロサリオが番狂わせ S・ウェルター級2冠奪取 Boxing News(ボクシングニュース) 2020年1月19日
  8. ^ Chris Colbert Drops Jaime Arboleda Four Times, Stops Him In 11th Round”. Boxingscene. 2021年12月12日閲覧。
  9. ^ Chris Colbert retains WBA interim title with decision win over Tugstsogt Nyambayar”. ESPN.com (2021年7月4日). 2021年7月6日閲覧。
  10. ^ Chris Colbert $150k, Tugstsogt Nyambayar $75k”. Dan Rafael (2021年7月3日). 2021年7月6日閲覧。
  11. ^ WBA Eliminates Interim Titles Effective Immediately”. Boxingscene. 2021年8月25日閲覧。
  12. ^ Roger Gutierrez (Covid) Out, Chris Colbert Seeks New Foe Atop February 26 Showtime Tripleheader”. Boxing Scene.com (2022年2月10日). 2022年6月13日閲覧。
  13. ^ ショータイム中継37年の歴史に幕 モレルがアグベコを豪快TKOで有終の美”. Boxing News(ボクシングニュース) (2023年12月17日). 2023年12月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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暫定王座決定戦 対戦者
ジェスレル・コラレス
WBA世界スーパーフェザー級暫定王者
2020年1月18日 - 2021年8月25日(廃止)
次暫定王者
廃止