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クリスチャン・アローヨ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリスチャン・アローヨ
Christian Arroyo
ボストン・レッドソックス #39
タンパベイ・レイズ時代
(2018年6月2日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ヘルナンド郡ブルックスビル英語版
生年月日 (1995-05-30) 1995年5月30日(29歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手二塁手遊撃手
プロ入り 2013年 MLBドラフト1巡目
初出場 2017年4月24日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリスチャン・イスラエル・アローヨChristian Israel Arroyo, 1995年5月30日 - )は、 アメリカ合衆国フロリダ州ヘルナンド郡ブルックスビル英語版出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBボストン・レッドソックス所属。

経歴

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プロ入りとジャイアンツ時代

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2013年MLBドラフト1巡目(全体25位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツでプロデビュー。45試合に出場して打率.326、2本塁打、39打点、3盗塁を記録した。

2014年はA-級セイラムカイザー・ボルケーノズ英語版とA級オーガスタ・グリーンジャケッツ英語版でプレーし、2球団合計で89試合に出場して打率.291、6本塁打、62打点、2盗塁を記録した。

2015年はA+級サンノゼ・ジャイアンツ英語版でプレーし、90試合に出場して打率.304、9本塁打、42打点、5盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。

2016年はAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズでプレーし、119試合に出場して打率.274、3本塁打、49打点、1盗塁を記録した。

2017年は開幕をAAA級サクラメント・リバーキャッツで迎え、4月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[1]。メジャーデビューとなった同日のロサンゼルス・ドジャース戦では「6番・三塁手」で先発出場して4打数無安打も、翌25日の同カードではクレイトン・カーショウからメジャー初安打[2]、さらに26日にはセルジオ・ロモからメジャー初本塁打を放った[3]。AAA級サクラメントに降格していた7月2日に死球を受けて左手を骨折し[4]、以降のシーズンを棒に振った。この年メジャーでは34試合に出場して打率.192、3本塁打、14打点、1盗塁を記録した。

レイズ時代

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2017年12月20日にエバン・ロンゴリアとの1対4のトレードで、デナード・スパンスティーブン・ウッズ英語版マット・クルック英語版と共にタンパベイ・レイズへ移籍した[5]

2018年はAAA級ダーラム・ブルズで開幕を迎えた。5月16日にメジャーへ昇格した。5月17日のロサンゼルス・エンゼルス戦でレイズでのキャリアが始まった。三塁手として、5打数2安打を記録した。オプションでAAA級ダーラムに降格した後、メジャーに昇格することなくシーズンを終えた。レギュラーシーズンでは、打率.264、1本塁打だった。

インディアンス時代

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2019年7月28日にルーベン・カーデナス、インターナショナル・ボーナス・プール(海外選手契約金枠)とのトレードで、ハンター・ウッドと共にクリーブランド・インディアンスへ移籍した[6]

2020年8月6日にDFAとなった[7]

レッドソックス時代

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2020年8月13日にウェイバー公示を経てボストン・レッドソックスへ移籍した[8]。8月20日にDFAとなり[9]、23日にマイナー契約となった[10]。9月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]

2021年6月13日のホームでの対トロント・ブルージェイズ戦で、4対16とリードされた9回表に4番手で救援登板したが、ロウディ・テレスに2ランを打たれ1回2失点。この本塁打でレッドソックスは1試合の被本塁打の球団ワースト記録を更新した[12]

プレースタイル

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手と目の連動性に優れた巧打者であり、守備面も評価されている[13]

人物

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同姓のブロンソン・アローヨとは血縁関係は無いものの、ともにフロリダ州ヘルナンド高等学校英語版の卒業生という共通点がある。2017年5月5日のシンシナティ・レッズ戦で対決が実現し、クリスチャンは2回表にブロンソンから本塁打を放った[14]。 高校時代には2012年に行われたWBSC U-18ワールドカップのアメリカ代表に選ばれている[15]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2017 SF 34 135 125 9 24 5 0 3 38 14 1 2 0 1 8 1 1 32 4 .192 .244 .304 .548
2018 TB 20 59 53 5 14 2 1 1 21 6 0 0 0 0 6 0 0 16 0 .264 .339 .396 .735
2019 16 57 50 8 11 2 0 2 19 7 0 0 1 0 5 0 1 18 0 .220 .304 .380 .684
2020 CLE 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- ---- ---- ----
BOS 14 54 50 7 12 1 0 3 22 8 0 0 0 0 4 0 0 11 2 .240 .296 .440 .736
'20計 15 54 50 7 12 1 0 3 22 8 0 0 0 0 4 0 0 11 2 .240 .296 .440 .736
2021 57 181 164 22 43 12 0 6 73 25 1 0 1 0 8 0 7 44 1 .262 .324 .445 .769
2022 87 300 280 32 80 16 1 6 116 36 5 1 2 2 13 2 3 49 7 .286 .322 .414 .736
2023 66 206 195 23 47 16 0 3 72 24 1 3 1 2 7 0 1 45 8 .241 .268 .369 .638
MLB:7年 295 992 917 106 231 54 2 24 361 120 8 6 5 5 51 3 13 215 22 .252 .299 .394 .693
  • 2023年度シーズン終了時

年度別投手成績

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W
H
I
P
2021 BOS 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 5 1.0 1 1 1 0 0 0 0 0 2 0 0.00 2.00
MLB:1年 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 5 1.0 1 1 1 0 0 0 0 0 2 0 0.00 2.00
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手守備


投手(P)












2021 BOS 1 0 0 0 0 ----
MLB 1 0 0 0 0 ----
内野守備


一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)
















































2017 SF - 2 4 7 0 2 1.000 22 14 43 2 5 .966 10 12 19 1 3 .969
2018 TB - 8 15 18 0 7 1.000 7 1 11 1 0 .923 -
2019 - 1 0 2 0 0 1.000 13 8 22 2 3 .938 -
2020 CLE - - 1 0 0 0 0 .--- -
BOS - 13 19 39 0 10 1.000 - 2 2 1 0 0 1.000
'20計 - 13 19 39 0 10 1.000 1 0 0 0 0 .--- 2 2 1 0 0 1.000
2021 1 2 0 0 0 1.000 51 75 96 0 25 1.000 - 2 0 1 0 0 1.000
2022 9 41 0 0 0 1.000 40 64 87 1 23 .993 10 4 11 0 2 1.000 14 12 19 2 1 .939
2023 - 62 105 146 2 45 .992 4 2 1 0 1 1.000 4 6 7 0 2 1.000
MLB 10 43 0 0 0 1.000 177 282 395 3 112 .996 59 29 88 5 11 .959 32 32 47 3 6 .963
右翼守備


右翼(RF)












2022 BOS 17 18 1 0 0 1.000
MLB 17 18 1 0 0 1.000
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

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  • 22(2017年、2019年)
  • 21(2018年)
  • 26(2020年 - 同年8月5日)
  • 39(2020年9月8日 - )

脚注

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  1. ^ Chris Haft (2017年4月25日). “Giants call up top position prospect Arroyo” (英語). MLB.com. 2017年7月12日閲覧。
  2. ^ Arroyo’s first big league hit comes off Clayton Kershaw” (英語). knbr.com (2017年4月25日). 2017年7月12日閲覧。
  3. ^ Josh Lander (2017年4月26日). “Christian Arroyo’s first major league home run comes off of Sergio Romo” (英語). knbr.com. 2017年7月12日閲覧。
  4. ^ Chris Haft (2017年7月2日). “Prospect Arroyo fractures hand on HBP” (英語). MLB.com. 2017年12月24日閲覧。
  5. ^ Rays trade third baseman Evan Longoria to Giants
  6. ^ Indians and Tampa Bay Rays complete trade” (英語). MLB.com (2019年7月28日). 2019年7月29日閲覧。
  7. ^ Indians Designate Christian Arroyo” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月6日閲覧。
  8. ^ Steve Adams (2020年8月13日). “Red Sox Claim Christian Arroyo” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月14日閲覧。
  9. ^ Steve Adams (2020年8月20日). “Red Sox Designate Christian Arroyo For Assignment, Activate Darwinzon Hernandez” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月21日閲覧。
  10. ^ Minor MLB Transactions: 8/23/20” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月24日閲覧。
  11. ^ TC Zencka (2020年9月8日). “Red Sox Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月9日閲覧。
  12. ^ “レッドソックス、球団ワースト8本塁打浴び大敗 コーラ監督は不正粘着物取締との関連性を否定”. スポーツ報知. (2021年6月14日). https://hochi.news/articles/20210614-OHT1T51007.html?page=1 2022年4月3日閲覧。 
  13. ^ 「2017 - 2021 全30球団未来予想図 サンフランシスコ・ジャイアンツ」『隔月刊スラッガー』2017年3月号 日本スポーツ企画出版社 68頁
  14. ^ アローヨ対アローヨ同姓対決は1発放った新人に軍配”. 日刊スポーツ (2017年5月6日). 2017年7月12日閲覧。
  15. ^ "OfficialRosterforthe201218UNationalTeam" (PDF) (Press release).

関連項目

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外部リンク

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