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カッター・クロフォード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カッター・クロフォード
Kutter Crawford
ボストン・レッドソックス #50
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州オキーチョビー郡オキーチョビー英語版
生年月日 (1996-04-01) 1996年4月1日(28歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
209 lb =約94.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2017年 MLBドラフト16巡目
初出場 2021年9月5日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

カッター・マーティン・クロフォードKutter Martin Crawford, 1996年4月1日 - )は、 アメリカ合衆国フロリダ州オキーチョビー郡オキーチョビー英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBボストン・レッドソックス所属。

従兄弟のジョナソン・クロフォードもプロ野球選手(投手)である。

経歴

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2017年MLBドラフト16巡目(全体491位)でボストン・レッドソックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級ローウェル・スピナーズ英語版でプロデビューし、1試合に先発して1イニングのみ登板した。

2018年はA級グリーンビル・ドライブとA+級セイラム・レッドソックスでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して7勝7敗、防御率3.26、157奪三振を記録した。

2019年はA+級セイラムとAA級ポートランド・シードッグスでプレーし、2球団合計で19試合に先発登板して5勝8敗、防御率3.57、100奪三振を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月にはトミー・ジョン手術を受けた[1]

2020年新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。

2021年、マイナーではAA級ポートランドとAAA級ウースター・レッドソックス英語版でプレーし、2球団合計で20試合(先発19試合)に登板して6勝6敗、防御率4.28、131奪三振を記録した。9月5日にニック・ピベッタダニー・サンタナの新型コロナウイルスでの離脱を受け、特例措置でメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。メジャーデビューとなった同日のクリーブランド・インディアンス戦では先発するも、2回5失点と打ち込まれて敗戦投手となった[3]。翌日の9月6日にマイナー契約でAAA級ウースターへ配属された[4]。この年メジャーでの登板はこの1試合のみだった。オフの11月19日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[5]

選手としての特徴

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速球は2019年のトミー・ジョン手術を挟んで球速が年々増していき、常時93〜95mph、最速97mph(約156.1km/h)を計測する。変化球ではカーブカッターチェンジアップを投げる[6]

詳細情報

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年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
2021 BOS 1 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 13 2.0 5 1 2 0 0 2 0 0 5 5 22.50 3.50
2022 21 12 0 0 0 3 6 0 0 .333 334 77.1 81 12 29 1 2 77 4 1 49 47 5.47 1.42
2023 31 23 0 0 0 6 8 0 2 .429 527 129.1 107 17 36 0 5 135 4 0 59 58 4.04 1.11
2024 33 33 0 0 0 9 16 0 0 .360 759 183.2 155 34 51 0 9 175 4 0 97 89 4.36 1.12
MLB:4年 86 69 0 0 0 18 31 0 2 .367 1633 392.1 348 64 118 1 16 389 12 1 210 199 4.56 1.19
  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

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投手(P)












2021 BOS 1 0 0 0 0 ----
2022 21 7 4 3 2 .786
2023 31 13 4 2 0 .895
2024 33 18 8 0 1 1.000
MLB 86 38 16 5 3 .915
  • 2024年度シーズン終了時

背番号

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  • 79(2021年)
  • 50(2022年 - )

脚注

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  1. ^ https://bloggingtheredsox.com/2021/05/10/red-sox-prospect-kutter-crawford-tosses-four-scoreless-innings-for-double-a-portland-in-first-start-back-from-tommy-john-surgery/
  2. ^ Darragh McDonald (2021年9月5日). “Red Sox Place Nick Pivetta, Danny Santana On COVID IL” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年3月6日閲覧。
  3. ^ Cleveland Indians at Boston Red Sox Box Score, September 5, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2022年3月6日閲覧。
  4. ^ Steve Adams (2021年9月6日). “Red Sox Sign Jose Iglesias” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年3月6日閲覧。
  5. ^ Anthony Franco (2021年11月19日). “Red Sox Select Jeter Downs, Three Others” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年3月6日閲覧。
  6. ^ 2021 MLB Prospects Watch – Boston Red Sox Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on March 6, 2022.

関連項目

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外部リンク

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