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ギャルリ・ミレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ギャルリ・ミレー
HOKUGIN GALERIE MILLET
ギャルリ・ミレー外観
ギャルリ・ミレーの位置(富山県内)
ギャルリ・ミレー
富山県内の位置
施設情報
正式名称 HOKUGIN ギャルリ・ミレー
収蔵作品数 53点
館長 山下富雄
事業主体 ギャルリ・ミレー運営委員会
富山県富山市富山大学、中央通商店街振興組合など)
開館 2012年平成24年)9月1日[1]
所在地 930-0044
富山県富山市中央通り二丁目1番20号 ルシーダタワー1階[1]
位置 北緯36度41分23.2秒 東経137度13分8.3秒 / 北緯36.689778度 東経137.218972度 / 36.689778; 137.218972座標: 北緯36度41分23.2秒 東経137度13分8.3秒 / 北緯36.689778度 東経137.218972度 / 36.689778; 137.218972
外部リンク http://www.gmillet.jp/
プロジェクト:GLAM
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HOKUGINギャルリ・ミレー(ホクギン ギャルリ・ミレー、HOKUGIN GALERIE MILLET)は、富山県富山市中央通り二丁目にある[2]ジャン=フランソワ・ミレー(JFミレー)とバルビゾン派の絵画作品を中心とする美術館である。

通称ギャルリ・ミレー、施設案内ではこの名称が使用される[2][3][4]

概要

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富山市中心市街地の賑わいを創生しようと[5]北陸銀行が所有するジャン=フランソワ・ミレーとバルビゾン派の絵画作品を展示するため設立し、2012年平成24年)9月1日中央通りさんぽ〜ろ商店街の中ほどに開館した[1][6][7]

美術館の空間は北陸銀行が提供し、運営は富山県・富山市・富山大学・中央通商店街振興組合などで構成された任意団体である、ギャルリ・ミレー運営委員会が行っている[1][6][7]

ミレーの作品は大作「羊の毛を刈る女」を含め14点[7]、そのほかバルビゾン派の、ジャン=バティスト・カミーユ・コローシャルル=フランソワ・ドービニージュール・デュプレ、写実主義の画家ギュスターヴ・クールベなどの作品を39点、計53点を所蔵しており[7]、20〜30点を常設展示し年2回ほど入れ替えられる。作品は海外に貸出されることもあり、2019年にはセントルイス美術館アメリカ合衆国)とゴッホ美術館オランダ)に貸出された[4]。なお、中央通り側に面するウィンドーに展示されている作品は複製画(レプリカ)であり、複製画の製作にはセーレンの技術が採用されている[1]

また、企画展示コーナーでは各種企画展を開催している[2]

主な所蔵作品

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ジャン=フランソワ・ミレー

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  • 「羊の番人」 1840年1845年
  • 「母と子」 1843年 - 1845年頃
  • 「森の中の恋人たち」1843年 - 1847年
  • 「丘の上の羊飼い、夕方の効果」 1847年 - 1850年
  • 「羊の毛を刈る女」[1][4] 1860年
  • 「兎のいるアプルモン渓谷の日の出」 1860年 - 1862年
  • 「洗濯する女たち」[4]
  • 「牛に水を飲ませる農婦」[1]
  • 「夕暮れの村の道」
  • 「釣り人と青い服の少女」
  • 「オイディプスとアンティゴネ」
  • 「鵞鳥番の少女」

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー

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  • 「森の中の水飲み場」 1872年
  • 「田園の夕暮れ」

シャルル=フランソワ・ドービニー

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  • 「ブゾンの小島」 1851年
  • 「セーヌの川辺」
  • 「モレ=シュル=ロワンへの道」

ジュール・デュプレ

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  • 「風車のある風景」 1850年代前半
  • 「池で水を飲む牛」 1870年代初め
  • 「昼下がりの牧場」
  • 「たそがれ」

ギュスターヴ・クールベ

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  • 「水の中の二人」
  • 「岩山の風景、ジュラ」
  • 「柳」
  • 「メジエール近郊」
  • 「海岸風景」
  • 「山間の滝」

その他の作品

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など

展示室・施設

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  • 常設展示室[1]
  • 企画展示コーナー
  • エントランス、ロビー、受付、事務室など

交通アクセス

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公共交通機関
自動車

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 会報プリズムvol.75より(2014年3月31日発行)会員のつどい 高木新会長と「ギャルリ・ミレー」を楽しむ”. 富山県美術館 (2014年3月31日). 2022年5月15日閲覧。
  2. ^ a b c “「一人ひとりが芸術家」 特別支援学校生の作品展 富山”. 朝日新聞デジタル. (2021年1月31日). オリジナルの2021年1月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210131103349/https://www.asahi.com/articles/ASP1Z6TH0P1ZPISC00F.html 2022年5月15日閲覧。 
  3. ^ とやま観光ナビ ギャルリ・ミレー - とやま観光推進機構
  4. ^ a b c d “1年ぶり戻った 絵画2点を展示 富山のギャルリ・ミレー”. 北陸中日新聞Web. (2020年9月30日). オリジナルの2020年10月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201031182014/https://www.chunichi.co.jp/article/129190 2022年5月15日閲覧。 
  5. ^ “産業観光図鑑で富山PR 富山県商工会議所連合会会長 高木繁雄さん(語る ひと・まち・産業)”. 日本経済新聞. (2017年8月9日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASJB31H2G_R30C17A7962M00/ 2022年5月15日閲覧。 
  6. ^ a b “「街なか美術館」開館 富山市中央通りギャリル・ミレー にぎわい創出へ”. 北日本新聞. (2012年9月2日34面) 
  7. ^ a b c d Toyama Just Now No.574-2:世界的名画をまちなかで―美術館「ギャルリ・ミレー」オープン”. 富山県知事政策局広報課 (2012年9月26日). 2019年7月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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