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キャンディ (原田真二の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「キャンディ」
原田真二シングル
初出アルバム『Feel Happy
B面 グッド・ラック
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル ポップス
時間
レーベル フォーライフ・レコード
FLS-1011
作詞・作曲 作詞:松本隆
作曲:原田真二
プロデュース 吉田拓郎・原田真二
チャート最高順位
原田真二 シングル 年表
てぃーんず ぶるーす
(1977年)
キャンディ
(1977年)
シャドー・ボクサー
(1977年)
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キャンディ」(Candy)は、原田真二楽曲

1977年11月25日に2枚目のシングルとしてリリース。

解説

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1977年10月から3か月連続でシングルを発売するというトリプルデビューを果たした、原田のトリプル・シングル第2弾。

このシングルはカップリング曲「グッド・ラック」を含めた編曲も手がけ、原田のライブバンド「WAVE」の初期メンバーであった古田たかしデイブ伊藤Kaz南沢ら、原田を含めて3人が10代という若手中心での録音となった。

原田はテレビ出演の際に、ピアノを演奏しながら歌っていたが、レコーディングではチェンバロを演奏[1]

カップリング曲「グッド・ラック」のホーンセクションは、アミューズとの関連で新田一郎率いるHorn Spectrumが参加した。

作詞の松本隆が、本楽曲の詞は締切間際に少女漫画キャンディ・キャンディ』にインスパイアされて書き上げたものであることを『風街図鑑』のセルフライナーノーツで述べている。

レコード発売時の公開番組などでは、歌の合間にアイドル歌手そのままの「シンジ!」というコールが女性ファンから沸き起こった[2][3]

原田によれば、当時は洋楽的な世界の音楽シーンにデビューしたつもりが、日本芸能界・アイドル業界の渦に巻き込まれていくのをリアルに感じていた時期で、このコールにも抵抗があったという[3][4][5]

しかし、2000年代以降は「シンジが足りない!」「もっとシンジが欲しいんだ!」と、あえて観客に「シンジコール」を要求することが増えている。2008年頃以降は、主にイベント的なライブでの場の盛り上げとして「キャンディ」歌唱時に、デビュー当時の状況と「今ではシンジが足りない」などと説明し、自ら観客に「シンジコール」を促すのがお約束となっている。

コンチネンタルスターPresents Special Music Show 2011(2011年11月20日、ラゾーナ川崎プラザ)での観客との掛け合いで「シンジコール」を要求するシーンは、テレビ朝日ワイドショーモーニングバード!』でも取り上げられた。

収録曲

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両曲作詞:松本隆/作曲:原田真二

  1. キャンディ(3分42秒)
    編曲:原田真二・阿部雅士
  2. グッド・ラック(4分14秒)
    編曲:原田真二

ミュージシャン

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キャンディ

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グッド・ラック

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収録アルバム

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オリジナル・アルバム

ベスト・アルバム

ライブ・アルバム

セルフカバー

  • Best Songs』(アコーステックバージョン)

カバー

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「キャンディ」は多くの歌手によりカバーされている。

CD音源化されているもの

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ライブ・テレビ番組のみでのカバー

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脚注

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  1. ^ レコード歌詞カードのミュージシャンクレジット表記より。
  2. ^ 現存するNHK「レッツゴーヤング」日本テレビ「紅白歌のベストテン」等の懐かしの映像
  3. ^ a b ACOUSTIC NIGHT 1 ‐KINDNESS WAVE‐』Talk 「歌おう原田真二と」を斬る。
  4. ^ 日本テレビ「ザ!情報ツウ」と~く!ツウのコーナー(2005年)
  5. ^ NHK BS2「日本のうた フォーク大集合2000」
  6. ^ 小泉今日子、広瀬すず、加瀬亮らが松本隆の詞を朗読、ディレクターは是枝裕和”. 音楽ナタリー (2015年5月22日). 2015年5月26日閲覧。
  7. ^ “原田知世カバー集「恋愛小説」第2弾発売、レコ発イベントも決定”. 音楽ナタリー. (2016年4月4日). https://natalie.mu/music/news/182205 2016年7月5日閲覧。 
  8. ^ “松本隆トリビュート収録曲決定、宮本浩次「SEPTEMBER」や三浦大知「キャンディ」など10曲”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2021年6月1日). https://natalie.mu/music/news/430603 2021年6月16日閲覧。 

関連項目

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