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キャニオン初

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『キャニオン初』
とんねるずスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル キャニオンレコード
とんねるず アルバム 年表
紅白!
1986年
キャニオン初
(1986年)
河口湖
1987年
『キャニオン初』収録のシングル
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キャニオン初」(キャニオンはつ)は、1986年12月28日に発売された、とんねるず3枚目のアルバム。

概要

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アルバムタイトルは、キャニオンレコード移籍後初のアルバムの意味。ジャケット写真はとんねるずの顔の背景に、無数の量の唐辛子が敷き詰められている。

ビクター音楽産業時代の「全曲、秋元康見岳章」から離れ、当作から全面に後藤次利が、とんねるず作品に参加。作曲陣は後藤のほか、石橋と木梨のソロ曲として、玉置浩二久保田利伸を迎える。久保田はデビュー当時であったが、業界内に久保田のデモテープ『すごいぞ!テープ』が出回っており、ソングライターとして既に名が通っていた。4曲目の木梨のソロ曲には、アウトロで木梨が久保田の『流星のサドル』の一節を歌い、久保田に似せた木梨のラップが含まれている。

収録曲

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  1. Instrumental~森のおねぼうプーさん
    (作曲・編曲:高田弘/作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、コーラス・弦編曲:高田弘)
  2. 哀しみのシーサイドルート
    (作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、コーラス編曲:木戸やすひろ
    杉山清貴&オメガトライブ[注釈 1]のパロディ(2番の歌詞に「Car Radioに流れた オメガトライブ 遠いあの日の Love Song」とあることから)。
  3. 老人よ
    (作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、コーラス編曲:高田弘)
  4. ENDLESS NIGHT―ほっといてくれ―
    (作詞:久保田憲伸、作曲:久保田利伸、編曲:武部聡志・杉山卓夫)
    木梨ソロ曲。久保田憲伸は、言うまでもなく木梨のペンネーム。
    編曲の武部と杉山は、久保田の1枚目のアルバムに参加している。
  5. 迷惑でしょうが…
    (作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利)
    1987年4月5日にシングル・カット。
  6. ホテル「アルゼンチン」
    (作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、弦編曲:高田弘)
    ラブホテルを訪れたカップルの様子を歌ったもの。歌詞の中にうなぎパイ落書き帳が出てくる。
  7. 人情岬
    (作詞:秋元康、作曲:後藤次利、編曲:高田弘)
  8. マスカレードパーティー
    (作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利)
    日本テレビ系列コラーッ!とんねるず』第2期テーマソング。曲調は少年隊のパロディとされている。
  9. この瞬間(とき)から今…
    (作詞:石橋貴明、作曲:玉置浩二、編曲:武部聡志・杉山卓夫)
    石橋ソロ曲。

脚注

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注釈

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  1. ^ 1985年12月に解散。リード・ヴォーカルの杉山清貴翌年ソロに転向し、『最後のHoly Night』などのヒット曲を残す。