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キイロネクイハムシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キイロネクイハムシ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目 Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : ハムシ上科 Chrysomeloidea
: ハムシ科 Chrysomelidae
亜科 : ネクイハムシ亜科 Donaciinae
: キイロネクイハムシ属 Macroplea
: キイロネクイハムシ M. japana
学名
Macroplea japana
(Jacoby, 1885)
シノニム

Haemonia japana Jacoby, 1885
Macroplea mutica japana Kimoto, 1984

和名
キイロネクイハムシ

キイロネクイハムシ(Macroplea japana)はハムシ科昆虫の1つ。 ハムシ科キイロネクイハムシ属[1]の1種で日本固有種[2]

同じ属のキタキイロネクイハムシ(M. mutica)の亜種に分類されることもある[1]

特徴

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体長は4.2~4.5mm[1]

生態

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生息地は平地または山裾の池や沼で、スゲ類を食草とする[2]

分布

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中国東部、ロシア沿海州などで見られる。

かつては本州九州沖縄に知られており、環境省第4次レッドリストによれば日本では絶滅したとみられていた[2][3]

しかし、2022年7月14日、滋賀県琵琶湖で発見したと、京都大学加藤真教授(生態学)らが発表した [4]。これまで1962年に福岡市香椎で採集された1頭が日本での最後の記録だったので[1]、 国内で確認されるのは60年ぶりとなる[4]

脚注

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  1. ^ a b c d 種の解説 キイロネクイハムシ”. 福岡県レッドデータブック. 2022年7月14日閲覧。
  2. ^ a b c 平凡社百科事典マイペディア. “キイロネクイハムシ”. コトバンク. 2022年7月14日閲覧。
  3. ^ キイロネクイハムシ”. 環境省生物多様性センター. 2022年7月24日閲覧。
  4. ^ a b 「絶滅」の昆虫、琵琶湖で発見 国内での確認は60年ぶり”. 東京新聞 TOKYO Web. 2022年7月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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