カラス (魚)
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カラス | ||||||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Takifugu chinensis (Abe, 1949) | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
カラス | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Eyespot Puffer |
カラス(学名:Takifugu chinensis)は、フグ目フグ科に属する魚類。別名はカラスフグ、ナメラフグなど。
分布
[編集]特徴
[編集]体長は50cm[2]。トラフグに似ているが、しりびれは黒い[2]。腹と背は小さな棘に覆われている[2]。水深50 - 100mに生息する。
利用
[編集]カラスはトラフグ、ショウサイフグ、マフグに並ぶ、日本で最も食用とされているフグの一種である。トラフグと比べて味と値段は劣るものの、代用として料理に使用される。トラフグと同様に、肝臓と卵巣には強い毒をもつ。筋肉・皮膚・精巣は無毒。
トラフグとは異なり、養殖はほとんど行われていない。
保全状況評価
[編集]乱獲により個体数は減少傾向にある。過去40年で全世界の個体数が99.99%減少したと推定されている[1]。九州西岸の漁獲量は、1969年は年間3600トンだったが、その後減少を続け、1999年には年間100トンにまで急落した[3]。
2014年11月に国際自然保護連合のレッドリストにおいて絶滅危惧IA類に指定された[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 多紀保彦・河野博・坂本一男・細谷和海『新訂 原色魚類大圖鑑 圖鑑編』北隆館、2005年12月15日。ISBN 4-8326-0820-7。
- 山田梅芳・時村宗春・堀川博史・中坊徹次『東シナ海・黄海の魚類誌』東海大学出版、2007年7月3日。ISBN 978-4-486-01740-0。