オービック
オービック東京本社(東京都中央区京橋) | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒104-8328 東京都中央区京橋二丁目4番15号 |
設立 |
1968年(昭和43年)4月8日 (株式会社大阪ビジネス) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8010001039574 |
事業内容 |
システムインテグレーション事業 システムサポート事業 オフィスオートメーション事業 |
代表者 |
野田順弘(代表取締役会長/CEO) 橘昇一(代表取締役社長/COO) |
資本金 | 191億7880万円 |
売上高 |
連結:838億62百万円 単独:747億20百万円 (2021年3月期) |
営業利益 |
連結:480億77百万円 単独:465億74百万円 (2021年3月期) |
純利益 |
連結:380億01百万円 単独:350億05百万円 (2021年3月期) |
総資産 |
連結:2982億57百万円 単独:2441億89百万円 (2021年3月期) |
従業員数 |
連結:2,049人、単独:1,854人 (2021年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | EY新日本有限責任監査法人 |
主要株主 |
株式会社ノダ・マネジメント19.00% 株式会社日本カストディ銀行 11.46% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社10.03% JP MORGAN CHASE BANK 385632 3.92% 野田順弘[2] 3.23% 野田みづき[3] 3.12% SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT 2.52% STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 1.89% STATE STREET BANK WEST CLIENT-TREATY 505234 1.52% NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS 1.36% (2021年3月31日現在) |
主要子会社 | 株式会社オービックオフィスオートメーション 100% |
関係する人物 | 野田順弘(創業者) |
外部リンク | https://www.obic.co.jp/ |
株式会社オービック(英: OBIC Co., LTD.)は、東京都中央区京橋に本社を置く独立系のシステムインテグレーター企業である。主力製品は、会計・人事・給与・販売・管理・生産等(ERP)の各業務を横断する統合業務ソフトウェア「OBIC7」シリーズ。
概要
[編集]1968年(昭和43年)創業。東京証券取引所プライム市場に上場(証券コード:4684)。JPX日経400、日経300、日経J1000構成銘柄[4]。社名は「Organization for Business Innovation and Communication」に由来する。
コンサルティングからハードウェア選定、ネットワーク環境構築、システム開発、導入時教育といった情報システムの導入のみにとどまらず、導入後の運用サポート、サプライ品の供給、法改正に関する情報提供などを含めて一貫して行う「ワンストップ・ソリューション・サービス」により非常に高い利益率を誇る[5]。2019年度の営業利益率は53.7%(有価証券報告書2020年3月期)である。また、自己資本比率は90%を超え(有価証券報告書2020年3月期)、無借金経営を続けており財務体質が良い。
オービックが提供する「統合業務ソフトウェアOBIC7シリーズ」は、ERP累計導入社数18年連続No.1の実績を達成し、20,000社以上のシステム構築・業務改善を手がけている[6]。近年はクラウド事業に注力しており、自社運営のクラウドセンターを活用し、システムの短期導入・早期稼働のほか、グループ全体の最適化を迅速かつ安定的に提供している[7]。
創業当初は中古会計機やコンピュータの販売事業を行っており、かつては「コンピュータのオービック」と称していた。2005年(平成17年)登記上の本店を東京へ移しはしたが、現在も大阪の事務所を「大阪本社」と呼称している。
また、経済産業省によって2021年から2024年度に健康経営優良法人に認定されている[8][9]。
なお、「奉行シリーズ」の開発・販売を行うオービックビジネスコンサルタントはオービックの持分法適用関連会社である。
沿革
[編集]- 1968年(昭和43年)4月 - 株式会社大阪ビジネスを大阪市西区阿波座南通に設立。
- 1969年(昭和44年)5月 - 大阪市東区常盤町に本店を移転。
- 1971年(昭和46年)11月 - 東京支店(現:東京本社)開設。
- 1972年(昭和47年)8月 - 株式会社オービーシステム設立。
- 1973年(昭和48年)12月 - 名古屋支店開設。
- 1974年(昭和49年)1月 - 株式会社オービックに商号変更。大阪市南区塩町通に本店を移転。
- 1976年(昭和51年)1月 - 東京、大阪2本社制実施。福岡支店開設。
- 1979年(昭和54年)11月 - 大阪市南区順慶町通に本店を移転。株式会社オービックオフィスオートメーション設立。
- 1980年(昭和55年)
- 8月 - 自社ブランドのオフコン「OFFICE80」を開発。
- 12月 - 株式会社オービックビジネスコンサルタント設立。
- 1981年(昭和56年)9月 - 株式会社オービックビジネスソリューション設立。
- 1982年(昭和57年)2月 - 大阪市南区南船場に住所表記を変更(住居表示の実施による)。
- 1989年(平成元年)2月 - 大阪市中央区南船場に住所表記を変更(合区実施による)。
- 1996年(平成8年)9月 - 東京都中央区日本橋本町に本店を移転。
- 1998年(平成10年)12月 - 東京証券取引所第2部に上場。
- 2000年(平成12年)3月 - 東証1部に指定。
- 2005年(平成17年)1月 - 東京都中央区京橋に本店を移転。
- 2012年(平成24年)10月 - 完全子会社のオービックシステムエンジニアリング、オービックビジネスソリューションを吸収合併。
- 2013年(平成25年)4月 - オービッククラウドの提供開始。
- 2014年(平成26年)1月 - オービックシーガルズ 4年連続で日本一の栄冠に輝く。
- 2017年(平成29年)
- 5月 - オービック御堂筋ビル着工。
- 12月 - 東京トレーニングセンター開設。
- 2018年(平成30年)
- 1月 - 新サポートセンター開設。
- 3月 - 「OBIC7シリーズ」累計導入社数2万社突破、16年連続No.1を獲得。
- 5月 - 新クラウドセンター開設。
- 12月 - 「OBIC7シリーズ」累計導入社数2万社突破、17年連続No.1を獲得。
- 2020年(令和2年)
- 1月 - オービック御堂筋ビル竣工(大阪市中央区平野町)
- 2月 - オービッククラウドアカデミー大阪 開設
主な製品
[編集]OBIC7業務・部門ソリューション
[編集]- 会計情報システム
- 財務部門向けソリューション
- 人事情報システム
- 給与情報システム
- 就業情報システム
- 販売情報システム
- 生産情報システム
- クラウドソリューション
- OBIC7 連携ソリューション
OBIC7業種別ソリューション
[編集]- 金融機関 OBIC7 Financial
- 卸・物流
- 小売
- サービス業
- 不動産関連
- 製造・設計
- 建設工事
- 各種業種・業務
組織
[編集]事業部
[編集]- システムインテグレーション事業
- システムサポート事業
- オフィスオートメーション事業
事業所
[編集]- 東京本社(東京都中央区)
- 大阪本社(大阪市中央区)
- 横浜支店(横浜市西区)
- 名古屋支店(名古屋市中村区)
- 京都支店(京都市下京区)
- 福岡支店(福岡市博多区)
- 北関東支店(さいたま市大宮区)
- 松本営業所(長野県松本市)
保養所
[編集]- 軽井沢研修センター
- 淡路島研修センター
関連会社
[編集]連結子会社
[編集]- 株式会社オービックオフィスオートメーション
持分法適用会社
[編集]- 株式会社オービーシステム
- 株式会社オービックビジネスコンサルタント
- 株式会社新潟オービックシステムエンジニアリング
平均年齢・勤続年数・年収
[編集](有価証券報告書調べ)
- 2020年3月 36.5歳 13.5年 921.6万円
提供番組
[編集]- 現在
- ワールドビジネスサテライト - テレビ東京系列、2021年12月現在も提供中。
- 過去
- JNNフラッシュニュース - 2009年秋までTBS放送分にて当社が長らくスポンサーを務めていた。
- tvkニュース・天気 - 2000年頃までテレビ神奈川(tvk)の平日(金曜除く)の21:50 - 22:00のスポンサーだった。
関連項目
[編集]- オービックシーガルズ - メインスポンサーとなっているアメリカンフットボールのクラブチーム(社員で構成される実業団チームではない)。
- 青木功 - 当社CMキャラクター。先述「JNNフラッシュニュース」TBS放送分エンディングでは青木のイメージ映像が流れた。
- 二代目若乃花 - 1980年代前半のCMキャラクター。CMナレーションは「横綱の仕事は、お相撲です。」
- 三枝の国盗りゲーム(朝日放送) - 「パソコン賞」を提供。
備考
[編集]- ^ コーポレート・ガバナンスへの取り組み - 株式会社オービック
- ^ 冠名「ダノン」の馬主「ダノックス」のオーナー。ダノンレジェンド、ダノンシャークなど。
- ^ 冠名「ミッキー」の馬主。ミッキークイーン、ミッキーアイルなど。
- ^ “オービック[4684]の株価・株主優待など。”. 日本経済新聞 電子版. 2021年3月23日閲覧。
- ^ “会社情報|オービック”. www.obic.co.jp. 2021年3月23日閲覧。
- ^ “オービックの特長|会社情報|オービック”. www.obic.co.jp. 2021年3月23日閲覧。
- ^ SHIMBUN,LTD, NIKKAN KOGYO. “オービック、クラウドビジネス好調 関連売上高、今期100億円”. 日刊工業新聞電子版. 2021年3月26日閲覧。
- ^ “認定企業一覧 - ACTION!健康経営|ポータルサイト(健康経営優良法人認定制度)”. 経済産業省. 2024年9月11日閲覧。
- ^ “過去の認定企業一覧 - ACTION!健康経営|ポータルサイト(健康経営優良法人認定制度)”. 経済産業省. 2024年9月11日閲覧。