オースティン級ドック型輸送揚陸艦
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オースティン級ドック型輸送揚陸艦 | |
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USS オグデン | |
基本情報 | |
艦種 | ドック型輸送揚陸艦 (LPD) |
命名基準 | 都市名 |
建造所 | ニューヨーク海軍造船所 |
建造費 | 2億3,500万 - 4億1,9000万 USドル |
建造期間 | 1963年 - 1965年 |
就役期間 | 1965年 - 2007年 |
建造数 | 3隻 |
前級 | ローリー級 |
次級 | クリーブランド級 |
要目 | |
軽荷排水量 | 9,201 t |
満載排水量 | 16,918 t |
全長 | 171 m |
最大幅 | 25.2 m |
吃水 | 6.7 m |
主機 | 蒸気タービン×2基 |
推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 24,000 hp×2 |
速力 | 最大21ノット (39 km/h) |
乗員 |
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兵装 |
→ファランクスCIWS×2基 |
搭載機 | CH-46×6機 |
オースティン級ドック型輸送揚陸艦(オースティンきゅうドックがたゆそうようりくかん、Austin class amphibious transport dock)は、アメリカ海軍のドック型輸送揚陸艦。
概要
[編集]本級はローリー級に次いで建造されたドック型輸送揚陸艦であり、いくつかの資料では次のクリーヴランド級、トレントン級を同一の艦級として分類している。ドック型揚陸艦よりも貨物輸送能力を重視し、艦尾のウェルドック部を縮小し貨物積載スペースを確保している。
本級はローリー級の大幅な拡大型であり、幅は変わらず、ドック部の大きさもおなじであるものの、全長は15m延長された。艦の概要は変わらず、前部に艦橋構造物があり、後部にはヘリコプター甲板がある。「オースティン」にはヘリコプターの格納庫はないが、「オグデン」と「ダルース」には、伸縮式の格納庫が設置された。
このほか、右舷に揚陸作業用クレーンを要している。新造時は艦橋前方に自衛用として3インチ連装砲2基を有していたが、後に撤去され、CIWSに更新された。
3隻とも2005年から2007年にかけて退役した。
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オースティン
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ダルース
同型艦
[編集]艦番号 | 艦名 | 建造所 | 起工 | 進水 | 就役 | 退役 |
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LPD-4 | オースティン USS Austin |
ニューヨーク海軍造船所 | 1963年 2月4日 |
1964年 6月27日 |
1965年 2月6日 |
2006年 9月27日 |
LPD-5 | オグデン USS Ogden |
1963年 2月4日 |
1964年 6月27日 |
1965年 6月19日 |
2007年 2月21日 | |
LPD-6 | ダルース USS Duluth |
1963年 12月18日 |
1965年 8月14日 |
1965年 12月18日 |
2005年 10月13日 |
参考文献
[編集]- アメリカ揚陸艦史 世界の艦船 2007年1月号増刊 海人社 EAN 4910056040171