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オニク属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オニク属
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク上類 Superasterids
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : シソ類 Lamiids
: シソ目 Lamiales
: ハマウツボ科 Orobanchaceae
: オニク属 Boschniakia
学名
Boschniakia C.A.Mey. ex Bong. (1832)[1]
タイプ種
Boschniakia glabra C.A.Mey. ex Bong.[1]
和名
オニク属
  • 本文参照

オニク属Boschniakia C.A.Mey. ex Bong. (1832))は、ハマウツボ科葉緑素を欠く完全な寄生植物[1][2]

特徴

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は円柱形で多肉質、は退化し、厚い狭三角形の鱗片葉に密に覆われる。は濃紫色で、穂状花序に多数つき、花冠の筒部は太く、上唇は下唇よりいちじるしく長い。は杯状で不ぞろいに切れ込む。雄蕊は4個、雌蕊は1個あり、花柱の先は2裂する。果実蒴果となる。東アジア北アメリカの寒帯に1種のみ知られる。ハンノキ属の根に寄生する[2]

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名前の由来

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属名 Boschniakia は、ロシアの植物学者、A.K.Boschniakiロシア語版 への献名[4]

脚注

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  1. ^ a b c Boschniakia C.A. Mey. ex Bong., Tropicos
  2. ^ a b 藤井紀行 (2017)『改訂新版 日本の野生植物 5』「ハマウツボ科」pp.149-150
  3. ^ オニク 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  4. ^ 『新分類 牧野日本植物図鑑』p.1451

参考文献

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