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オオオカメコオロギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オオオカメコオロギ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: バッタ目(直翅目) Orthoptera
亜目 : キリギリス亜目(剣弁亜目) Ensifera
上科 : コオロギ上科 Grylloidea
: コオロギ科 Gryllidae
亜科 : コオロギ亜科 Gryllinae
: オカメコオロギ属 Loxoblemmus
: オオオカメコオロギ
L. magnatus
学名
Loxoblemmus magnatus
Matuura ,1985

オオオカメコオロギ(大阿亀蟋蟀、Loxoblemmus magnatus )は、バッタ目(直翅目)コオロギ科コオロギの一種。

分布

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日本本州四国九州固有種

形態

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体長は、オスが17-21mm、メスが17-20mm[1]。オスの触角第一節には、突起が無い[1]

生態

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膝高ほどの草地に生息する。出現期は7-10月。

雑食性、植物や小動物の死骸などを食べる。鳴き声はタタタタタ…と、ミツカドコオロギに似る声で低く柔らかく鳴く。卵で越冬する。

人間との関係

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近年生育地が開発されるなどし、個体数が減少している。10の県で絶滅危惧種に指定されている。

脚注

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  1. ^ a b バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑(2011)

参考文献

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  • 村井貴史、伊藤ふくお『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』日本直翅類学会 監修、北海道大学出版会、2011年、247頁。ISBN 978-4-8329-1394-3