エスキモーコシャクシギ
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エスキモーコシャクシギ | |||||||||||||||||||||||||||
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エスキモーコシャクシギ Numenius borealis
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Numenius borealis (Forster, 1772) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
エスキモーコシャクシギ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Eskimo curlew |
エスキモーコシャクシギ(Numenius borealis)は、チドリ目シギ科ダイシャクシギ属に分類される鳥類。
分布
[編集]以前は夏季にカナダで繁殖し、冬季になるとアルゼンチンやチリへ南下し越冬していた。
形態
[編集]全長29-34cm。翼開張81-85cm。上面は濃褐色、下面は淡黄色の羽毛で覆われる。静止時には翼の先端が尾羽の先端よりも後方にある。
嘴は下方へ湾曲する。後肢は短い。
生態
[編集]非繁殖期にはパンパスに生息し、渡りの途中では草原(プレーリー、ヒース)、岩礁海岸、干潟にも生息する。大規模な群れを形成し生活する。
食性は雑食で、昆虫、貝類、ゴカイ、果実(ガンコウラン)などを食べる。
ツンドラに巣を作り、5-8月に1回に4個の卵を産む。
人間との関係
[編集]開発による生息地の破壊、乱獲などにより生息数は激減している。近年はまれに不確実な目撃例があるのみで、確実な繁殖地や越冬地も不明。1992年における生息数は約50羽と推定されている。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2000年、195頁。
- 『絶滅危惧動物百科6 サイ(スマトラサイ)―セジマミソサザイ』 財団法人自然環境研究センター監訳、朝倉書店、2008年、28-29頁。
外部リンク
[編集]- CITES homepage
- IUCN Red List - Home Page -
- BirdLife International 2008. Numenius borealis. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.1.