コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ウェス・フェリックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウェス・フェリックス Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム ポール・ウェス・フェリックス
ラテン文字 Paul Wesley Felix
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 100m, 200m
大学 アメリカ合衆国の旗 南カリフォルニア大学
生年月日 (1983-07-21) 1983年7月21日(41歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 カリフォルニア州ロサンゼルス
身長 183cm
体重 73kg
自己ベスト
50m 5秒98 (2002年)
100m 10秒23 (2005年)
200m 20秒43 (2004年)
獲得メダル
陸上競技
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
北中米カリブU23選手権
2004 シェルブルック 4x100mR
世界ジュニア選手権
2002 キングストン 4x100mR
2002 キングストン 200m
編集 テンプレートのヘルプを表示する

ポール・ウェス・フェリックスPaul Wesley Felix1983年7月21日 ‐ )は、アメリカ合衆国ロサンゼルス出身で短距離走が専門の元陸上競技選手。2002年世界ジュニア選手権男子4×100mリレーの金メダリストであり、同種目の元ジュニア世界記録保持者である。妹はオリンピックで4個、世界選手権で9個の金メダルを獲得しているアリソン・フェリックス

経歴

[編集]

2001年、全米ジュニア選手権男子100m決勝を10秒85(-0.7)で制した[1]

2002年6月、全米ジュニア選手権男子200m決勝で21秒57(-4.2)をマークし、ルビン・ウィリアムズ(21秒61)やアイボリー・ウィリアムズ(21秒65)を破り優勝した[2]

2002年7月、キングストンで開催された世界ジュニア選手権(現・世界U20選手権)に出場すると、男子200m決勝で20秒82(+0.9)の自己ベスト(当時)をマークし、ウサイン・ボルト(20秒61)、ブレンダン・クリスチャン(20秒74)に次いで銅メダルを獲得した[3]。男子4×100mリレーではアメリカチームの2走を務め、決勝で38秒92のジュニア世界記録(当時)を樹立しての金メダル獲得に貢献した[4]

2004年7-8月、シェルブルックで開催された北中米カリブU23選手権英語版に出場すると、男子100mは決勝で10秒47(+0.1)の4位に終わり、3位とは0秒07差でメダルを逃した。男子4×100mリレーでは1走を務め、39秒03をマークしての金メダル獲得に貢献した[5]

現在はアリソン・フェリックスエージェントを務める[6]

自己ベスト

[編集]

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒23 (+1.5) 2005年4月30日 アメリカ合衆国の旗 ロサンゼルス
200m 20秒43 (0.0) 2004年5月15日 アメリカ合衆国の旗 ツーソン
室内
50m 5秒98 2002年2月23日 アメリカ合衆国の旗 ロサンゼルス
55m 6秒37 2003年2月15日 アメリカ合衆国の旗 ロサンゼルス

主要大会成績

[編集]

備考欄の記録は当時のもの

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2002 世界ジュニア選手権 ジャマイカの旗 キングストン 200m 3位 20秒82 (+0.9) 自己ベスト
4x100mR 優勝 38秒92 (2走) ジュニア世界記録
2004 北中米カリブU23選手権 (en カナダの旗 シェルブルック 100m 4位 10秒47 (+0.1)
4x100mR 優勝 39秒03 (1走)

脚注

[編集]
  1. ^ 全米ジュニア選手権男子100m歴代優勝者”. 全米陸上競技連盟. 2016年4月16日閲覧。
  2. ^ 2002年全米ジュニア選手権男子200m決勝リザルト”. 全米陸上競技連盟 (2011年5月16日). 2016年4月11日閲覧。
  3. ^ 2002年世界ジュニア選手権男子200m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年4月11日閲覧。
  4. ^ 2002年世界ジュニア選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年4月11日閲覧。
  5. ^ 2004年北中米カリブU23選手権フルリザルト”. AthleCAC. 2016年4月11日閲覧。
  6. ^ Allyson Felix”. 全米陸上競技連盟 (2016年4月11日). 2016年4月11日閲覧。

外部リンク

[編集]