イーゴリ・ジューコフ
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イーゴリ・ミハイロヴィチ・ジューコフ | |
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生誕 | 1936年8月31日 |
出身地 | ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、ニジニ・ノヴゴロド |
死没 | 2018年1月26日(81歳没) |
学歴 | モスクワ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト、指揮者 |
担当楽器 | ピアノ |
イーゴリ・ミハイロヴィチ・ジューコフ(ロシア語: И́горь Миха́йлович Жу́ков, ラテン文字転写: Igor Mikhailovich Zhukov、1936年8月31日 - 2018年1月26日)は、ソビエト連邦、ロシアのピアニスト、指揮者、レコーディング・エンジニア。
経歴
[編集]ニジニ・ノヴゴロドに生まれるが、翌年、家族に連れられモスクワに移る。4年後に、第二次世界大戦中の戦乱を避けてキーロフ(ヴャートカ)に疎開せざるを得なくなる。戦後にモスクワへ戻り、1955年よりモスクワ音楽院に学ぶ。当初はエミール・ギレリスに、その後ゲンリフ・ネイガウスに師事した。パリのロン=ティボー国際コンクールで第2位に入賞した後、1960年に音楽院を卒業する。
ジューコフは、数多くの録音を発表しており、中でも2度にわたるスクリャービンのピアノ・ソナタ全集は名高い。録音技術そのものにも情熱を持って関心を寄せており、「私は録音技師のなかで最高のピアニストなのであり、ピアニストのなかで最高の録音技師なのだ」と発言したことがある。
ピアニストとしての活動以外では、モスクワ室内管弦楽団を率いて、1994年に引退するまで指揮者として活動した。また室内楽奏者としては、ヴァイオリニストのグリゴリー・フェイギンやチェリストのヴァレンティン・フェイギンとともに、1963年にジューコフ・ピアノ三重奏団を結成し、1980年まで古今の幅広いレパートリーによって演奏・録音に取り組んだ。
外部リンク
[編集]- Igor Zhukov plays Scriabin : Sonata no. 4 op. 30
- Igor Zhukov plays Medtner Sonata in G minor Op.22 (2/2)
脚注
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