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インド鉄道WAP1形電気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インド鉄道WAP-1形交流電気機関車
22071号機
22071号機
基本情報
製造所 チッタランジャン機関車工場英語版
製造年 1980年 - 1996年
製造数 77両
主要諸元
軸配置 Co-Co
軌間 1,676mm
電気方式 交流 25,000V、単相50Hz
全長 18,794mm
全幅 3,000mm
全高 4,235mm(パンタグラフ含)
自重 108.3t
車輪径 1,092mm
主電動機 TAO-659
歯車比 58:21
制動装置 空気ブレーキ真空ブレーキ
最高運転速度 120km/h
設計最高速度 130km/h
定格出力 2,765kw
最大引張力 22.4t
定格引張力 13.8t
備考 数値は[1][2][3]に基づく。
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インド鉄道WAP1形交流電気機関車(インドてつどうWAP1がたこうりゅうでんききかんしゃ)は、インド鉄道(Indian Railways)が所有する交流電気機関車1980年から1996年まで製造が行われた[4]

概要・運用

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ラージダーニー急行などの速達列車用に開発された、インドの交流電気機関車初の旅客用機関車。貨客両用機関車であるWAM4形を基礎としながらも、車体は台形状の側面を有する流線形となり、歯車比も客車荷物車郵便車の牽引に適したものに変更されている。車輪についても、WAM4形で採用されたアメリカン・ロコモティブ製のものではなく、インド鉄道で独自に開発されたものを採用した[4]

単機で最大19両の客車を牽引する性能を有していたが、その後の旅客列車の長編成化に伴いより強力かつ高速の電気機関車が求められるようになった。その結果、WAP3形などの試作機を経て、改良型のWAP4形が製造される事となった[4]

2011年4月現在、ガーズィヤーバード車庫に42両、アラコナム英語版車庫に22両が配置されている[5]

なお、形式名の「WAP」は、「広軌向け(W)交流(A)旅客用(P)電気機関車」と言う意味である[6]

ギャラリー

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脚注

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参考資料

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  • 石田周二、笠井健次郎『交通ブックス 124 電気機関車とディーゼル機関車』成山堂書店、2015年6月。ISBN 978-4-425-76231-6