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イダリス・オルティス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イダリス・オルティス
基本情報
ラテン文字 Idalys Ortiz Bocourt
 キューバ
生年月日 (1989-09-27) 1989年9月27日(35歳)
身長 173cm
選手情報
階級 女子78kg超級
JudoInside.comの詳細情報
獲得メダル
 キューバ
柔道
オリンピック
2012 ロンドン 78kg超級
2016 リオデジャネイロ 78kg超級
2020 東京 78kg超級
2008 北京 78kg超級
世界柔道選手権
2013 リオデジャネイロ 78kg超級
2014 チェリャビンスク 78kg超級
2018 バクー 78㎏超級
2019 東京 78kg超級
2009 ロッテルダム 78kg超級
2010 東京 78kg超級
2015 アスタナ 78kg超級
2017 マラケシュ 無差別
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イダリス・オルティス・ボクールスペイン語: Idalys Ortiz Bocourt1989年9月27日 - )は、キューバピナール・デル・リオ出身の女子柔道家。身長173cm、体重102kg[1][2]

来歴

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2008年の北京オリンピックでは銅メダルを獲得すると[1]、その後は2009年と2010年の世界選手権でも銅メダルを獲得している。2012年7月のロンドンオリンピックでは準決勝で優勝候補だった中国佟文を有効で破ると、決勝でも日本杉本美香と対戦して3-0の判定で勝利し金メダルを獲得している[1]。 2013年の世界選手権では決勝で地元ブラジルマリア・アルテマンと対戦し、合技で破り優勝を飾った[3]。2014年の世界選手権では決勝でブラジルのアルテマンと再戦し裏投げで破って2連覇を達成[4][5]、2015年にはパンアメリカン競技大会で2連覇を果たしている。世界選手権では準々決勝で日本の田知本愛に敗れるが、その後敗者復活戦を勝ち上がって3位となった[6]。2016年にはパンナム選手権で優勝すると、ワールドマスターズでも優勝を飾っている[7]リオデジャネイロオリンピックでは準決勝で日本の山部佳苗と対戦し有効で破った。決勝ではフランスエミリ・アンデオルと対戦してGSに入ってから横四方固で敗れ、オリンピック連覇はならなかったものの銀メダルを獲得している[2][8]。2017年11月には1年3か月ぶりの国際大会となる世界選手権(無差別)に出場するも、準決勝で日本の朝比奈沙羅縦四方固で敗れて3位にとどまった[2][9]。2018年の世界選手権では決勝で朝比奈に反則負けを喫して2位だった[2][10]グランドスラム・大阪では決勝で日本の素根輝に反則勝ちして優勝するが、ワールドマスターズでは決勝で素根に反則負けして2位だった[11]。なお、2018年には5度目となる世界ランキングの年間1位になった[12]。2019年のグランドスラム・パリグランドスラム・デュッセルドルフで優勝すると、パンアメリカン競技大会では3連覇を達成した[2]東京で開催された世界選手権では決勝で素根に8分以上の戦いの末に反則負けを喫して2位だった[13]グランドスラム・大阪でも決勝で素根の技ありで敗れて2位に終わった[14]。2021年の世界選手権では準決勝で朝比奈の技ありで敗れると、3位決定戦でもブラジルのアルテマンとの18度目の対戦で初めて敗れ、5位にとどまった[15]。7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは準決勝でフランスのロマヌ・ディッコを技ありで破ると、決勝では素根に反則負けして2位だったがオリンピックでは4つ目のメダルとなる銀メダルを獲得した[16]。オリンピック以来の国際大会出場となった2022年7月のグランドスラム・ブダペストでは、決勝で冨田若春に反則負けを喫して2位だった[17]。2023年のパンアメリカン競技大会では4連覇を達成した[2]。5度目のオリンピックとなった2024年のパリオリンピックでは2回戦で敗れた[18]


IJF世界ランキングは1333ポイント獲得で28位となっている(24/4/22現在)[19]

その他

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2013年のグランドスラム東京参加前に来日し、日本のコメディアン(ずんのやすつぶやきシロー、オテンキのり)と柔道対決をする企画が行われ、オテンキのりとの対戦で敗北した(判定)。[20]

戦績

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(階級表記のない大会は全て78kg超級での成績)

(出典[2]、JudoInside.com)

脚注

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外部リンク

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