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イソブチルアミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イソブチルアミン
Isobutylamine
識別情報
CAS登録番号 78-81-9 チェック
ChemSpider 6310 チェック
特性
化学式 C4H11N
モル質量 73.14 g/mol
外観 無色の液体
匂い アンモニア臭[1]
密度 0.736 g/cm3、液体
融点

-85℃[2]

沸点

68-69℃[2]

への溶解度 混和
粘度 0.5 mPa.s (20℃)
危険性
安全データシート(外部リンク) External MSDS
EU分類 環境に対する危険性 (N); 引火性 (F+); 有害性 (Xn)
Rフレーズ R11 R35 R20 R21 R22
Sフレーズ S3 S16 S26 S29 S45 S36 S37 S39
引火点 -9 ℃[2]
関連する物質
関連物質 n-ブチルアミン
sec-ブチルアミン
tert-ブチルアミン
ブタン
2-メチル-1-プロパノール
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

イソブチルアミン: Isobutylamine)は、化学式C4H11Nで表される脂肪族アミンの一種。

生成

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アンモニア水素イソプロパノールとの反応で生じる[3]。天然には、一部の植物や藻類により自然発生する[4]

用途

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有機合成化学や、殺虫剤の原料となる[4]

安全性

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日本の消防法では第4類危険物第1石油類に分類される[1]。空気との混合により爆発性の気体を生じる。水溶液はアルカリ性を示す。眼、皮膚、気道に対して腐食性があり、吸入すると肺水腫を起こすことがある[2]ニトロソ化反応を促進し、発癌物質を生成することがある[5]

脚注

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  1. ^ a b 神戸海難防止研究会 (PDF)
  2. ^ a b c d 国際化学物質安全性カード
  3. ^ XVII. METHYLAMINE (fischer-tropsch)
  4. ^ a b Philip Hall Howard, Handbook of Environmental Fate and Exposure Data for Organic Chemicals, ISBN 0-87371-204-8.
  5. ^ Record of CAS RN 78-81-9 労働安全衛生研究所(IFA)英語版発行のGESTIS物質データベース, accessed on 10. Oktober 2009