イソブチルアミン
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イソブチルアミン Isobutylamine | |
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isobutylamine | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 78-81-9 |
ChemSpider | 6310 |
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特性 | |
化学式 | C4H11N |
モル質量 | 73.14 g/mol |
外観 | 無色の液体 |
匂い | アンモニア臭[1] |
密度 | 0.736 g/cm3、液体 |
融点 |
-85℃[2] |
沸点 |
68-69℃[2] |
水への溶解度 | 混和 |
粘度 | 0.5 mPa.s (20℃) |
危険性 | |
安全データシート(外部リンク) | External MSDS |
EU分類 | 環境に対する危険性 (N); 引火性 (F+); 有害性 (Xn) |
Rフレーズ | R11 R35 R20 R21 R22 |
Sフレーズ | S3 S16 S26 S29 S45 S36 S37 S39 |
引火点 | -9 ℃[2] |
関連する物質 | |
関連物質 | n-ブチルアミン sec-ブチルアミン tert-ブチルアミン ブタン 2-メチル-1-プロパノール |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
イソブチルアミン(英: Isobutylamine)は、化学式C4H11Nで表される脂肪族アミンの一種。
生成
[編集]アンモニアと水素とイソプロパノールとの反応で生じる[3]。天然には、一部の植物や藻類により自然発生する[4]。
用途
[編集]安全性
[編集]日本の消防法では第4類危険物第1石油類に分類される[1]。空気との混合により爆発性の気体を生じる。水溶液はアルカリ性を示す。眼、皮膚、気道に対して腐食性があり、吸入すると肺水腫を起こすことがある[2]。ニトロソ化反応を促進し、発癌物質を生成することがある[5]。
脚注
[編集]- ^ a b 神戸海難防止研究会 (PDF)
- ^ a b c d 国際化学物質安全性カード
- ^ XVII. METHYLAMINE (fischer-tropsch)
- ^ a b Philip Hall Howard, Handbook of Environmental Fate and Exposure Data for Organic Chemicals, ISBN 0-87371-204-8.
- ^ Record of CAS RN 78-81-9 労働安全衛生研究所(IFA)発行のGESTIS物質データベース, accessed on 10. Oktober 2009