イギリス国鉄166形気動車
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イギリス国鉄166形気動車 | |
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166208編成 | |
基本情報 | |
製造所 | ABB |
製造年 | 1992年 - 1993年 |
製造数 | 21編成 |
主要諸元 | |
編成 | 3両編成 |
軌間 | 1,435 mm |
最高速度 | 145 km/h |
長さ |
23.50 m (先頭車) 23.36 m (中間車) |
動力伝達方式 | 液体式 |
機関 | パーキンス 2006-TWH |
機関出力 | 350 HP |
166形(Class 166)は、1992年に登場したイギリス国鉄の気動車の形式である。「ネットワーカー・ターボ・エクスプレス」の愛称があり、ロンドン・パディントン駅からのグレート・ウェスタン本線系統の近郊・長距離速達列車に投入された。
概要
[編集]1990年登場の165形「ネットワーク・ターボ」の改良型となる形式であり、1992年から1993年にかけて3両編成21本が製造された。165形と比較して、空調装置の搭載、トイレを1編成あたり1箇所から2箇所への増加など、より長距離輸送に強化した設備を有している[1]。
運用
[編集]国鉄時代はネットワーク・サウスイーストに所属し、民営化後の2017年現在はグレート・ウェスタン・レールウェイが運用している。登場以来長らくパディントン駅からのグレート・ウェスタン本線系統で運用されていたが、2017年のパディントン駅近郊区間の電化に伴い、166形はブリストル近郊へ順次転出している[2][3]。
脚注
[編集]- ^ Class 165 & 166 - Southern Railway E-Group
- ^ “More Turbos for Bristol area”. Rail Magazine. (2017年11月6日)
- ^ “UK railway news round-up”. Railway Gazette. (2017年7月6日)
外部リンク
[編集]- Class 166 - Angel Trains