コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

鼓滝駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イオンタウン川西から転送)
鼓滝駅
駅全景
つづみがたき
Tsuzumigataki
NS04 鶯の森 (0.8 km)
(0.7 km) 多田 NS06
地図
所在地 兵庫県川西市鼓が滝1-5-1[1]
北緯34度51分17.01秒 東経135度25分5.88秒 / 北緯34.8547250度 東経135.4183000度 / 34.8547250; 135.4183000座標: 北緯34度51分17.01秒 東経135度25分5.88秒 / 北緯34.8547250度 東経135.4183000度 / 34.8547250; 135.4183000
駅番号 NS05
所属事業者 能勢電鉄
所属路線 妙見線
キロ程 3.5 km(川西能勢口起点)
駅構造 地上駅[1]
ホーム 相対式2面2線[1]
乗降人員
-統計年次-
5,413[2]人/日
-2019年-
開業年月日 1913年大正2年)4月13日[1]
備考 無人駅[1]
テンプレートを表示

鼓滝駅(つづみがたきえき)は、兵庫県川西市鼓が滝一丁目にある能勢電鉄妙見線[1]。駅番号はNS05

歴史

[編集]

複線化以前は、当駅から多田駅付近までが旧国道173号との併用軌道となっており、当駅も国道の片隅を間借りしていた。このため妙見線は軌道法による運行上の制約を受けていたが、複線化に伴う線形改良の際に当駅が現在地に移転し、同時に国道173号が移設されたため、軌道法から地方鉄道法に準拠対象を変更することが可能となった。

当駅は1990年代まで「滝駅」と表記されていた。その後も当時の漢字表記の看板がそのまま使われていたが、2006年(平成18年)に更新されている。

年表

[編集]
旧駅舎

駅構造

[編集]

相対式2面2線のホームを持つ地上駅で無人駅[1]。複線化前は、前述の通り併用軌道上に設けられた単式1面1線で、駅舎はなくホーム上に待合室があった。

ホームの川西能勢口駅寄りはトンネル(鼓滝隧道)に接している[1]

駅が現在の位置に移動してから、改札等は川西能勢口行きホーム側に設置され、両ホームの行き来は地下通路にて行っていたが、川西市によりバリアフリー化工事が行われた[7]結果、改札が両ホームに分離された[1]。川西能勢口方面行き側改札口の外側には多機能トイレを含めたトイレが設置されている。なお、従来からの構内地下道も、手摺りが2段式に取り替えられたうえで残されている[1]

ホーム有効長は大型車6両分にまで延長されていたが、スロープ設置に伴いホームが削られた結果、4両編成が止まれる程度に縮まっている。

のりば

[編集]
路線 行先
西側 妙見線 山下妙見口日生中央方面
東側 川西能勢口宝塚梅田方面

※のりば番号は設定されていない。

利用状況

[編集]

川西市統計年鑑[8]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均

乗車人員

2013年 2,845
2014年 2,760
2015年 2,541
2016年 2,554
2017年 2,663
2018年 2,696
2019年 2,733
2020年 2,304
2021年 2,344

駅周辺

[編集]

かつて当地には30mの落差がある滝があり、その滝が鼓のような音を立てていたことから、当駅付近は「鼓滝」と呼ばれていた[1][9]西行鼓ヶ滝の項も参照)。 「鼓ヶ滝」のバス停が、やや離れた場所にある。

イオンタウン川西

[編集]

鼓滝駅より西側の国道173号線に面してるイオンタウンのショッピングセンター。2018年11月23日開業しそれまでは国道173号線はさんだ場所にダイエー川西店が存在したが本施設開業により同月17日に閉店した。主要テナントは以下の通り。

その他の周辺施設

[編集]

隣の駅

[編集]
能勢電鉄
妙見線
特急「日生エクスプレス
通過
普通
鶯の森駅 (NS04) - 鼓滝駅 (NS05) - 多田駅 (NS06)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、145頁。ISBN 9784343006745 
  2. ^ 川西市 統計要覧 令和元年度版 5-4. 能勢電鉄市内各駅の1日の乗降客数
  3. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、16頁。 
  4. ^ a b c 能勢電気軌道株式会社編 『風雪60年』 、1970年、139頁。
  5. ^ 能勢電鉄株式会社編 『能勢電鉄80年史』、1991年、370頁。
  6. ^ a b 鼓滝駅バリアフリー化工事が完成(pdf)[リンク切れ]
  7. ^ 川西市バリアフリー重点整備地区基本構想(第2期基本構想)” (pdf). 川西市. 2011年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月10日閲覧。
  8. ^ 川西市統計年鑑 - 川西市
  9. ^ 能勢電鉄株式会社・鉄道事業部編 『のせでん 昔ギャラリー』、2009年、7頁。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]