ア・ラフ・アウトライン
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『ア・ラフ・アウトライン』 | ||||
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ブルートーンズ の ベストアルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1995年~2003年 | |||
ジャンル |
ロック ポップス | |||
レーベル | ユニバーサル・レコード/スペリアー・クォリティ・レコーディング | |||
ブルートーンズ アルバム 年表 | ||||
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ア・ラフ・アウトライン("A Rough Outline: The Singles & B-Sides 95 - 03")は、イギリスのロックバンドであるブルートーンズのコンピレーション・アルバム。
解説
[編集]1995年の正式なデビューシングル「アー・ユー・ブルー・オア・アー・ユー・ブラインド」から、2003年の「ネバー・ゴーイング・ノーウェア」に収録されたほぼ全てのシングルA面・B面曲が網羅されているため[1]、タイトル通りバンドの「おおまかな全体像」が理解できるアルバムとなっている。
ディスク1はシングルA面集、ディスク2とディスク3はB面集となっており、ディスク3は初回限定となっている。メンバーはB面集として発売するつもりだったが、結局レコード会社の意向でA面集とのセットで三枚組での発売となったという。ちなみに日本盤は発売されなかった。
収録曲
[編集]Disc 1: The Singles
[編集]- アー・ユー・ブルー・オア・アー・ユー・ブラインド - Are You Blue or Are You Blind?
- ブルートニック - Bluetonic
- スライト・リターン - Slight Return
- カット・サム・ラグ - Cut Some Rug
- キャッスル・ロック - Castle Rock
- マーブルヘッド・ジョンソン - Marblehead Johnson
- ソロモン・バイツ・ザ・ウォーム - Solomon Bites the Worm
- イフ - If...
- スリージー・ベッド・トラック - Sleazy Bed Track
- 4デイ・ウィークエンド - 4-Day Weekend
- キープ・ザ・ホーム・ファイアーズ・バーニング - Keep the Home Fires Burning
- オートフィリア - Autophilia (Or How I Learned to Stop Worrying and Love My Car)
- マッドスライド - Mudslide
- アフター・アワーズ - After Hours
- ファスト・ボーイ - Fast Boy
- リキッド・リップス - Liquid Lips
- ネバー・ゴーイング・ノーウェア - Never Going Nowhere
Disc 2: The B-Sides
[編集]- ストリング・アロング - String Along
- コロラド・ビートル - Colorado Beetle
- ネイ・ヘア・オント - Nae Hair On't
- ザ・デヴィル・ビハインド・マイ・スマイル - The Devil Behind My Smile
- ニフキンズ・ブリッジ - Nifkin's Bridge
- シンプル・シングス - The Simple Things
- アイ・ワズ・ア・ティーンエイジ・ジーザス - I Was a Teenage Jesus
- アイ・ウォークト・オール・ナイト - I Walked All Night
- ブルー・シャドウズ - Blue Shadows
- ブルー - Blue
- プリティ・バレリーナ - Pretty Ballerina
- アルマゲドン - Armageddon (Outta Here)
- ザ・フェイヴァリット・サン - The Favourite Son
- ビー・ケアフル・ホワット・ユー・ドリーム - Be Careful What You Dream
- ヴォストーク・オブ・ラヴ - Vostok of Love
- ゼロ・トレランス - Zero Tolerance
- キープ・ザ・ホーム・ファイアーズ・バーニング (USヴァーション) - Keep the Home Fires Burning (U.S. version)
- フォック・ダ・ブレイン・ホール - Fock Da Brain Hole
- グルーヴィー・ルソス - Groovy Roussos
- リバース・カウ・ガール - Reverse Cow Girl
- サファー・イン・サイレンス - Suffer in Silence
- プラム・フェイス - Pram Face
Disc 3: More B-Sides
[編集]- ドリフトウッド - Driftwood
- グラッド・トゥ・シー・ユー・バック・アゲイン - Glad To See Y'Back Again?
- ドント・スタンド・ミー・ダウン - Don't Stand Me Down
- ザ・ウォッチマン - The Watchman
- ザ・バラッド・オブ・マルドゥーン - The Ballad of Muldoon
- ミスター・ソウル - Mr. Soul
- プリーズ・ストップ・トーキング - Please Stop Talking
- ソート・ユード・ビー・トーラー - Thought You'd Be Taller
- イッツ・ア・ボーイ - It's a Boy
- スープ・デ・ジュール - Soup du Jour
- マッドスライド (シャンディー・ウェザー・ヴァージョン) - Mudslide (Shandy Weather version)
- セイル・オン・セイラー - Sail On Sailor
- ウーマン・イン・ラヴ - Woman in Love
- インギマーション - Ingimarsson
- ムーヴ・クローサー - Move Closer
- ビート・オン・ザ・ブラット - Beat on the Brat
- チューギー・モンバッサ - Choogie Monbassa
- パースウェイジョン - Persuasion
- フリーズ・ドライド・ポップ - Freeze Dried Pop (Dumb it Up)
- ザ・ブルートーンズ・ビッグ・スコア - The Bluetones Big Score
- ザッツ・ライフ - That's Life
曲解説
[編集]Disc 1収録曲
[編集]- M6「キャッスル・ロック」は、1995年の初来日の際に、日本で見つけたブルートーンズの海賊版の曲目のクレジットで、「Cut Some Rug」が間違って「Castle Rock」と書いてあるのを、メンバーが面白がって本当に「Castle Rock」という曲を作ってしまったとのこと[2]。ちなみに今回がアルバム初収録。
Disc 2収録曲
[編集]- M3「ネイ・ヘア・オント」は"No Hair On Top"の意、つまり老いていくことについて歌った曲だという。
- M8「アイ・ウォークト・オール・ナイト」は、カントリーミュージシャンのハーガス・ロビンス作のカバー。
- M9「ブルー・シャドウズ」は、映画「サボテン・ブラザース」挿入歌(ランディ・ニューマン作)のカバー曲。
- M10「ブルー」は、ザ・レイン・パレードのカバー。
- M11「プリティ・バレリーナ」は、レフト・バンクのカバー。
- M12「アルマゲドン」には、バンドと親交のあるコメディアンのマット・ルーカスが参加している。
Disc 3収録曲
[編集]- M6「ミスター・ソウル」は、バッファロー・スプリングフィールドのカバー。
- M10「スープ・デ・ジュール」は、エズ・チェスターズがボーカルをとる唯一の曲。フランス語で歌われている。
- M12「セイル・オン・セイラー」は、ビーチ・ボーイズのカバー。
- M13「ウーマン・イン・ラヴ」は、バーブラ・ストライサンドのカバー。
- M15「ムーヴ・クローサー」は、フィリス・ネルソンのカバー。ボーカルの回転数を落としている。
- M16「ビート・オン・ザ・ブラット」は、ラモーンズのカバー。
- M21「ザッツ・ライフ」は、フランク・シナトラのカバー。