コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アントニオ・デカロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アントニオ・デカロ
Antonio Decaro
生年月日 (1970-07-17) 1970年7月17日(54歳)
出生地 バーリ
出身校 バーリ工科大学
前職 エンジニア
所属政党 民主党

選挙区 南イタリア
当選回数 1期
在任期間 2024年7月16日 -

イタリアの旗 代議院議員
選挙区 プッリャ州
当選回数 1期
在任期間 2013年3月14日 - 2014年4月9日
テンプレートを表示

アントニオ・デカロイタリア語: Antonio Decaro1970年7月17日 - )は、イタリアの政治家。バーリ市長、代議院(下院)議員を経て、2024年より欧州議会議員

略歴

[編集]

バーリ工科大学英語版イタリア語版で土木建築と輸送に関する学位を取得後、プッリャ水道橋の副区長としての短期間実務経験を積み、2000年にANASに入社した[1]

2004年、バーリ市長のミケーレ・エミリアーノ英語版にモビリティと交通の評議員として招聘され、環境保護で名声を得た。デカロは、バーリのモビリティと交通政策の変化を特徴付けるイニシアチブとインフラの実装に貢献した。市内中心部への自動車の乗り入れ規制を行い、市民と通勤者のスペースとライフスタイルを区画することに努めた[1]

2010年には民主党からプッリャ州地域議会議員に立候補し、当選。2010年から2013年まで、地域議会の民主党議員団長を務めた。2013年イタリア総選挙代議院(下院)議員に当選した。

2014年1月、Facebookページでバーリ市長の職に立候補する意向を発表した。6月には、前任者のミケーレ・エミリアーノ、民主党左翼・エコロジー・自由価値あるイタリア、民主中道党の支援を得て、市長に選出された[2]

2016年10月12日、イタリアの全国市長連盟の会長に選出された[3]

2024年、市長の2期目の任期が満了になるのを機に南イタリア選挙区から欧州議会議員選挙に立候補し、当選。バーリ市内では得票率40%を記録した[4]

発言

[編集]

2020年3月、感染拡大する新型コロナウィルスのため、外出禁止令が出されたのにも関わらず外でピンポンをしていた若者に「ピンポンは禁止だ。帰って家でPlayStationで遊んでいろ。」と発言した[5]

脚注

[編集]
  1. ^ a b Biography of Antonio Decaro”. anci.it (17 October 2016). 4 October 2018閲覧。
  2. ^ Decaro è il nuovo sindaco di Bari, il centrosinistra vola ma crolla l'affluenza”. La Repubblica (9 June 2014). 4 October 2018閲覧。
  3. ^ Anci, ecco Decaro, il sindaco renziano nuovo numero uno dei comuni italiani”. La Repubblica (12 October 2016). 4 October 2018閲覧。
  4. ^ Eligendo: Europee [Scrutini Comune di BARI (Italia) - Europee, amministrative e regionale (Piemonte) 8-9 giugno 2024 e ballottaggi - Ministero dell'Interno]” (イタリア語). Eligendo. 2024年6月25日閲覧。
  5. ^ 「家へ帰れ!」 イタリアの市長、ロックダウン無視の人々に怒り(字幕・25日)ロイター 2020年3月25日

外部リンク

[編集]