アンチ (アルバム)
『アンチ』 | ||||
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リアーナ の スタジオ・アルバム | ||||
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録音 | 2014年-2016年 | |||
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プロデュース |
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チャート最高順位 | ||||
リアーナ アルバム 年表 | ||||
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『アンチ』収録のシングル | ||||
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『アンチ』(原題:Anti)は、米国の女性歌手、リアーナによる8枚目のスタジオ・アルバムである。Westbury Road及びロック・ネイションから2016年1月28日にリリースされた。『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』(2020年版)において、230位にランクインしている。
概要
[編集]アルバム制作には、ジェフ・バスカー、Boi-1da、DJマスタード、ヒット・ボーイ、ブライアン・ケネディ、ティンバランド、No I.D.などのプロデューサーが参加した。
2008年を除き、2005年のデビューから2012年までは毎年アルバムを発表していたが、本作は前作『アンアポロジェティック』(2012年)から約3年ぶりと、過去最長の製作期間となっている。
プロデューサー陣は、本作以前のダンスミュージック、クラブミュージックのジャンルから脱却と、ダンスホールとソウルの要素を備えたポップ、ヒップホップソウル、R&Bの音楽性を目指した。楽曲についてはダークかつミニマリスト的な作風の物が多く収録されている。
US Billboard 200にて初週166,000枚を売り上げ、首位を獲得した。アメリカでの首位獲得は前作に続き2作連続となった[1]。
ドレイクを客演に迎えたBoi-1daプロデュースのシングル「ワーク」は9週間首位を獲得し、2016年のBillboard年間シングルチャートで4位を記録、「アンブレラ」や「ウィー・ファウンド・ラヴ」に並ぶ大ヒットとなった。
「ワーク」は彼女にとって14曲目の首位獲得作品(13曲目は客演で参加したエミネムの「The Monster」(2013年))となり、マイケル・ジャクソンの13曲を抜いて、歴代4位に輝いた[注 1][2][3]。
シングル
[編集]- 1st「ワーク」2016年1月27日 / Billboard Hot 100 最高1位
- 2nd「ニーデド・ミー」2016年3月30日 / Billboard Hot 100 最高7位
- 3rd「キス・イット・ベター」2016年3月30日 / Billboard Hot 100 最高62位
- 4th「ラヴ・オン・ザ・ブレイン」2016年9月27日 / Billboard Hot 100 最高5位
収録曲
[編集]- コンシダレーション (feat. SZA) / Consideration (feat. SZA)
- ジェイムス・ジョイント / James Joint
- キス・イット・ベター / Kiss It Better
- ワーク (feat. ドレイク) / Work (feat. Drake)
- デスペラード / Desperado
- ウー / Woo
- ニーデド・ミー / Needed Me
- イエー・アイ・セッド・イット / Yeah, I Said It
- セイム・オール・ミステイクス / Same Ol' Mistakes
- ネヴァー・エンディング / Never Ending
- ラヴ・オン・ザ・ブレイン / Love on the Brain
- ハイアー / Higher
- クロース・トゥー・ユー / Close to You
- グッドナイト・ゴッサム / Goodnight Gotham (ボーナストラック)
- ポーズ / Pose (ボーナストラック)
- セックス・ウィズ・ミー / Sex with Me (ボーナストラック)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1位がビートルズの20曲、2位が同率でマライア・キャリー、エルビス・プレスリーの18曲。
出典
[編集]- ^ a b “Rihanna ANTI Chart History”. Billboard. 2020年2月12日閲覧。
- ^ “【米ビルボード・シングル・チャート】リアーナが通算14曲目の首位獲得、人気急上昇中のDNCEがTOP10入り | Daily News”. Billboard JAPAN (2016年2月24日). 2020年2月16日閲覧。
- ^ “Here Are All of Rihanna's 14 Hot 100 No. 1s”. Billboard. 2020年2月20日閲覧。
- ^ “アンチ【CD】 | リアーナ”. UNIVERSAL MUSIC STORE. 2020年2月14日閲覧。