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アルミノプロフェン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルミノプロフェン

アルミノプロフェンの分子構造。カルボキシ基の隣の炭素がキラル中心である。

アルミノプロフェンの立体構造。
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
Drugs.com 国別販売名(英語)
International Drug Names
データベースID
CAS番号
39718-89-3 ×
ATCコード M01AE16 (WHO)
PubChem CID: 2097
ChemSpider 2013 チェック
UNII 0255AHR9GJ チェック
KEGG D01513  チェック
ChEBI CHEBI:31190 ×
ChEMBL CHEMBL1765293 ×
化学的データ
化学式C13H17NO2
分子量219.28 g·mol−1
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アルミノプロフェン(alminoprofen)は、プロピオン酸系のCOX阻害薬の1種である。

構造・性質

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アルミノプロフェンの分子式はC13H17NO2で、分子量は219.28である[1][2]。構造から明らかなように、分子内にキラル中心を1つ持っており、したがって1組の鏡像異性体が存在する。

医薬品

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アルミノプロフェンは、いわゆるNSAIDsに分類される医薬品の1つであり、他の多くのプロピオン酸系のCOX阻害薬と同様に、ラセミ体のままで用いられてきた[注釈 1]。作用機序は一般的なプロピオン酸系のCOX阻害薬と同様に、シクロオキシゲナーゼを阻害する点にある[3]。このため、アルミノプロフェンを使用すると、鎮痛や発熱時の解熱などの生理作用が出る。

脚注

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注釈

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  1. ^ プロピオン酸系のCOX阻害薬で、光学分割して用いられるようになった例としては、フルルビプロフェンが挙げられる。なお、光学分割してS体だけにしたフルルビプロフェンは、そのままエスフルルビプロフェンと呼ばれて用いられている。

出典

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  1. ^ アルミノプロフェン(D01513)
  2. ^ Alminoprofen(ID:2097)
  3. ^ アルミノプロフェン(D01513)