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アルコRSD-7形ディーゼル機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルコRSD-7
基本情報
製造所 アルコ
製造年 1954年 - 1956年
製造数 17両
主要諸元
軸配置 C-C
軌間 1,435 mm
動力伝達方式 電気式
機関 ALCO 244型 1基
出力 DL-600: 2,250馬力 (1,700 kW)
DL-600A: 2,400馬力 (1,800 kW)
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アルコRSD-7は、アルコが1954年1月から1956年4月まで生産した車軸配置C-Cの電気式ディーゼル機関車である。

解説

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本形式は、車軸配置C-C(6動軸)であるRSDシリーズの出力強化版である。RSD-4RSD-5はV型12気筒ディーゼルエンジンであったが、本形式は同系の16気筒エンジンを搭載しており、出力が5割増となった。

出力の違う2つのバージョンがあり、設計記号DL-600は2,250馬力(1,700kW)、DL-600Aは2,400馬力(1,800kW)である。前者は2両のみ製造され、残る15両は後者の仕様で製造された。その後は、エンジンを251型としたRSD-12の製造に移行した。

形態的には、16気筒エンジンとなったためにRSD-5までと比べて全長が長くなり、それまで丸みを帯びていたフードが角張ったものになった。さらに、上部の四隅が欠き取られているのも特徴である。

新製時の所有者

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鉄道 両数 車両番号 備考
アッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道 (ATSF)
2
600-601
アルコのデモ車を購入。DL-600
アッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道 (ATSF)
10
602-611
DL-600A
ペンシルバニア鉄道 (PRR)
5
8606-8610
合計 17

参考文献

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  • Marre, Louis A. (1995). Diesel Locomotives: The First 50 Years. Kalmbach. ISBN 0890242585

関連項目

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