スーベニア
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(みそか (スピッツの曲)から転送)
『スーベニア』 | ||||
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スピッツ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2004年6月 - 9月 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ユニバーサルJ | |||
プロデュース | スピッツ&亀田誠治 | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
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スピッツ アルバム 年表 | ||||
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『スーベニア』収録のシングル | ||||
『スーベニア』は、日本のロックバンド・スピッツの通算11作目のオリジナルアルバム。2005年1月12日にユニバーサルミュージックより発売。レーベルはユニバーサルJ。初回盤のみ印刷にシルバーの特色を使用[2][注釈 1]。
概要
[編集]- 前作『三日月ロック』から2年4か月ぶりに発売されたオリジナルアルバム。
- 前回のツアーで弾き語りのコーナーをしたことで、草野は「もし自分が一人で街中でストリートをやったら誰が聞いてくれるんだろう」と考え、伝わりやすいストレートな言葉を重視するようになった。
- タイトルの「スーベニア」とは、贈り物、お土産という意味。「ギフト」も同じような意味の言葉であるが、カッコよくてスピッツらしくないということで「スーベニア」が選ばれた。また、三輪は「スーベニア」を逆から読むと「アニベース」になるため、ベーシストでもあるプロデューサーの亀田誠治を逆さ吊りにしたものであるとも述べている。
- カバーモデルは松本夏空[3]。
- エンジニアは高山徹。くるりやコーネリアスのアルバムを聴いたメンバーがかねてから要望していたエンジニアであるがスケジュールが合わず、「夢追い虫」のミキシング以来の起用となった。
- マスタリング時はメンバーのスケジュールの問題でスタジオに立ち会うことは出来なかったが、再びLAのエンジニア、スティーヴン・マーカソンがマスタリングを担当している。
収録曲
[編集]全作詞・作曲: 草野正宗、全編曲: スピッツ & 亀田誠治。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「春の歌」 | |
2. | 「ありふれた人生」(Strings:金原千恵子) | |
3. | 「甘ったれクリーチャー」 | |
4. | 「優しくなりたいな」 | |
5. | 「ナンプラー日和」 | |
6. | 「正夢」(Strings:金原千恵子) | |
7. | 「ほのほ」 | |
8. | 「ワタリ」 | |
9. | 「恋のはじまり」 | |
10. | 「自転車」 | |
11. | 「テイタム・オニール」 | |
12. | 「会いに行くよ」(Strings:金原千恵子) | |
13. | 「みそか」 | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- 春の歌
- ありふれた人生
- 甘ったれクリーチャー
- 「あまったれ」という言葉は、本作を引っさげた2005年のツアーのタイトルにもなっている。
- 優しくなりたいな
- ナンプラー日和
- 正夢
- ほのほ
- タイトルは「炎」の旧仮名表記。
- もともとはアルバムのタイトル候補であった。アニメ『ハチミツとクローバー』の挿入歌として使用された。
- ワタリ
- 恋のはじまり
- 「GO!GO! スカンジナビア vol.3」で披露されていた曲。本作のレコーディングはこの曲から始まった。
- 自転車
- 結構昔からあったという曲。
- テイタム・オニール
- タイトルは、女優のテータム・オニールに由来する。
- 会いに行くよ
- 「GO!GO! スカンジナビア vol.3」で披露されていた曲。ライブでは弾き語りで演奏された。
- みそか
アナログ盤
[編集]- シングル『正夢』のカップリング曲「リコリス」を追加収録した2枚組限定アナログ盤が同年4月20日にリリースされた。
- 歌詞カードのオリジナルコミックは、アナログ盤『8823』に引き続き、本秀康が手がけた。
- 「テイタム・オニール」はCD盤と異なり、演奏終了までフェードアウトしないフルバージョンで収録されている。
- 曲順、構成は以下の通り。
- DISC 1
- A Side
- 恋のはじまり
- ワタリ
- みそか
- B Side
- 春の歌
- 甘ったれクリーチャー
- 会いに行くよ
- DISC 2
- C Side
- 優しくなりたいな
- リコリス
- ナンプラー日和
- 正夢
- D Side
- ほのほ
- 自転車
- テイタム・オニール
- ありふれた人生
参加ミュージシャン
[編集]- 草野マサムネ:Vocals, Guitars
- 三輪テツヤ:Guitars
- 田村明浩:Bass Guitar
- 﨑山龍男:Drums, Percussion
- 亀田誠治:Programming
- 斎藤有太:Acoustic Piano (4)
- 皆川真人:Acoustic Piano (2)
- よなは徹:三線 (5)
- 金原千恵子グループ:Strings (2.6.12)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 鉛筆で描かれている部分に、実際の鉛筆画のようなニュアンスが表現されている(MdN編集部 2018, pp.42-43.)
出典
[編集]- ^ “アルバムはスピッツが通算7度目の首位!”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2005年1月18日) 2022年4月4日閲覧。
- ^ MdN編集部 2018, pp. 42–43.
- ^ MdN編集部 2018, pp. 42.
参考文献
[編集]- MdN編集部『スピッツのデザイン』(初版)エムディエヌコーポレーション、2018年2月11日。ISBN 9784844367109。