まえじま (掃海艇)
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まえじま | |
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基本情報 | |
建造所 | 日立造船神奈川工場 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 掃海艇(中型掃海艇) |
級名 | うわじま型 |
艦歴 | |
発注 | 1991年 |
起工 | 1992年6月1日 |
進水 | 1993年6月10日 |
就役 |
1993年12月15日 2013年3月21日(掃海管制艇に種別変更) |
除籍 | 2017年3月27日 |
要目 | |
排水量 |
基準 490トン 満載 570トン |
長さ | 58.0m |
幅 | 9.4m |
深さ | 4.2m |
吃水 | 2.9m |
機関 | CODOE方式 |
主機 | 三菱6NM-TA(B)Iディーゼル × 2基 |
出力 | 1,800PS |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
速力 | 最大速 14ノット |
乗員 | 40人 |
兵装 | JM61-M 20mm多銃身機銃 × 1門 |
搭載艇 |
4.9m型複合作業艇 × 1隻 ジェミニ・ディンギー処分艇 × 1隻 |
レーダー | OPS-39-Y 対水上捜索用 |
ソナー |
ZQS-3-1 機雷探知機 米クライン社製サイドスキャンソーナーを初めて装備 |
その他 |
機雷処分具S-7 1形 53式普通掃海具(O型)改6 85式磁気掃海具S-6 71式音響掃海具S-2改1 |
まえじま(ローマ字:JDS Maejima, MSC-675、MCL-729)は、海上自衛隊の掃海艇。うわじま型掃海艇の4番艇。艇名は前島に由来する。旧海軍平島型敷設艇「前島」に続き日本の艦艇としては2代目。
艦歴
[編集]「まえじま」は、平成3年度計画掃海艇375号艇として、日立造船神奈川工場で1992年6月1日に起工され、1993年6月10日に進水、1993年12月15日に就役し、第2掃海隊群第22掃海隊に編入され、横須賀に配備された。
1997年3月19日、隊番号の改正により第22掃海隊が第2掃海隊に改称。
1999年5月13日、佐世保地方隊下関基地隊第43掃海隊に編成替え。
2010年3月15日、平成20年度縁故募集で期待数の4倍以上の成果を挙げたことにより、海上幕僚監部から二級賞状を授与された。
2011年3月11日、発生した東日本大震災の災害派遣に参加。
2013年3月21日、掃海管制艇に種別変更され、船籍番号がMCL-729に変更。所属も掃海隊群第101掃海隊に編成替えとなり、定係港が呉に転籍。
2017年3月27日、除籍。23年9ヶ月に亘る就役期間中の総航海時数は3万2,000時間、総航程は約23万5,000海里であった[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)