ふたりの女 (1960年の映画)
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ふたりの女 | |
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La Ciociara | |
映画の一場面より | |
監督 | ヴィットリオ・デ・シーカ |
脚本 | チェザーレ・ザヴァッティーニ |
原作 | アルベルト・モラヴィア |
製作 | カルロ・ポンティ |
出演者 |
ソフィア・ローレン ジャン=ポール・ベルモンド |
音楽 | アルマンド・トロヴァヨーリ |
撮影 | ガボール・ポガニー |
配給 | MGM |
公開 |
1960年12月22日 1961年7月4日 |
上映時間 | 100分 |
製作国 |
イタリア フランス |
言語 | イタリア語 |
『ふたりの女』(La Ciociara)は1960年のイタリアの映画。アルベルト・モラヴィアによる同名小説を原作としている[1]。
出演はソフィア・ローレンやジャン=ポール・ベルモンドなど。本作でのローレンの演技は非常に高い評価を受け、様々な賞を受賞した。
ストーリー
[編集]第二次大戦中のローマで食料品店を営むチェジラは、娘のロゼッタを連れて故郷へ疎開する。そこで2人は同じく疎開に来ていた青年・ミケーレと知り合う。ロゼッタはミケーレを気に入ると同時に、彼がチェジラに思いを寄せていたことに気づく。 終戦直前、ミケーレは敗北したドイツ兵の道案内として拉致され、やがて母娘も空襲でがれきの山と化したローマへ帰る。2人が教会の跡地で休んでいたところ、侵入してきた北アフリカ植民地兵の集団に襲われる。その後、2人はその場に居合わせたトラックに乗り、運転手の青年の家に泊まる。ロゼッタは青年と戦勝祝賀パーティーに参加した後、母からミケーレの死を知る。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替(初回放送1972年7月23日『日曜洋画劇場』)
- チェジーラ:ソフィア・ローレン(今井和子)
- ミシェル:ジャン=ポール・ベルモンド(山田康雄)
- ジョヴァンニ:ラフ・ヴァローネ(小林清志)
- ロゼッタ:エレオノーラ・ブラウン(松尾佳子)
- フィリッポ カーロ・ニンキ
スタッフ
[編集]- 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
- 製作:カルロ・ポンティ
- 原作:アルベルト・モラヴィア
- 脚本:チェザーレ・ザヴァッティーニ
- 撮影:ガボール・ポガニー
- 音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ
受賞歴
[編集]- 第34回(1962年)アカデミー賞 - 主演女優賞(ソフィア・ローレン)
- 第14回(1961年)カンヌ国際映画祭 - ベスト・セレクション・女優賞(ソフィア・ローレン)
- 第27回ニューヨーク映画批評家協会賞 - 主演女優賞(ソフィア・ローレン)
- 第19回ゴールデングローブ賞 - 外国映画賞
- 第16回英国アカデミー賞 - 女優賞(国外/ソフィア・ローレン)
- 第12回ブルーリボン賞 - 外国作品賞
出典
[編集]外部リンク
[編集]- ふたりの女 - 映画.com
- ふたりの女 - allcinema
- La Ciociara - IMDb
- ふたりの女 - Rotten Tomatoes