ふたりが眺めた窓の向こう
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『ふたりが眺めた窓の向こう』 | ||||
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財津和夫 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント | |||
チャート最高順位 | ||||
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財津和夫 アルバム 年表 | ||||
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『ふたりが眺めた窓の向こう』(ふたりがながめたまどのむこう)は、財津和夫の通算11枚目のアルバム。2009年10月28日発売。
概要
[編集]キャッチフレーズは、「これは財津のもうひとつの『青春の影』だ」。
チューリップの活動に大きな区切りをつけ、ソロ活動へと比重を置いた中で制作されたアルバムである。
「手作り感のあるアルバム」をテーマに制作し[1]、仕上がりも生音っぽさを重視したものになっている。
また、久々に財津自身以外のミュージシャンが手掛けた楽曲を収録しており、その様子を含めた制作過程がNHKの音楽番組「SONGS」で放送された。
なお、このアルバムを最後にオリジナル・アルバムの制作は途絶えている(新曲自体は制作されている)。
収録曲
[編集]全曲作詞・作曲:財津和夫(特記以外)
- 愛の力
- 幸せは始まっていたのに
- 伊豆田洋之がコーラスに参加。
- こもれび
- 伊豆田洋之がコーラスに参加。
- 風のみえる部屋
- Kiroroの金城綾乃がコーラスに参加。
- 映画『ONCE ダブリンの街角で』内で用いられる『Falling Slowly』に強く影響された楽曲。
- クイズ
- 今 君を抱くから
- 窓の中のふたり
- 不器用な男
- 伊豆田洋之がコーラスに参加。
- 手紙にかえて
- 作詞・作曲:小田和正
- 楽曲依頼のきっかけは、ライブで訪れた京都で宿泊したホテルに、偶然同じ日に小田が宿泊していたことだった。 予定が合わず対面は出来なかったが、代わりに手紙のやりとりをしたことが、曲名にも投影されている。
- 依頼の際には、映画『ONCE ダブリンの街角で』内で用いられる『Falling Slowly』のイメージでと伝えられていた。
- 小田は「クリスマスの約束2017」でセルフカバーしている。 演奏前に小田は「財津君は時々、思い出したように手紙をくれた。その手紙はいつも嬉しくなるようなもの。この曲はその手紙に返事をするようなつもりで書いた」とコメントしている。2017年の6月、財津は大腸癌により一時療養に入っていたが、この番組にナレーションで参加。演奏後には「音楽の返信、確かに受け取りました。いつまでも大切にします。ありがとうございます」とコメントした。
- 愛していたい
- バイバイロマンス
- 作詞:富田京子
- 伊豆田洋之がコーラスに参加。
- 昨日からのメッセージ
- 作詞:平原綾香・財津和夫
- 世界一好き(bonus track)
- ミサワホームCMソング
演奏者
[編集]- Drums:田中徹(M-2 & M-10)
- Bass:山中和義(M-2 & M-10)
- Acoustic Guitar:柳沢二三男(M-2 & M-10)
- Piano:清水俊也(M-2 & M-10)・上甲ひとみ(M-13)
- Synthesizer:清水俊也(M-2)・上甲ひとみ(M-5 & M-13)
- Chorus:伊豆田浩之(M-2, M-3, M-8 & M-11)・金城綾乃(M-4)・ASKA(M-10)・麻布7(M-12)
- Tambourine:田中徹(M-2)
- Flute:山内和義(M-2)
- Harmonica:ASKA(M-10)
脚注
[編集]- ^ 財津和夫8年ぶり新作で盟友小田和正、ASKAと共演、ナタリー、2009年10月6日。