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なとり (護衛艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なとり
「なとり」の命名・進水式の様子
「なとり」の命名・進水式の様子
基本情報
建造所 三菱重工業長崎造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 多機能護衛艦(FFM)
級名 もがみ型護衛艦
建造費 約460~470億円
艦歴
起工 2023年7月6日
進水 2024年6月24日
就役 2025年12月予定
要目
基準排水量 3,900 t
満載排水量 5,500 t
全長 132.5 m
最大幅 16.3 m
深さ 9 m
機関 CODAG方式
主機 ロールス・ロイス MT30 ガスタービンエンジン × 1基
MAN社12V28/33D STC ディーゼルエンジン × 2基
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 30ノット
乗員 90~100名
兵装 62口径5インチ単装砲 × 1門
Sea RAM × 1基
RWS × 2基
17式艦対艦誘導弾 (SSM-2) 4連装発射筒 × 2基
Mk.41 VLS (07式 SUMほか) × 16セル(後日装備)
HOS-303 3連装短魚雷発射管 × 2基
搭載機 SH-60K 哨戒ヘリコプター × 1機
C4ISTAR リンク 22 戦術データ・リンク
レーダー 多機能レーダーOPY-2
ソナー OQS-11 対機雷戦用ソナーシステム
OQR-25 水上艦用ソナーシステム(VDS+TASS)
電子戦
対抗手段
NOLQ-3E 電波探知妨害装置
Mk.137 デコイ発射機 × 4基
その他 無人機雷排除システム(USV+UUV(OZZ-5)+EMD)
簡易型機雷敷設装置
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なとりローマ字JS Natori, FFM-9)は、海上自衛隊護衛艦[1]もがみ型護衛艦の9番艦。艦名は宮城県名取市及び仙台市を流れる名取川に由来する[2][1]。この名を受け継いだ日本の艦艇としては日本海軍長良型軽巡洋艦の3番艦「名取」に続き2代目にあたり、海上自衛隊の艦艇では初の命名である[1]

本記事は、本艦の艦歴について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはもがみ型護衛艦を参照されたい。

艦歴

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中期防衛力整備計画に基づく令和4年度計画護衛艦として、三菱重工業に発注され、2023年7月6日に三菱重工業長崎造船所で起工、2024年6月24日に命名され進水した。今後、艤装や性能試験を経て、2025年度中に就役する予定[3]

歴代艦長

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歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
-
 艦長
1

脚注

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出典

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  1. ^ a b c いま何番艦? 最新護衛艦「なとり」進水 海上自衛隊では初の名前 由来は東北・宮城県”. 乗りものニュース. メディア・ヴァーグ (2024年6月24日). 2024年6月24日閲覧。
  2. ^ 防衛省 海上自衛隊 [@JMSDF_PAO] (2024年6月24日). "本日、三菱重工株式会社 長崎造船所において、もがみ型護衛艦9番艦の命名式・進水式が行われ「なとり」 と命名されました。". X(旧Twitter)より2024年6月24日閲覧
  3. ^ 高橋浩祐 (2024年6月24日). “海上自衛隊の最新鋭もがみ型護衛艦9番艦「なとり」進水 艦名は宮城県の名取川に由来”. Yahoo!ニュース. https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5f467185c8476785bce478f6c4ac89f822f44dd1 2024年6月24日閲覧。 

参考文献

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外部リンク

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