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さが桜マラソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さが桜マラソン
開催地 佐賀県佐賀市
開催時期 3月下旬
種類 公道コース
距離 フルマラソン : 42.195km
ファンラン : 約10km
最高記録 男子 :
女子 :
創立 1989年
主催者 佐賀市
神埼市
佐賀県
佐賀新聞
佐賀陸上競技協会
スポンサー 特別協賛 : ミサワホーム佐賀
協賛社 : 味の素 ほか38社・団体
公式サイト sagasakura-marathon.jp

さが桜マラソン(さがさくらマラソン)は、佐賀県佐賀市神埼市で毎年春に開催されている市民参加型のマラソン大会。日本陸上競技連盟公認大会。

概要

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佐賀市が最初に発足して100周年を迎えた[注 1]のを記念し、1989年(平成元年)に第1回大会を開催。佐賀県総合運動場陸上競技場を発着点に、ハーフマラソン、10km走、5km走及びジョギングの4種目で実施。1997年(平成9年)にコースを全面変更した。

2012年(平成24年)大会の開会式で当時県知事だった古川康が翌年のフルマラソン化を宣言[1]。準備期間わずか1年というスピードで、九州各県で唯一フルマラソン大会の無かった佐賀県初のフルマラソン大会となった。その際10km走、5km走およびジョギングを廃止し約10kmのファンランに切り替えられたが、こちらは陸連未公認コースとなっている。

開催時期はフルマラソン化して以降4月第1日曜に行われてきたが、温暖化の影響で開催時期には桜が散ってしまったり、全国でフルマラソン大会が乱立する状況となったこともあり、2017年(平成29年)からは3月第3日曜(19日)に繰り上げられた。

東京マラソンが2015年から導入したプログラム「RUN as ONE」による提携大会となっていて、この大会で一定の成績を残した陸連登録選手は翌年の東京マラソンに「準エリート」枠で出場するための推薦資格を得る。2017年では福岡県に該当する同様の大会が無く、佐賀県では他に鹿島祐徳ロードレースが大会として、この大会を主管する佐賀陸協とともに提携関係にある。

2020年(令和2年)の大会は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止[2]。2021年・2022年も同様に中止となり、位置情報アプリを用いたオンラインによる開催となった。

運営

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  • 主催:佐賀県・佐賀市・神埼市・佐賀陸上競技協会・佐賀新聞
  • 主管:佐賀陸上競技協会

コース

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SAGAサンライズパーク前の国道263号を南に向かってスタートし、佐賀城公園を巡り再度国道263号に入り北上。佐賀県道48号佐賀外環状線を東に向かい神埼市に入ると吉野ヶ里歴史公園内を周回して西進、その後多布施川沿いを南に向かい、国道34号からSAGAサンライズパーク陸上競技場をゴールとする。コース全体の高低差が10mほどしかない国内屈指のフラットなコースが特徴で完走率も比較的高い。制限時間6時間30分。

結果

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フルマラソン

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男子

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日付 優勝 所属 記録
1 2013年4月7日 鬼塚智徳 九電工佐賀支店 2時間21分51秒
2 2014年4月6日 川内優輝 埼玉県庁 2時間13分02秒
3 2015年4月5日 福田将治 東ソー 2時間22分29秒
4 2016年4月3日 豊永哲央 長府製作所 2時間24分20秒
5 2017年3月19日 舒成富 貴州省中国 2時間23分18秒
6 2018年3月18日 稲冨智希 流通経済大学 2時間25分09秒
7 2019年3月24日 溝田槙悟 戸上電機製作所 2時間20分07秒
8 2023年3月19日 川内優輝 あいおいニッセイ同和損害保険 2時間11分32秒
9 2024年3月24日 山田祐生 まるお製作所 2時間21分47秒

女子

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日付 優勝 所属 記録
1 2013年4月7日 吉冨博子 F-DREAM 2時間36分20秒
2 2014年4月6日 楊花 貴州省陸上競技チーム(中国) 2時間38分23秒
3 2015年4月5日 俵千香 TEAM R×L(武田レッグウェアー) 2時間50分04秒
4 2016年4月3日 俵千香 TEAM R×L(武田レッグウェアー) 2時間51分05秒
5 2017年3月19日 吉冨博子 メモリード 2時間41分07秒
6 2018年3月18日 吉冨博子 メモリード 2時間33分57秒
7 2019年3月24日 吉冨博子 メモリード 2時間42分11秒
8 2023年3月19日 須河内和実 福岡陸協 2時間50分38秒
9 2024年3月24日 横田知佳 西部石油 2時間49分33秒

テレビ中継

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佐賀県内のケーブルテレビに番組配信・インターネット接続支援を行う佐賀デジタルネットワークが番組を制作し、出資・回線接続する県内全てのケーブルテレビが「県民チャンネル」で中継放送する[3]。中継担当社はぶんぶんテレビ。そのためか他県の市民マラソンと違い県内唯一の地上波テレビ局であるサガテレビでは中継されていない。

脚注

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注釈

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  1. ^ 現在の佐賀市は、2005年に発足したことになっている。これは周辺自治体と合併した際、編入併合ではなく佐賀市を含めた関係の全自治体を一旦廃止したため。

出典

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  1. ^ さが桜マラソン成功 佐賀新聞 - 2015年05月04日
  2. ^ 開催中止のお知らせ さが桜マラソン2020”. さが桜マラソン. 2020年2月29日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ CATV全局で今年も生中継 佐賀新聞 - 2015年04月03日

関連項目

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  • 君原健二 - ゲストランナーとして、第1回大会から出場している。

外部リンク

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