こくみんうさぎ
こくみんうさぎ | |
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対象 |
日本 |
分類 | 妖精 |
指定日 | 2019年 |
指定者 | 旧・国民民主党 |
公式サイト | こくみんうさぎ | 新・国民民主党 - つくろう、新しい答え。 |
こくみんうさぎは、旧国民民主党及び国民民主党の公認キャラクター。
概要
[編集]「国民の声を聴く長い耳」と「現実を見るつぶらな瞳」が特徴[1][2]。配色は党のロゴマークと同じオレンジと青[2][3]。性格はさみしがり屋で、民主くんとは対照的に恥ずかしがり屋でウブとされている[1][4]。趣味は国会ウォッチング[1]。デザインはイラストレーターの嶽まいこ[5]。
歴史
[編集]誕生までの経緯
[編集]2018年、党所属の参議院議員であった伊藤孝恵が「政党や政治はとっつきにくいためキャラクターが必要ではないか」と提案した結果、創設された[6]。前々身である民主党時代に民主くんが存在していたが、有権者から「ゆるくない」「かわいくない」という意見があり、この反省を活かしゆるさとかわいさを重視した[2]。2019年5月30日、党の宣伝活動を担当する国民運動局のPRキャラクターとして認可され、同日の記者会見でお披露目された[1][3]。 大西健介国民運動局長は「いずれ党公認を狙っていきたい」と強調し述べた[1]。
党公認キャラクターへ
[編集]党内で街頭演説や集会での活動を評価する声が高まり、参院選の公示直前であった2019年7月3日、非公認の党PRキャラクターから正式な公認キャラクターに昇格された[7][8]。平野博文幹事長は「こくみんうさぎは非公認でしたが、いろんなところで出現し、活躍しているのを評価し、明日からの選挙戦に向けて公認することと致しました。頑張って下さい。必ず当選するように」と公認証書を授与した[2][7]。なおこの際、手が短かったため公認証書は耳で受け取った[2][7]。
2020年9月15日、旧・国民民主党が解党。大部分は合流新党である新・立憲民主党に参加したが、代表の玉木雄一郎含む一部議員は新・国民民主党を設立。この際に、合流先である新・立憲民主党との間でこくみんうさぎの権利をめぐる議論が行われた結果、新・国民民主党に引き継がれる形となった[9][10]。
2022年10月26日、「こくみんうさぎ」利⽤ガイドラインが発行された[11]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e “国民民主、新ゆるキャラ「こくみんうさぎ」お披露目、参院選に投入へ”. 産経新聞. (2019年5月30日) 2022年9月30日閲覧。
- ^ a b c d e “国民民主党「こくみんうさぎ」を参院選公示前日に緊急公認!”. スポーツ報知. (2019年7月3日) 2022年9月28日閲覧。
- ^ a b “国民民主がゆるキャラをお披露目 夏の参院選に活用 「公認」も検討”. 毎日新聞. (2019年5月30日) 2022年9月28日閲覧。
- ^ “民主党のゆるキャラ「民主くん」、まさかの復活 関係者に話を聞いてみると...”. J-CAST ニュース (2019年7月5日). 2022年9月19日閲覧。
- ^ “TAKAE Press ⟨活動レポート⟩ 2020年新春号”. 伊藤たかえ Official Site (2020年2月7日). 2022年9月19日閲覧。
- ^ 今では大人気!国民民主党公認キャラクターこくみんうさぎの秘密 (YouTube). 伊藤たかえちゃんねる. 17 May 2022. 2022年9月20日閲覧。
- ^ a b c “長い耳で受け取り 「声聞きます」 国民民主党「こくみんうさぎ」公認”. 毎日新聞. 2022年9月19日閲覧。
- ^ “党PRキャラ「こくみんうさぎ」、「公認」に昇格”. 朝日新聞DIGITAL. (2019年7月4日) 2022年10月1日閲覧。
- ^ こくみんうさぎ〝政界引退〟は回避へ 国民・玉木代表が存続明言東スポWeb 2020年9月10日
- ^ “国民民主、11日に解散 「民主党」の歴史に幕”. 産経新聞. (2020年9月9日) 2022年9月30日閲覧。
- ^ “党発表著作物・「こくみんうさぎ」利⽤ガイドライン”. 国民民主党 公式HP (2022年10月26日). 2022年10月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- こくみんうさぎ (@kokuminusagi) - X(旧Twitter)
- こくみんうさぎ (@kokuminusagi) - Instagram