きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物
きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物 | |
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Tale of the Brave | |
監督 | ロブ・シルヴェストリ |
脚本 | アンドリュー・ブレナー |
配給 | ヒット・エンターテインメント |
公開 |
2014年8月25日 (Itunes) 2014年9月1日 (DVD) 2014年9月9日 (デジタルダウンロード) 2014年9月16日 (DVD) 2014年9月16日 (ブルーレイ) 2014年9月27日 2014年9月27日 2014年9月27日 2014年10月1日 (TV) 2014年11月3日 (TV) 2014年11月6日 2014年11月12日 2014年11月15日 2014年11月16日 (TV) 2014年11月21日 2014年11月26日 2014年11月28日 (DVD) 2014年11月28日 (TV) 2014年12月20日 2015年1月1日 (TV) 2015年4月11日 2015年7月11日 (TV) 2015年10月14日 (DVD) 2016年1月3日 (TV) 2016年4月27日 (DVD) 2016年10月13日 |
上映時間 | 60分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
前作 | きかんしゃトーマス キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠 |
次作 | きかんしゃトーマス トーマスのはじめて物語 |
『きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物』(きかんしゃトーマス ゆうしゃとソドーとうのモンスター、原題:Tale of the Brave )は、テレビシリーズ『きかんしゃトーマス』の長編映画シリーズ9作目の作品である。
概要
[編集]「きかんしゃトーマス」のフル3DCG製作による長編としては6作目にあたる。マテル傘下としてのヒット・エンターテインメント及びCG制作会社アーク・プロダクション(Arc Productions)による長編作品としては2作目。長編第6作「きかんしゃトーマス ディーゼル10の逆襲」同様、パーシーを主役として展開される内容になっている。主題歌は歌手のケイシー・マニアーカとテリー・トンプキンズが歌う「Let's Be Brave」、挿入歌は劇伴作曲者のロバート・ハーツホーンが歌う「怪物(モンスター)のうた」(Monsters Everywhere)と歌手サム・ブリューイットが歌う「勇気をくれる友達」(Tale of the Brave)。
日本での公開
[編集]日本では2015年4月11日よりTOHOシネマズ系にて劇場公開された。ゲスト声優にお笑いコンビのタカアンドトシが起用された。主題歌を除く楽曲は歌手の竹内浩明と渕上祥人が歌う。長編第2作「きかんしゃトーマス みんなあつまれ!しゅっぱつしんこう」以降の長編作の映画配給を行ったアップリンクは本作を以て「きかんしゃトーマス」劇場版シリーズの配給を終了することとなった。DVDは2014年10月14日に発売された。
あらすじ
[編集]トーマスの支線が工事のため一時閉鎖され、トーマスは助っ人としてビルやベンの働くクレイ・ピッツに送られた。そんな時、トーマスはクレイ・ピッツで謎の巨大な足跡を発見するも、地すべりによってその足跡を見失ってしまう。 翌日、トーマスはパーシーに昨日見た足跡のことを話す。それがソドー島に住むモンスターが残したものだと信じて疑わないパーシーは怯えながら走り出し、やがて奇妙なものに遭遇する。
地名
[編集]- クレイ・ピッツ(Sodor China Clay Pits)
- ブレンダムの港の近くにある陶土採掘場。ソドー陶土会社の本拠地で、ビル、ベン、ティモシー、マリオンが働いている。トーマスはこの場所で謎の足跡を見つける。
- 第3シーズン以来久々の登場。
- スクラップ置き場(Crocks Scrap Yard)
- ウェルズワースのエドワードの支線沿いにあるスクラップ置き場。レッジが働いている。ジェームスはここへ貨車を運びに行くよう命じられる。
- かつて、エドワードがトレバーと出会った場所。
- クレイ・ピッツと同様に第3シーズン以来久々の登場。
登場キャラクター
[編集]蒸気機関車
[編集]- トーマス
- 英国吹き替え - ベン・スモール
- 米国吹き替え - マーティン・シャーマン
- 日本吹き替え - 比嘉久美子
- 主人公の青い小型タンク機関車。
- 支線が閉鎖されている間クレイ・ピッツへ手伝いに行くことになるが、そこで巨大な足跡を発見。後にそのことを親友のパーシーに話すが、そこから少しずつ親友との確執が生じ始める。
- パーシー
- 英国吹き替え - キース・ウィッカム
- 米国吹き替え - マーティン・シャーマン
- 日本吹き替え - 神代知衣
- 本作のもう一人の主人公である黄緑の小型タンク機関車。
- トーマスから聞いたクレイ・ピッツの足跡をモンスターのものと思い込み、疑心暗鬼になりながら働いている中でゲイターと出会う。やがて彼との親交を深めていくが、同時にトーマスとの友情に変化が生まれる。
- ジェームス
- 英国吹き替え - キース・ウィッカム
- 米国吹き替え - ケリー・シェイル
- 日本吹き替え - 江原正士
- 本作のもう一人の主人公である赤い中型テンダー機関車。
- モンスターを恐れるパーシーを怖がりだと嘲笑うが、一方で自分が怖がりだと思われることをとても嫌っており、そのためパーシーに悪質な悪戯を仕掛ける。客車を牽くべき自分が貨車を牽かなければならないことに不満を持っている。屑鉄置き場の仕事やフライング・キッパーの牽引を酷く嫌がっていた。フライング・キッパーを嫌々牽引した深夜、トードと一緒にブレンダム港へ向かっていたゲイターをソドー島の怪物と勘違いし、恐怖のあまり猛スピードで走って赤信号を無視した挙句ポイントで脱線し、泥沼に沈没した。そして救出された後にヘンリー達に散々馬鹿にされてしまう。その後に皆が眠りについた深夜、レッジが暇潰しに作った屑鉄の芸術作品スクラップ・モンスターをクロックス屑鉄置き場からこっそり盗んで悪用し、郵便配達をしていたパーシーを脅かす。そして自分は関係無いとごまかす。これにより、ジェームスはパーシーの逆鱗に触れてしまう。その後、トーマスから文句を言われ、和解しようとしたが、無視されてしまう。その後、勇敢である事を証明しようとするパーシーを立ち入り禁止の看板の向こうへと誘い、危うく地滑りに巻き込まれそうになったが、パーシーに救われて事なきを得る。
- ビルとベン
- 英国・米国吹き替え - ジョナサン・ブロードベント
- 日本吹き替え - 下屋則子
- 黄色い双子の小型タンク機関車。
- クレイ・ピッツで働いておりとにかく他の機関車をからかうのが好きだが、時に仲間のピンチを救う勇気も持っている。
- ゴードン
- 英国吹き替え - キース・ウィッカム
- 米国吹き替え - ケリー・シェイル
- 日本吹き替え - 三宅健太
- 青い大型テンダー機関車。
- 本作ではモンスターの存在を信じるパーシーとは正反対で、トーマス、エドワード、ヘンリー、ジェームス、エミリーと同様、モンスターの存在を否定し信じていなかった。ビルとベンが苦手なのも相変わらずで彼らがトーマスを助けたことを信じられなかった。
- ヘンリー
- 英国吹き替え - キース・ウィッカム
- 米国吹き替え - ケリー・シェイル
- 日本吹き替え - 金丸淳一
- 黄緑の大型テンダー機関車。
- 本作では一時メインランドに出張する。その後メインランドから戻ってきた後、ゲイターに脅えて逃げ出した途中に沼地の線路橋で脱線したジェームスを軽くバカにしていた。またモンスターの存在を信じるパーシーとは正反対で、トーマス、エドワード、ゴードン、ジェームス、エミリーと同様、モンスターの存在を否定し信じていなかった。
- エドワード
- 英国吹き替え - キース・ウィッカム
- 米国吹き替え - ウィリアム・ホープ
- 日本吹き替え - 佐々木望
- 青い中型テンダー機関車。
- 本作ではモンスターの存在を信じるパーシーとは正反対で、トーマス、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、エミリーと同様、モンスターの存在を否定し信じていなかった。
- エミリー
- 英国吹き替え - テレサ・ギャラガー
- 米国吹き替え - ジュール・デ・ヨング
- 日本吹き替え - 山崎依里奈
- エメラルドグリーンの中型テンダー機関車。
- ポーター
- 英国吹き替え - スティーブ・キンマン
- 米国吹き替え - デヴィッド・メンキン
- 日本吹き替え - 金丸淳一
- 灰緑の小型タンク機関車。
- ソルティーやクランキーと共にブレンダムの港で働いている。
新キャラクター
[編集]- ゲイター
- 英国・米国吹き替え - クライヴ・マントル
- 日本吹き替え - トシ (タカアンドトシ)/田尻浩章(カートゥーンネットワーク・配信版)
- 黄緑の大型タンク機関車。
- 一時的にソドー島で働くためにやって来た。本名はジェラルドだが、高い山で働くために設計された低く傾斜したボディーとその色がワニ(アリゲイター)に似ていることからゲイターの通称で呼ばれ、彼自身その名を気に入っている。パーシーと初めて出会って以降、少しずつ親しくなっていく。
- カートゥーンネットワークおよび配信版およびでは田尻浩章が声優を務めている。
- ティモシー
- 英国・米国吹き替え - ティム・ウィットノール
- 日本吹き替え - タカ (タカアンドトシ)/岩端卓也(カートゥーンネットワーク・配信版)
- 藍青色の小型タンク機関車。
- クレイ・ピッツで働いていて職場のリーダー的存在だが、ビルとベンによくからかわれる。アメリカ製の少し特殊な重油燃焼式機関車。
- カートゥーンネットワークおよび配信版および当初の映画予告では岩端卓也が声優を務めている。
- マリオン
- 英国・米国吹き替え - オリヴィア・コールマン
- 日本吹き替え - 森千晃
- オレンジ色の蒸気ショベル機関車。
- クレイ・ピッツで働いており、掘ることや歌うことが大好き。また話好きでもあり、話の種になるようなお宝に目がない。
ディーゼル機関車
[編集]客車・貨車
[編集]- アニーとクララベル
- 英国・米国吹き替え - テレサ・ギャラガー
- 日本吹き替え - 吉岡さくら
- トーマスが牽くオレンジ色の客車。
- いたずら貨車達
- 英国・米国吹き替え-ベン・スモール
- 日本吹き替え-河杉貴志、金光宣明
- 悪戯が大好きな貨車。パーシーが怖がっている事をからかった。
自動車
[編集]- ケビン
- 英国吹き替え - マット・ウィルキンソン
- 米国吹き替え - ケリー・シェイル
- 日本吹き替え - 河杉貴志
- 黄色い小型クレーン車。
- ソドー整備工場でビクターの助手をしている。
- 本作は単独でソドー整備工場に残って、パーシーを修理していた。
クレーン
[編集]- クランキー
- 英国吹き替え - マット・ウィルキンソン
- 米国吹き替え - グレン・ウレッジ
- 日本吹き替え - 黒田崇矢
- 灰緑の大型クレーン。
- ブレンダムの港でソルティーやポーターと共に働いている。物語終盤ではゲイターが船に載ってると勘違いしたパーシーの為に船を停めようとしたが、停める事が出来ず、海に落ちそうになった。
新キャラクター
[編集]- レッジ
- 英国・米国吹き替え - ティム・ウィットノール
- 日本吹き替え - 三宅健太
- 黄色い大型クレーン。
- ウェルズワースのスクラップ置き場で働いており、陽気で皮肉屋。スクラップを積み上げて作品を作るのが得意。
人物
[編集]- トップハム・ハット卿
- 英国吹き替え - キース・ウィッカム
- 米国吹き替え - ケリー・シェイル
- 日本吹き替え - 田中完
- ソドー鉄道の局長。前述の地すべりの翌朝に機関車達を集め、トーマスを救ったビルとベンを賞賛した。
- ノランビー伯爵
- 英国・米国吹き替え - マイク・グレイディ
- 日本吹き替え - 鈴木清信
- 現在ウルフステッド城に住むソドー島の伯爵。今回はお城ではなく一般人としてタウンホールに来る。
- ソドー陶土会社の作業員
- 英国・米国吹き替え - キース・ウィッカム
- 日本吹き替え- 石野竜三
- ソドー陶土会社で働く作業員。
- ブレンダム港の作業員
- 英国・米国吹き替え - ボブ・ゴルディング
- 日本吹き替え- 田尻浩章、岩端卓也
- ブレンダム港で勤務する作業員。今回はパーシーを乗せて出港する船をクランキーと共に必死で止めた。
- クランキーの操縦士
- 英国・米国吹き替え - ボブ・ゴルディング
- 日本吹き替え-岩端卓也
- クランキーを操縦する人。
- ナップフォード駅長
- 英国吹き替え - キース・ウィッカム
- 米国吹き替え - ウィリアム・ホープ
- 日本吹き替え-金光宣明
- ナップフォード駅で勤務している人。登場していないが声のみだった。
脇役キャラクター
[編集]- 以下のキャラクターは台詞なし・カメオ出演。
蒸気機関車
[編集]- ダック
- 黄緑の中型タンク機関車。
- オリバー
- 黄緑の中型タンク機関車。
- ロージー
- ピンク色の小型タンク機関車。
- スタンリー
- 銀色の小型タンク機関車。
電気機関車
[編集]- スタフォード
- 茶色い畜電池機関車。
クレーン
[編集]- ロッキー
- 赤い大型クレーン。
人物
[編集]- トップハム・ハット卿の付き人
- トップハム・ハット卿の背後に立っている人。
- ウェルズワーズ駅長
- ウェルズワーズ駅の管理者。
- ウェルズワーズ駅の作業員
- ウェルズワーズ駅で勤務する作業員。夜のウェルズワーズ駅で郵便袋の積み降ろしの作業をしている。
- ナップフォード操車場の作業員
- ナップフォード操車場で勤務する作業員。
- 灰色コートの信号手
- 灰色コートを着用している信号手。
- 先生
- ソドー学校に勤務する女性の先生。
- トップハム・ハット卿のお母さんの友人
- トップハム・ハット卿のお母さんと良く旅をする女性。
- 不機嫌な乗客
- 帽子を被った髭眼鏡の乗客。
- 初老の男性
- ハンチング帽をかぶった白髭の男性。
- 野鳥観察者
- 野鳥を観察する男性。
- 審査員
- 灰茶色のダブルスーツと眼鏡を身につけている白髪と白髭の老男性。
- 灰色ベストを着た女性
- 灰色のベストを着用した若い女性。