おもろ植物園
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おもろ植物園 Omoro Botanical Garden | |
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おもろ植物園がある海洋博公園の入り口 | |
施設情報 | |
正式名称 | おもろ植物園 |
事業主体 | 国営沖縄記念公園事務所 |
管理運営 | 海洋博公園管理センター |
開園 | 1980年 |
所在地 |
〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町字石川424番地[1] |
公式サイト | おきなわ郷土村 おもろ植物園 |
おもろ植物園(Omoro Botanical Garden[2])は、沖縄県国頭郡の海洋博公園内にある植物園である。園内には沖縄の歌謡集『おもろさうし』にうたわれている植物が展示栽培されている。
概要
[編集]おもろ植物園は、1980年(昭和55年)に沖縄国際海洋博覧会跡地の海洋博公園内に開園した[3]。
皇太子時代の明仁天皇が沖縄国際海洋博覧会の名誉総裁を務めていた際、その跡地に『おもろさうし』に登場する植物を万葉植物園のように見せる植物園を提案していた[4]。 植物園の実施設計を受注した国建によると、計画調査のメンバーの一人であった外間守善は、明仁天皇が皇太子の時に古謡を教える立場にあり、おもろ植物園の構想を当時の宮内庁へ伝えていたという。 その後、建設省から植物だけでなく古い沖縄の村を再現する提案があり、おきなわ郷土村 おもろ植物園に繋がったとしている[5]。
園内の植物
[編集]『おもろさうし』に登場する植物の中で、沖縄の在来種20数種類が展示栽培されている[注釈 1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “海洋博公園・おきなわ郷土村 おもろ植物園”. 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語. 2019年7月26日閲覧。
- ^ “Facility description”. 海洋博公園 Official Site. 2019年7月26日閲覧。
- ^ 『平成29年度事業概要 - 内閣府 沖縄総合事務局』(PDF)国営沖縄記念公園事務所、3頁 。2019年7月26日閲覧。
- ^ “天皇陛下お誕生日に際し(平成15年)”. 宮内庁. 2019年7月26日閲覧。
- ^ 「海洋博覧会跡地に描いた夢の形――海洋博覧会から沖縄美ら海水族館まで」『国建の半世紀』(PDF)国建、2010年11月3日、119頁 。2019年7月26日閲覧。
- ^ “施設紹介 | おきなわ郷土村 おもろ植物園 | 各施設紹介”. 海洋博公園 Official Site. 2019年7月26日閲覧。
- ^ 『海洋博覧会記念公園管理財団広報誌 南ぬ風 春号 Vol11. 2009.4〜6』(PDF)海洋博覧会記念公園管理財団、2009年4月、12頁 。2019年7月26日閲覧。
- ^ “植物解説 | 郷土村探検マップ | おきなわ郷土村 おもろ植物園 | 各施設紹介”. 海洋博公園 Official Site. 2019年7月26日閲覧。