いわき・日立 - 東京ディズニーリゾート線
この記事は、プロジェクト:バス#路線(系統)または停留所の記事を作成できる条件の基準を満たしていません。改善が図られない場合は事業者記事等へ統合の対象となります。 |
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2014年10月) |
いわき・日立 - 東京ディズニーリゾート線(いわき・ひたち - とうきょうディズニーリゾートせん)は、福島県いわき市・茨城県北茨城市・日立市と千葉県浦安市舞浜にある東京ディズニーリゾートを結ぶ高速バスである。
全席指定制である。
概要
[編集]1996年7月に運行開始した成田空港行高速バスが前身。成田空港へ向かう途中にある東京ディズニーリゾート (TDR) への輸送も兼ねて運行されていたが、成田空港への利用客減少により、東京ディズニーリゾート直行バスとしての役目を果たすようになった。当初は新常磐交通と東京ベイシティバス(2016年4月から京成トランジットバス)の2社共同運行だったが、日立市内への乗り入れにより、日立電鉄(後の日立電鉄交通サービス、現・茨城交通)も加わり3社共同運行となった。
いわき・日立と東京ディズニーリゾート周辺(東京や千葉)を結ぶ交通機関としては、常磐線特急の「ひたち・ときわ」があるが、始発列車よりも早く到着でき、また終発列車よりも遅く滞在できることから平日・休日問わず乗車率は高い。なお、発着する停留所では東京駅へ高速バス「いわき号」・「ひたち号」が結んでいるため、満席時にはそちらを利用することも可能である(ただし東京 - 舞浜間の運賃は自己負担)。
輸送目的が東京ディズニーリゾートアクセスであるため、東京ディズニーリゾートの2パークが揃って休園する場合には運休になる。
運行会社
[編集]- 新常磐交通(いわき中央営業所)
- 茨城交通(神峰営業所)
- 京成トランジットバス(2016年4月1日から)
過去の運行会社
[編集]- 東京ベイシティ交通(2016年3月31日まで)
運行系統
[編集]2018年12月1日現在。行先や出発時間などの違いにより、以下の3系統がある。
- 速達いわき便
-
- (通常期)TDR行(2号):新常磐交通、いわき行(103号):京成トランジットバス
- (繁忙期)TDR行(2号):新常磐交通、いわき行(181号;TDS発):新常磐交通、(183号;TDL発):京成トランジットバス
- いわき・北茨城市内からTDRへ直行。日立市内には停車しない。いわき発着便では最も早くいわき駅を発車し、最も遅くTDRを発車する。
- 速達日立便
-
- (通常期)TDR行(4号)、日立行(105号)
- (繁忙期)TDR行(4号・82号)、日立行(185号;TDS発、187号;TDL発)
- 日立発着。日立市内を経由する便では最も早く日立を発車し、最も遅くTDRを発車する。全便茨城交通の担当。
- 停車便
-
- (通常期)TDR行(6号):京成トランジットバス、日立・いわき行(101号):新常磐交通
- (繁忙期)TDR行(6号):京成トランジットバス、(84号):新常磐交通、日立・いわき行(101号):新常磐交通
- いわき発着日立経由のため、上の2系統より所要時間がかかる。3系統の中では、最も遅くいわき・日立を発車し、最も早くTDRを発車する。
停車停留所
[編集]停車停留所 休憩箇所 |
所在地 | 速達いわき | 速達日立 | 停車便 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
いわき駅 | 福島県 | いわき市 | ■ | - | ■ | 南口バスターミナル2番のりばから出発 | |
好間一小 | ● | - | ● | ||||
いわき好間 | ▼ | - | ▼ | ||||
いわき中央IC | ▲ | - | ▲ | 到着便のみ停車 | |||
いわき湯本IC | ● | - | ● | ||||
いわき勿来IC | ● | - | ● | ||||
北茨城IC | 茨城県 | 北茨城市 | ● | - | ● | ||
日立市役所 | 日立市 | ∥ | ● | ● | |||
多賀市民プラザ | ∥ | ● | ● | ||||
新田中内 | ∥ | ● | ● | ||||
水戸北スマートインター | 水戸市 | ∥ | ● | ∥ | |||
東京ディズニーシー ↓ 東京ディズニーランド |
千葉県 | 浦安市 | ○ | ○ | ○ | 両方向とも東京ディズニーシー→東京ディズニーランドの順番に全便停車 東京ディズニーリゾート行は首都高速湾岸線葛西ランプで流出、いわき・日立行は舞浜ランプより進入 東京ディズニーシーは2番のりば、東京ディズニーランドは1番のりばから出発 |
- ■/●…ディズニー行は乗車のみ、いわき駅・日立市役所前行は降車のみ
- ▼/▲…方向によって経由順が変わる停留所。ディズニー行は乗車のみ、いわき方面行は降車のみ
- ○…ディズニー行は降車のみ、いわき駅・日立市役所前行は乗車のみ
- レ…通過
- ∥…経由なし
- -…運行なし
備考
[編集]歴史
[編集]- 1996年(平成8年)7月18日 - 前身となる「いわき - 成田空港・東京ディズニーランド線」が京成電鉄との共同運行で運行開始。
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)3月 - 高速バス利用客専用「いわき湯本インター駐車場」オープン。
- 2001年(平成13年)12月1日 - 成田空港への乗り入れおよび京成電鉄との共同運行を廃止。
- 2009年(平成21年)12月1日 - 東京ディズニーシーまで延長。
- 2011年(平成23年)4月15日 - 同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により運休していたが、同日より運行を再開。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 北茨城ICでの
- 2016年(平成28年)4月1日 - ダイヤ改正および運行会社の変更(東京ベイシティ交通→京成トランジットバス)を実施。東京ディズニーリゾートのバス乗り場が変更となる[1]。
- 2017年(平成29年)7月1日 - 常磐自動車道4車線化工事に伴い、いわき中央インターのりばと第1・第2駐車場が閉鎖。これに伴い「好間一小」停留所および無料駐車場(第4駐車場)を新設。なお、いわき中央インターおりばは存続となる[2]。
- 2018年(平成30年)12月1日 - ダイヤ改正に伴い、通常期ダイヤおよび繁忙期ダイヤを導入。繁忙期ダイヤでは、上り便が速達日立便と停車便が各1本ずつ増便され、下り便では直行便をそれぞれ2台体制に拡大し、東京ディズニーランド (TDL) 発便と東京ディズニーシー (TDS) 発便を振り分ける[3]。
- 2019年(令和元年)
- 2020年(令和2年)2月29日 - 東京ディズニーリゾート® の休園に伴い、当面の間運休[7]。
- 2022年(令和4年)4月29日 - 運行再開[8]。
- 2022年(令和4年)12月1日より日立発着の茨城交通便のみ水戸北スマートインターに乗降車扱い開始。
使用車両
[編集]原則として4列シート・トイレ付のハイデッカー車が使用される。
乗車券発売箇所
[編集]1か月1日前から乗車日前日の18:00まで発売
新常磐交通高速バス予約センター、茨城交通高速バス予約センター、神峰営業所、日立南営業所、茨大前営業所では電話での予約が可能。
- 新常磐交通
- 高速バス予約センター
- いわき駅前案内所
- いわき好間案内所
- 湯本駅前案内所
- 小名浜案内所
- 植田駅前案内所
- 茨城交通
- 日立南営業所
- 神峰営業所
- 日立案内所
- 水戸駅前案内所
- 茨大前営業所
- 発車オ〜ライネット(クレジット決済・コンビニ決済・発券可能)
脚注
[編集]- ^ 4/1より「東京ディズニーリゾート®」発着の2路線(いわき・日立線、川越・大宮線)の運行を開始します(京成トランジットバス 2016年3月31日)2017年7月1日閲覧。
- ^ “『いわき中央インター』のりば停留所および第1、第2駐車場 閉鎖のお知らせ” (PDF). 新常磐交通 (2017年6月28日). 2017年7月1日閲覧。
- ^ “H30.12.1(土)~ 『いわき・日立~「東京ディズニーリゾート®」』線 ダイヤ改正のおしらせ” (PDF). 新常磐交通 (2018年11月7日). 2018年12月6日閲覧。
- ^ “消費税率改定に伴う高速バスの運賃改定について” (PDF). 新常磐交通 (2019年9月17日). 2019年10月5日閲覧。
- ^ “[お知らせ] 消費税率引き上げに伴う路線バス(乗合バス・高速バス)の運賃変更について消費税率改定に伴う高速バスの運賃改定について”. 茨城交通 (2019年9月20日). 2019年10月5日閲覧。
- ^ “【10/1~】高速バス運賃改定のお知らせ(いわき・日立~「東京ディズニーリゾート®」線)”. 京成トランジットバス (2019年9月10日). 2019年10月5日閲覧。
- ^ “(再)「東京ディズニーリゾート®」臨時休園に伴う、いわき・日立~「東京ディズニーリゾート®」線 運休のおしらせ(2020.03.12 8:30現在)”. 新常磐交通 (2020年3月12日). 2020年4月25日閲覧。
- ^ “いわき・日立⇔「東京ディズニーリゾート」線は4月29日(金)より運行を再開します”. 新常磐交通 (2022年4月28日). 2022年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月29日閲覧。
外部リンク
[編集]