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いなくていい人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『いなくていい人』
たまスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
レーベル 地球レコード
たま アルバム 年表
パルテノン銀座通り
1997年
いなくていい人
1998年
東京フルーツ
2000年
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いなくていい人』(いなくていいひと)は、 たまのメジャーデビュー後9枚目のアルバム。1998年7月24日発売。レーベルは地球レコード。

解説

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オリジナル・アルバムとしては、『そのろく』に続き2枚目の自主制作盤。

キャッチフレーズは、「あかるくてかなしい、静かでにぎやかな、ここにしかない音。

収録曲

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  1. いなくていいひと
    (作詞・作曲:知久寿焼
    タイトル曲だが、アルバムタイトルと異なり、表記は全部ひらがなとなっている。
    演奏には数人のサポートメンバーが参加しており、エレキギターを演奏しているのは宍戸幸司。また、電子オルガンを演奏しているのはロケット・マツである。
    しょぼたま2』には再録音された音源が収録された。
  2. へっぽこぴー
    (作詞・作曲:石川浩司/補作曲:知久寿焼)
    歌詞カードには「注:一部聞きとり辛い箇所がありますが、本人はこう歌っているつもりです。」と注釈が書かれている。
  3. ぎが
    (作詞・作曲:知久寿焼)
    クリスマスの夜に死んだ犬の事を歌っている。劇団ナイロン100℃の公演『薔薇と大砲〜フリドニア日記#2〜』の劇中で、たまメンバー自身による生演奏で使用された。
  4. 青空
    (作詞・作曲:滝本晃司
    ポップ調の穏やかな楽曲であるが、ライブでこの曲を演奏する際には、知久と石川による珍妙かつシュールなコーラスが入る演出があり、聴衆の笑いを誘う。なお、このコーラスの入ったバージョンはCD化されていない。
  5. 箱の中の人
    (作詞・作曲:滝本晃司)
    意味不明な歌詞、全体的にエコーのかかったようなサウンドの曲。なお、この曲でベースを弾いているのは滝本ではなく斉藤である(ライブでは滝本が演奏する)。
  6. 326
    (作詞:知久寿焼/作曲:ロケット・マツ)
    たまとしては数少ない、メンバー以外の作曲。演奏スタイルは、知久が音の出るおもちゃ、石川がオルガン、滝本がトイピアノとなっている。『しょぼたま2』には再録音された音源が収録された。
  7. 健さん
    (作詞・作曲:石川浩司)
    とび職の中年男性が妊娠するというナンセンスな歌詞で、曲調はテクノに近いものとなっている。
  8. ハッピーマン
    (作詞・作曲:石川浩司)
    「健さん」終了とともに、即座にこの曲に移る。サポートメンバーの原さとしが、バンジョーで参加している。
  9. 南風
    (作詞・作曲:知久寿焼)
    ライブでこの曲を演奏する際、中盤のブレイクゾーンでは石川が自ら持参した物(日によって変化)で、メンバーに絡む。
  10. サーカスの日
    (作詞・作曲:滝本晃司)
    この曲でも、ロケット・マツがサポートメンバーとして参加しており、ピアノを演奏している。また「ぎが」と同じく、劇団ナイロン100℃の公演『薔薇と大砲〜フリドニア日記#2〜』の劇中で、生演奏された。