富士急湘南バス
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒258-0003 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領360 |
設立 | 1997年9月9日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 8021001033987 |
事業内容 | 乗合バス、貸切バス |
代表者 | 代表取締役社長 堀内哲夫 |
資本金 | 8000万円 |
純利益 |
▲44万円 (2023年3月期)[1] |
総資産 |
3億9450万9000円 (2023年3月期)[1] |
主要株主 | 富士急行株式会社(100%) |
外部リンク | http://www.syonan-bus.co.jp/ |
富士急湘南バス株式会社(ふじきゅうしょうなんバス)は神奈川県の足柄地域を中心に乗合バス事業を営む富士急行の子会社である。営業所記号は「M」を用いるが、これは富士急行松田営業所のエリアを引き継いだためである。
概要
モータリゼーションの進展とともに、過疎地域の利用客減が進み、一部の路線を除きかなり利用客が減っており、国庫補助をはじめとした補助金を受けて路線維持を図っている路線がほとんどである。
特に会社の生命線とも言えた新松田駅と国府津駅・湘光園[2]から大井町にある第一生命大井事業所[3]への路線は、通勤客・訪問客輸送による運賃収入だけで富士急湘南バス全体の運賃収入の3分の1を占めていたが[4]、第一生命の組織再編に伴い2011年に大井事業所は閉鎖となり、同町内に設立された新大井事業所へ一部部門が移転するも規模は縮小され[5]利用者数の減少が懸念されている[4]。
2008年現在、神奈川県内の路線バスとしては、距離あたりの運賃は一番高いが、初乗り運賃は県内では最も安い。また新松田駅・小田原駅・下曽我駅・山北駅周辺などで現金のみ100円運賃区間を導入している(交通系ICカード利用時は160円。車内の運賃表示機も160と表示される)。
バスカードについて
富士急行グループのバス会社としては、唯一全路線でバス共通カードを使用することができた(静岡県小山町に乗り入れる新松田駅〜富士霊園線も含む)。また、2009年9月30日までは富士急バスカードも利用でき、日本の路線バスでは珍しい「複数規格のバスカードが利用可能な地区」となっていた。日本国内での他の例としては、中国JRバスの広島県内バスカードで島根県のバス利用ができた例のみである。
なお、フジエクスプレスが運行する「横浜タウンバス」134系統(横浜市営バスから民間移譲された路線)の車内では、富士急湘南バス発行のバス共通カードが販売されていた。
2008年9月1日に路線バスでPASMO・Suicaの利用を開始、2013年3月23日からは交通系ICカード全国相互利用サービス開始により、相互利用できる交通系ICカードが利用可能となっている。
沿革
この節の加筆が望まれています。 |
富士急行グループの神奈川県下でのバス事業は1939年(昭和14年)7月11日に富士山麓電気鉄道が松田自動車を合併した事に始まる。
松田自動車は1931年(昭和6年)10月15日に井沢勝之助を中心に設立され[6]、1932年(昭和7年)7月20日に松田駅 - 下曽我駅 - 国府津駅間と下曽我駅 - 井細田間を開業した[7]。以降、松田を中心に路線を伸ばし、1938年(昭和13年)4月には、清水自動車(1927年(昭和2年)2月15日開業の清水村営自動車が1935年(昭和10年)11月13日に細谷力蔵に払い下げられる)と道了山自動車(山北駅 - 関本間。1931年(昭和6年)7月22日開業[8])を合併して山北から御殿場まで路線網を拡大。足柄自動車(現在の箱根登山バス)と勢力を二分した[9][10]。この間経営は静岡県で富士自動車を経営していた西村清策の手に移っていたが、その富士自動車はこれより前の1937年(昭和12年)3月12日に富士山麓電気鉄道に合併され、西村も同社の役員に迎えられたこともあり松田自動車も富士山麓電気鉄道に合併することになった。これにより富士山麓電気鉄道は足柄上郡の乗合バス路線をほぼ統合した。さらに合併後、富士山麓電気鉄道は1940年(昭和15年)11月27日に下曽我自動車(小田原町緑町 - 曽我村曽我野 - 下府中村西大友間。1933年(昭和8年)3月18日高野綾子が開業)を買収して小田原に進出した。
戦後も1956年(昭和31年)3月9日に松田町営バス(松田駅 - 宇津茂間。1949年(昭和24年)4月1日寄村営バスとして開業)を譲受している。
年表
- 2002年4月1日 富士急湘南バスとして営業開始。
- 2008年9月1日 路線バスでPASMO取り扱い開始。
- 2008年9月30日 富士急バスカードの販売を終了。
- 2008年10月1日 富士急バスカードの無料払い戻し開始。
- 2009年9月30日 富士急バスカードの利用を終了。
- 2010年3月31日 バス共通カードの販売を終了。
- 2010年7月31日 バス共通カードの利用を終了。
- 2013年3月23日 交通系ICカード全国相互利用サービス開始。
- 2021年4月4日 PASMOバス利用特典サービスのバスポイント・バスチケット付与終了。
- 2021年6月1日 一般路線バスで精神障害者保健福祉手帳での障害者割引開始。
- 2022年5月2日 湘光中学校通学路線を大井町に移管(引き続き業務委託にて運行は継続)
※2024年1月11日 2024年2月1日付で富士急モビリティに吸収合併され、富士急モビリティ湘南営業所となり、法人格が消滅する事が発表された[11]。
本社および営業所
本社営業所
現行路線
一般路線では「漢字+アラビア数字」の東京式の系統番号が導入されている。ただしバス停留所や行先表示機には表示されていないケースも多く、旅客向けの使用としては限定的である。
松田から高尾・ビオトピア・西大井方面
未病バレービオトピア(大井第一生命館ビル(旧第一生命大井本社、現在はブルックス大井事務所も入居)などを結ぶ路線。
- 松71:新松田駅 - 神山 - 未病バレービオトピア
- 松07:新松田駅 → 神山 → 未病バレービオトピア → 第一生命新大井事業所 → 西大井 → 新松田駅(平日のみ)
- 松78:新松田駅 - 神山 - 未病バレービオトピア - 高尾(平日のみ)
松71がビオトピアへのアクセスの中心で、平日4.5往復、土休日6往復と、土休日の方が運転が多くなる。
ビオトピアから高尾へ足を伸ばす松78は平日朝1往復のみ運転。終着の高尾は、2015年まで神奈川中央交通の路線も乗り入れていた。
松07は新旧の第一生命事業所を循環する路線で1本のみ運転。
松田から山北・西丹沢方面
丹沢に向かう路線である。あまり本数は多くないが、登山・ハイキング客の利用が多い行楽の時期は増発便も出る。しかし、2002年4月11日には神奈川県生活交通確保地域対策協議会に当系統のうち、清水橋 - 神縄、神縄 - 玄倉、神縄トンネル - 丹沢湖、神縄 - 西丹沢自然教室の廃止、新松田駅 - 清水橋大幅減便という内容の退出意向が提出された。2003年4月1日からは新松田駅〜西丹沢自然教室が国庫補助対象路線となることになり、その過程で玄倉非経由であった松61(新松田駅 - 西丹沢自然教室)、松63(新松田駅 - 中川)などが廃止され、系統整理が行われた。 2017年5月1日に、西丹沢自然教室が西丹沢ビジターセンターに停留所名が変更された。
栢山駅発着系統
- 栢98:栢山駅 → 大井高校(平日のみ)
他の当社路線とは完全に分離された系統で、朝に大井高校行2本が運行される。
松田から寄方面
- 松51:新松田駅 - 上茶屋 - 松田ランド - 寄(やどりき)
- 松53:新松田駅 ← 神山 ← 松田ランド ← 萱沼上 ← 長寿橋 ← 寄(平日のみ)
- 松54:新松田駅 - 上茶屋 - 松田ランド - 萱沼上 - 長寿橋 - 寄(平日のみ)
松田町北部の寄へ向かう路線である。2011年まで新松田駅 - 松田ランド間は湘南神奈交バスの路線(神04)と重複していた。
中心となる松51は、国道246号から寄入口交差点より神奈川県道710号神縄神山線に入る経路で、平日・土休日とも、おおむね1-2時間に1本程度の運行。
松53・54は、2011年に行われたデマンドバス実験の結果定時バスとして運転されるようになったもので、県道710号から外れた萱沼集落、虫沢集落(長寿橋)を経由する。萱沼上には折り返し場がなく、さらに上った小田原ゴルフ倶楽部松田コース敷地まで行き引き返してくる。平日午前の新松田行、午後の寄行が併せて2往復運転される。平日の寄発の2便目のみ、松田ランドから先も県道710号を通る神山経由として運転。以前は神山経由の本線系統・松52が運転されていたが、国道246号へ入る蛇塚交差点での右左折が危険であることなどの理由で1本のみの運行に削減された[12]。
松田から下曽我方面・小田原駅・国府津駅発着系統
国府津駅を発着する路線の系統番号に同駅を発着する神奈川中央交通の系統番号と重複しているものがあったが、2021年現在は解消されている。
- 国02:国府津駅 - 別所梅林 - 下曽我駅入口 - 下曽我駅
- 国07:新松田駅 - 第一生命新大井事業所 - 西大友 - 下曽我駅入口 - 国府津駅(平日のみ)
- 松04:新松田駅 - 神山 - 金子 - 浅間塔 - 上大井駅入口 - 下曽我駅入口 - 下曽我駅 - 下曽我駅入口 - ダイナシティ
- 2012年1月4日に国01系統のダイナシティ経由便を分割した系統である。
- 下01:下曽我駅 - ダイナシティ
- 上21:上大井駅 → 金子 → 神山 → 新松田駅(平日のみ)
- 小11:新松田駅 - 西大井 - 湘光中学校 - 下大井中 - 西大友 - 桑原 - 中堀 - 成田(なるだ) - 飯泉観音 - 小田原駅
- 小12:新松田駅 - 西大井 - 湘光中学校 - 第一生命新大井事業所 - 下大井中 - 西大友 - 桑原 - 中堀 - 成田 - 飯泉観音 - 小田原駅(平日のみ)
- 小14:新松田駅 - 神山 - 金子 - 上大井駅入口 - 下曽我駅入口 - 下曽我駅 - 下曽我駅入口 - 千代小学校前 - 中堀 - 成田 - 飯泉観音 - 小田原駅
- 小15:下曽我駅 - 下曽我駅入口 - 千代小学校前 - 中堀 - 成田 - 飯泉観音 - 小田原駅
- 小20:小田原駅 - 飯泉観音 - 相模容器前 - 飯泉観音 - 小田原駅(平日のみ、LED表示は「成田工業団地循環」)
- 松84:下大井中 → 湘光中学校 → 西大井 → 新松田駅(平日のみ)
国02は、国府津駅から県道72号を通り下曽我駅へ向かう路線で、午前中と夕方に運行される。
国07は下曽我駅入口から上府中公園・第一生命新大井事業所を経由する路線で、国府津発は朝夕各2便、新松田発は夕方3便が運転。なお、下曽我駅は経由しない。
松04は御殿場線の東に沿って下曽我駅まで南下後ダイナシティを結ぶ路線で1日2往復の運転。下曽我駅-ダイナシティは区間便の下01がさらに2往復加わる。
新松田駅と小田原駅を結ぶ系統は3つあり、小11・12は第一生命を経由するかどうかの違いである。小14は松04と下曽我駅の先まで同一経路をたどった後、中堀で小11・12の経路に合流する。小15は小14の区間便であり、この区間は平日は併せて毎時1本程度運転されている。小20はこれらの系統の小田原寄りでの循環路線で、平日夕方1本のみ運行。松84は新松田寄りの区間路線で平日朝1本のみ運行。
第一生命通勤路線
- 松01:新松田駅 - 金手 - 西大井 - 湘光中学校 - 第一生命新大井事業所(平日のみ)
- 松02:新松田駅 → 急行 → 第一生命新大井事業所(平日のみ)
平野部に移転した第一生命への路線である。第一生命へは他松08・国07・小12も経由するが、第一生命に入る路線は全便が平日のみの運行。急行便である松02は、富士急グループでは珍しく運賃前払いとなっていたが2019年末〜2020年初頭に行われた運賃箱更新により、松02系統も運賃後払い両替方式となった
その他の路線
上記2路線は、新型コロナウイルス感染症の影響によりアサヒビールの工場見学が休止されたため2020年7月より運休となり、さらに2023年1月限りで工場自体が閉鎖されたこともあり、富士急湘南バスのHPからも時刻表が削除されている。
季節運行路線
- 松75:新松田駅 - 向原 - 山北駅 - 大野山登山口
- 特定日のみ運行。(2020年春以降運休が続いていたが、2023年より大野山開きに合わせて臨時運行)
- 西01:JR松田駅 - 松田山西平畑公園
- 十文字橋駐車場 - 松田山西平畑公園
- 松田さくらまつり開催期間中のみ運行、土・休日及び混雑時は十文字橋駐車場(酒匂川町民親水広場の臨時駐車場)発着便が運行される。
- 下05:新松田駅 - 神山 - 金子 - 浅間塔 - 上大井駅入口 - 中河原梅林 - 下曽我駅
- 国01:新松田駅 - 神山 - 金子 - 浅間塔 - 上大井駅入口 - 中河原梅林 - 下曽我駅 - 別所梅林 - 国府津駅
- 小田原梅まつり開催期間中のみ運行、開催期間中は国02系統も増便される。
- 富士01:新松田駅 - (富士山)須走口五合目
- 2008年の夏季に運行。静岡県内へ乗り入れる路線だが、首都圏のバス共通カードも利用できた。
高速バス
- 2005年夏に運行開始。夏季のみ毎日運行。
- 国府津駅 - 新松田駅 - 富士急ハイランド - 河口湖駅
- 新松田駅 - 富士急ハイランド - 河口湖駅
- 2022年12月24日〜2023年2月28日まで期間限定で運行開始。(1日1往復)
- 小田原駅東口・松田車庫(富士急湘南バス本社)・御殿場駅・新富士駅・東静岡駅 - 京都駅八条口・大阪駅前(地下鉄東梅田)・OCAT
- 2008年10月1日運行開始。近鉄バス八尾営業所と共同運行。
- 富士吉田駅(現・富士山駅) - 京都・大阪間「フジヤマライナー」より系統分離。
コミュニティバス
山北町コミュニティバス
「山北町循環バス」の名称で、2005年12月1日より運行開始された。富士急湘南バスの定期券は利用できない。また交通系ICカード対応の設備は装備されているが、カードが利用可能なのは山北駅⇔新松田駅間を運行する2路線のみであり、循環各路線では交通系ICカードを利用できない。
車両は、山北町が購入したレトロバス(日野・リエッセ)とボンネットバス風特装車(架装は東京特殊車体)2台を使用しているが、代車として三菱の小型一般路線バスが運行に就くこともある。
2007年4月1日、2008年4月1日に運行見直しがなされた。山北駅発着が基本だが、2008年4月のダイヤ改定から区間便も運行されている。
利用状況は好調であり、2005年12月の運行開始時の1日あたり約70人から95人程度へと増加している[いつ?]。
- 東部循環:(平日運行・朝1本のみ) 山北駅 → 川村小学校入口 → 岸 → がら瀬 → 三菱ガス化学前 → 東山北駅 → 向原 → 山北駅
- 東部循環:(平日運行・朝1本のみ) 向原 → 東山北駅 → 三菱ガス化学前 → がら瀬 → 岸 → 川村小学校入口
- 西部循環:(平山先回り・平日運行・朝3本のみ) 山北駅 → 平山 → 岸 → 川村小学校入口 → 山北駅
- 西部循環:(岸先回り・平日運行・夕方2本のみ) 山北駅 → 川村小学校入口 → 岸 → 平山 → 山北駅
- 南部循環:(東回り) 山北駅 → 向原 → 東山北駅 → 三菱ガス化学前 → がら瀬 → 日向 → 平山 → 山北駅
- 南部循環:(西回り) 山北駅 → 平山 → 日向 → がら瀬 → 三菱ガス化学前 → 東山北駅 → 向原 → 山北駅
- 東部循環線及び南部循環線は、2021年8月より東山北駅に乗り入れ開始している。
- 山北 - 新松田: 山北駅 - 高松山入口 - 向原 - 新松田駅(一般路線の松66と同一経路)
- 平日7往復、土休日2往復の運転。
- 山北 - 新松田(岸周り)山99: 山北駅 - 川村小学校入口 - 岸 - がら瀬 - 三菱ガス化学前 - 向原 - 新松田駅
- 山北駅発は平日夕方のみ2本、土曜日は朝に1本が運行される。一方、新松田発は平日・土曜日朝に1本の運行となる(日曜は全便運休)。
- この他、平日朝に川村小学校入口始発新松田駅行き(山04)が1本運行される。
大井町巡回バス
大井町では、2021年5月から大井町巡回バスの実証運行を実施し、2022年5月から「おおいゆめバス」の名称で本格運行を開始した。 運行は引き続き富士急湘南バスが委託を受けて行うため、富士急の小型車両(主にエアロミディMJ)が使用されており、交通系ICカードも利用可能。
- 登下校ルート: 新松田駅 - 湘光中グランド前 - 上大井駅 - 篠窪 - 高尾 - いこいの村あしがら(平日のみ)
- 相和循環: 大井町役場 - 上大井駅 - いこいの村あしがら - 高尾 - 横道 - 篠窪 - 坊村 - 新松田駅 - あしがらモール - 大井町役場(月/
火/ 金曜及び土曜午前のみ、祝日は除く)
- 西大井・金子循環: 大井町役場 → あしがらモール → 新松田駅 → 大井町役場(月・火・金・土曜のみ、祝日は除く)
撤退・廃止路線
2004年度以前
- 国03:国府津駅 - 小田原駅
- 下05:下曽我駅 - 新松田駅
- 小16:小田原駅 - 横町 - 下曽我駅
- 上22:上大井駅 - 上山田 - 新松田駅
- 上23:上大井駅 - 第一生命
- 上24:上大井駅 - 上山田
- 上25:上大井駅 - 篠窪
- 山33:山北駅 - 和田河原
- 山37:山北駅 - 和田河原駅
- 栢38:栢山駅 - 上大井大下
- 山44:山北駅 - 大野山登山口
- 松52:国鉄松田駅 - 第一生命
- 山53:山北駅 - 玄倉 - 西丹沢
- 山54:山北駅 - 西丹沢
- 山55:山北駅 - 玄倉 - 中川
- 山56:山北駅 - 中川
- 谷58:谷峨駅 - 西丹沢
- 谷59:谷峨駅 - 玄倉 - 中川
- 谷60:谷峨駅 - 中川
- 松60:新松田駅 - 箒沢上
- 松65:新松田駅 → 平山 → 丹沢湖 → 新松田駅
- 松66:新松田駅 - 松田バスストップ - 山北駅
- 松67:新松田駅 → 国鉄松田駅 → 山北駅
- 松73 新松田駅 - 高尾
- 松76:上山田 - 高尾 - いこいの村あしがら
- 松77:新松田駅 - 足柄大橋 - 山北駅
- 松78:新松田駅 - 足柄大橋 - 宮台 - 和田河原駅
- 松79:新松田駅 - 開成駅入口 - 和田河原駅
- 松81:新松田駅 → 神山 → 西大井 → 新松田駅 (大井循環)
- 松83:新松田駅 → 西大井 → 神山 → 新松田駅 (大井循環)
- 松92:新松田駅 - 御殿場駅
- 松94:新松田駅 - 旭日丘 - 平野
- 松100:JR松田駅 - 松田山ハーブガーデン
- 小13:新松田駅 - 神山 - 金子 - 大下 - 西大友 - 桑原 - 延清入口 - 成願寺 - 横町 - 飯泉入口 - 小田原駅
- 小17:小田原駅 - 飯泉入口 - 成願寺 - 延清入口 - 桑原 - 日本新薬
- 栢36:栢山駅 - 開成駅入口 - 延沢
- 山31:山北駅 - 岸 - 大口 - 延沢 - 開成駅入口 - 栢山駅
- 山32:山北駅 - 岸 - 大口 - 延沢 - 開成駅入口 - 栢山駅 - 上大井大下
- 山42:山北駅 - 樋口橋 - 内山 - 苅野
- 山43:山北駅 - 樋口橋 - 内山 - 矢倉沢
- 松61:新松田駅 - 向原 - 山北駅 - 樋口橋 - 谷峨駅 - 清水橋 - 丹沢湖 - 中川 - 西丹沢自然教室
- 松63:新松田駅 - 向原 - 山北駅 - 樋口橋 - 谷峨駅 - 清水橋 - 丹沢湖 - 中川
- 松82:新松田駅 - 金手 - 西大井 - 湘光中学校 - 湘光園
- 沼91:新松田駅 - 東名松田 - 東名御殿場 - 東名駒門 - 東名沼津 - 沼津駅
- 一般路線車で東名高速道路を経由していた。末期は毎年1月の日祝日のみ運行であった。1995年に運休。
- 栢96:栢山駅 - 開成駅入口 - 宮台 - 和田河原駅
- 西丹99:西丹沢自然教室 - 中川 - 丹沢湖 - 玄倉
2005年度
- 松69:新松田駅 - 向原 - 宿 - 岸- 山北駅
- 松70:新松田駅 - 向原 - 宿 - 内山 - 山北駅
- 松80:新松田駅 - 向原 - 山北駅 - 内山
- 山41:山北駅 - 樋口橋 - 内山
- 2004年3月26日:神奈川県生活交通確保地域対策協議会に退出意向が提出される。対象は、がら瀬 - 樋口橋の廃止と山北駅 - 樋口橋の大幅減便であった。
- 2005年12月1日:上記系統を廃止。代替交通として山北町コミュニティバスを同日より運行開始。
2009年度
- 松97:新松田駅 - 金手 - 西大井 - 大井高校 - 栢山駅
- 山34:山北駅 - 岸 - 大口 - 足柄高校 - 大雄山駅 - 富士フイルム (新道経由)
- 山103:山北駅 - 岸 - 大口 - 足柄高校 - 大雄山駅 - 富士フイルム (旧道経由)
- 山104:山北駅 - 岸 - 大口 - アサヒビール神奈川工場 - 足柄高校 - 大雄山駅 - 富士フイルム (旧道経由)
- 上記4系統は2009年12月1日で廃止。なお、山103はかつては「山35」を表示していた。(大雄山駅を関本と称していた当時)
- 大105:大雄山駅 - アサヒビール神奈川工場
- 2009年12月1日より松102に統合。
2011年度以降
- 松71:新松田駅 - 急行 - 第一生命(神山のみ停車)
- 国04:国府津駅 - 急行 - 第一生命(下曽我駅入口・上大井駅入口のみ停車)
- 湘85:湘光園 - 湘光中学校 - 坊村 - 第一生命
- 上記3系統は2011年12月12日付廃止。いずれも土・休日運休のため12月9日が最終運行日だった。
- 小12:新松田駅 - 金手 - 西大井 - 湘光中学校 - 曽我支所入口 - 西大友 - 桑原 - 日本新薬 - 中堀 - 明治乳業(旧:成田) - 飯泉観音 - 飯泉入口 - 小田原駅
- 松71:新松田駅 - 神山 - 第一生命
- 松78:新松田駅 - 金手 - 宮台 - 和田河原駅
- 松79:新松田駅 - 金手 - 開成駅 - 和田河原駅
- 栢93:栢山駅 - 山崎 - 和田河原駅
- 鴨01:鴨宮駅南口 - 明治乳業
- 小19:山北駅 - 向原 - 新松田駅 - 上大井 - 西大友 - 中堀 - 明治乳業(旧:成田) - 飯泉観音 - 小田原駅
- 上記各系統は2012年1月4日付廃止。小19を除く各系統は年末・年始特別ダイヤによる運休のため、2011年12月30日が最終運行日だった。
- 2005年10月1日運行開始
- 運行開始当初は京成バスとの共同運行で5往復運行されていたが、その後富士急湘南の単独運行となり2往復に。2008年7月1日に再度改定され3往復運行となる。その際に開成駅・小田原駅西口前も停車地に追加された。2011年4月1日に1往復を秦野駅南口経由に経路変更。
- 松田車庫・秦野駅南口 - 成田空港
- 2011年4月1日運行開始(松田車庫・開成駅・大雄山駅・小田原市役所・小田原駅西口 - 成田空港線のうち1往復を経路変更)[15]
- 上記2路線は2012年2月1日付廃止(運行最終日は前日の1月31日)[16]
- 松72:新松田駅 - 神山 - 上山田 - 東庭 - 篠窪
- 松74:新松田駅 - 神山 - 上山田 - 東庭 - 高尾 - いこいの村あしがら
- 松99:新松田駅 - 神山 - 上山田 - 東庭 - 篠窪 - 高尾 - いこいの村あしがら(2012年1月4日開業)
- 松76:新松田駅 - 金手 - 大井小学校 - 湘光中学校グランド前 - 上大井駅 - 上山田 - 東庭 - 篠窪
- 国01:新松田駅 - 神山 - 金子 - 上大井駅入口 - 下曽我駅入口 - 下曽我駅 - 下曽我駅入口 - 別所梅林 - 国府津駅
- 2009年1月23日より2012年1月3日まで、一部の便はダイナシティ経由で運行した。ダイナシティ経由便は下記のルートとなり、下曽我駅入口停留所を片道で4回通過した。
- 新松田駅 - 神山 - 金子 - 上大井駅入口 - 下曽我駅入口 - 下曽我駅 - 下曽我駅入口 - 千代南 - ダイナシティ - 千代南 - 下曽我駅入口 - 下曽我駅 - 下曽我駅入口 - 別所梅林 - 国府津駅
- 国06:国府津駅 - 別所梅林 - 下曽我駅入口 - 下曽我駅 - 下曽我駅入口 - ダイナシティ
- 国05:国府津駅 - 急行 - 第一生命新大井事業所(下曽我駅入口のみ停車)
- 国08:新松田駅 - 湘光中学校前 - 西大友 - 国府津駅
- 松03:新松田駅 - 金手 - 西大井 - 湘光中学校
- 松08:新松田駅 - 湘光中学校前 - ブルックス大井事業所 - 神山 - 新松田駅(土休日のみ・双方向循環)
- 松52:新松田駅 - 神山 - 松田ランド - 寄
- 松55:長寿橋→寄→土佐原公民館→湯の沢上→上茶屋→新松田駅(平日のみ片側運行)
- 松84: 曽我支所入口→湘光中学校→西大井→金手→新松田駅(平日のみ片側運行)
- 谷58:谷峨駅 - 清水橋 - 玄倉 - 丹沢湖 - 中川 - 西丹沢ビジターセンター(平日のみ)
- かつては「谷57」を表示していた。
- 松64:新松田駅 - 向原 - 山北駅 - 樋口橋 - 谷峨駅 - 清水橋 - 玄倉 - 丹沢湖 - 中川(平日のみ)
高速バス
- 2014年3月1日運行開始。東急トランセと共同運行。
- 2017年3月10日より日吉駅まで路線延長。2017年12月1日より市が尾駅にも停車。
- 2021年4月1日、富士急行担当便をフジエクスプレス横浜営業所に移管。
- 日吉駅 - センター北駅 - たまプラーザ駅 - 市が尾駅 - スノータウンYeti - ぐりんぱ(冬・春季運行) 東急トランセと共同運行。
- 2014年12月1日、運行開始[17]。
- 2021年12月18日、富士急行担当便をフジエクスプレス横浜営業所に移管。
車両
4メーカーすべて揃えているが、近年は路線車・貸切車を問わず日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)車の比率が高まっていた。しかしながら同社のバス事業撤退を受け、再び親会社と資本関係のある日野自動車への回帰が進んでいる。旧・第一生命の通勤客を輸送していたことから大型車の比率が高くなっており、2002年に導入された車両は長尺車である。
大型路線車のうち2003年に導入された3台は、西丹沢方面への路線を維持するため、山北町から導入費用に対して補助金が出ているため、山北町の観光名所などを描いた塗装となっている。ただし運用は大型車の入る路線である以外は特に限定されていない。
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M4251
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M2965
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山北町カラー M8367
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貸切車 M2734・M1520
過去の車両
神奈川県内では最後まで非冷房車の在籍があった(1995年まで)。また路線車として中央高速バスの高速車が転用されたこともあったが、12m車ということで路線バスとしては運用範囲が限定されており、貸切車として使用されるほうが多かった。
また、山北駅近くに高さ制限2.9mの箇所があり、以前は比較的多くの路線が経由していた(2009年12月1日以降は山北町循環バスのみ)こともあり、「松田仕様」とも呼べる車両が存在していた。具体的には、大型車の屋根上はベンチレーターまで全て撤去し、冷房も屋根上には搭載せずにサブエンジン型や室内型を採用していたものである。その後は冷房装置が小型化されたこともあり、中型車以下であれば特殊仕様ではなくても乗り入れ可能になった。
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ラッピングバス M1045
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長尺車 M8262
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高速車を格下げ使用G2414 12mフルサイズ車のため運用範囲は限定
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松田仕様の非冷房車G1771 屋根上にベンチレータがない
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松田仕様の冷房車G2037 屋根上に冷房装置がない
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松田仕様の中型冷房車M2351 屋根上に冷房装置がない
脚注
- ^ a b 富士急湘南バス株式会社 第26期決算公告
- ^ 現在の第一生命新大井事業所
- ^ 現在の未病バレービオトピア
- ^ a b “「最小限に食い止めたい」第一生命移転後の影響で松田町長”. 神奈川新聞「カナロコ」 (2008年9月3日). 2009年8月24日閲覧。
- ^ “【神奈川】大井事業所を再編移転 第一生命保険』”. 建通新聞社公式サイト (2008年3月4日). 2009年8月24日閲覧。
- ^ 大蔵省印刷局 [編]『官報』1932年04月19日 日本マイクロ写真 1932年 (国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 鉄道省 編『全国乗合自動車総覧』 鉄道公論社出版部 1934年 (国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 鉄道省 編『全国乗合自動車総覧』 鉄道公論社出版部 1934年 (国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 福田以久生 編『まつだの歴史』 松田町教育委員会 1977年3月 P262-264(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 福田以久生 編『まつだの歴史』続 松田町教育委員会 1984年3月 P104-108(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 会社合併のご案内(富士急モビリティ 2024.1.11)
- ^ 新松田・寄便の神山経由の取り扱いについて 」松田町 2017年10月25日
- ^ 12/1よりハイランドライナー運休のお知らせ 富士急湘南バス公式サイト、2016年11月19日
- ^ 7/1から南町田駅と空港を結ぶ路線など新たなバスアクセスが誕生 神奈川中央交通公式サイト
- ^ 高速バス 松田・秦野〜成田空港線新設のお知らせ 富士急湘南バス公式サイト、2011年5月5日閲覧。
- ^ 高速バス 成田空港線運行休止のお知らせ 富士急湘南バス公式サイト、2012年2月3日閲覧。
- ^ 『高速路線バス センター北駅・たまプラーザ駅⇔Yeti・ぐりんぱ線 新規運行開始』(PDF)(プレスリリース)富士急湘南バス、2014年11月1日 。2022年5月26日閲覧。