ゆめタウン下松
ゆめタウン下松 youme Town Kudamatsu | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒744-0024 山口県下松市中央町21番3号 |
座標 | 北緯34度1分6.8秒 東経131度51分45.7秒 / 北緯34.018556度 東経131.862694度座標: 北緯34度1分6.8秒 東経131度51分45.7秒 / 北緯34.018556度 東経131.862694度 |
開業日 | 2018年(平成30年)8月1日 |
施設所有者 | 株式会社イズミ、下松商業開発株式会社[1] |
施設管理者 | 株式会社イズミ[1] |
敷地面積 | 56,900 m²[2] |
延床面積 |
77,400 m²[2] ※星プラザ 7,350m2[3] |
商業施設面積 |
20,500 m²[2] ※星プラザ 3,697m2[3] |
店舗数 | 69 [2] |
営業時間 |
9:00-22:00(一部テナント除く)[2] 星プラザ:10:00-20:00(一部テナント除く) |
駐車台数 | 約2,000 [2]台 |
前身 |
日本石油精製下松製油所末武貯油所 ↓ 日石広場 ↓ ザ・モール周南 |
最寄駅 | 下松駅 |
最寄IC | 山陽自動車道 徳山東IC |
外部リンク |
ゆめタウン下松 星プラザ |
youme |
ゆめタウン下松(ゆめタウンくだまつ)は、山口県下松市中央町に所在する、イズミが運営するショッピングセンター「ゆめタウン」の店舗[4]。
1993年に西友を核店舗とするCSC「ザ・モール周南」として開店、2018年にリブランドされた。
概要
下松タウンセンター構想
1988年(昭和63年)3月に下松市が、下松市総合計画の中で「下松シンボルゾーン構想」を発表[5]。その中核の一つである「下松タウンセンター構想」に基づき、旧日本石油精製下松製油所末武貯油所跡に、商業・文化集積が整備されることとなった。背景には、不況による人口減少と、市内の買い物客が隣接する徳山市(現・周南市)などに流出している状況があった[3]。
同年10月に、第三セクターの下松商業開発株式会社が設立され、下松市・地元の出店者・中小企業事業団(現・中小企業基盤整備機構)が出資した。翌年の1989年(平成元年)2月には、西友の進出が決まった[3]。
施設の整備は、西友や下松市・下松商業開発の出資によって1992年(平成4年)1月に設立された下松タウンセンター開発株式会社と、下松商業開発によって行われた。整備にあたっては、特定商業集積法の適用と、中小小売商業振興法の認定を受けた。また隣接地には、文化施設である下松市文化健康センター(スターピアくだまつ)が下松市の単独事業として整備された[3]。
ザ・モール周南の開業
ザ・モール周南 THE MALL Shunan | |
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店舗概要 | |
開業日 | 1993年11月5日 |
閉業日 |
2018年5月15日(西友) 2018年7月31日(ザ・モール周南直轄エリア) |
施設所有者 |
下松タウンセンター株式会社、下松商業開発株式会社 ↓ 合同会社下松タウンセンター開発、下松商業開発株式会社 ↓ 合同会社西友、下松商業開発株式会社 |
施設管理者 |
下松タウンセンター株式会社 ↓ 合同会社下松タウンセンター開発 ↓ 合同会社西友 |
中核店舗 | 西友ザ・モール周南店 |
前身 |
日本石油精製下松製油所末武貯油所 ↓ 日石広場 |
後身 | ゆめタウン下松 |
SEIYU |
1993年(平成5年)11月5日、西友のショッピングセンター業態である「ザ・モール周南」として開業。下松タウンセンター開発が所有する施設全体の5分の4に西友と専門店街が入居し、下松商業開発が所有する残りの部分は、地元商業者が中心の専門店街「星プラザ」となった[6][3]。
ザ・モール周南の開業を境に、下松市では大型店舗の進出が相次ぎ、周南市・光市一帯を商圏に取り込むことに成功した。また、周辺の宅地開発も進み、2000年(平成12年)以降は、市の人口も増加傾向に転じた。一方で、市内の下松駅周辺にそれまで存在していた商業機能は大きく衰退した[7]。
1998年(平成10年)には近隣にサンリブ下松が開業するなど、商業環境が変化する中、1999年(平成11年)にはシネマコンプレックスのMOVIX周南が[3]、2000年(平成12年)には北西の従業員駐車場敷地にヤマダ電機が開業した[8]。
2009年(平成21年)には、下松タウンセンター開発が西友の100%出資となった[9]。その後同社は、合同会社に改組ののち解散したため、下松商業開発の所有範囲を除く本施設は、西友による所有となった[1]。
イズミへの譲渡
開業後25年にわたって下松市の商業の中心としての役割を担ってきたが、西友は、中国地方唯一の店舗という立地から、効率化の面で強みを発揮しにくい状態となっていた[10]。こうしたことを背景に、2018年(平成30年)2月1日付けで、西友と、総合スーパー大手のイズミとの間で、当店舗(下松商業開発の所有範囲を除く)の譲渡契約が交わされた[11]。
ザ・モール周南としての営業終了に先立ち、同年5月15日をもって、核テナントの「西友周南店」が閉店した[12]。
ゆめタウン下松として
西友の閉店後も、専門店街・食遊館のほとんどのテナントや、MOVIX周南(および下松商業開発の所有範囲である星プラザ)は営業を続け、2018年(平成30年)8月1日より、ゆめタウン下松としての営業に移行した[4]。同年10月13日にグランドオープンし、2019年(平成31年)2月初旬にフードコートがオープンし[2]、これで完全体となった。
店舗構成
- 1階・2階・3階・4階(一部) 売場
- 4階・5階・屋上 駐車場
隣接する下松市文化健康センター(スターピアくだまつ)とは1階連絡通路で接続されている。
1階には、下松市を含む周南地域を放送エリアとするコミュニティFM局である、しゅうなんFMのスタジオが設けられている(本社は周南市に所在)。
星プラザ
施設全体の5分の1は、地元第三セクターの下松商業開発株式会社が所有しており、地元商業者を中心とした専門店街「星プラザ」(ほしプラザ)として営業している[13]。店舗面積は3,697m2で[3]、テナント数は41[10]。星プラザの「星」は、下松市の市名の由来にちなんでいる[3][14]
ゆめタウン下松と同一の建物内であることから、施設の駐車場なども共用であるが、営業時間や定休日が異なるほか、ポイントカードなども独自のものを採用している[14]。
MOVIX周南
MOVIX周南 MOVIX Shunan | |
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情報 | |
開館 | 1999年3月20日 |
収容人員 | (7スクリーン)1,536人人 |
客席数 | 1550席(シアター全体) |
設備 |
DOLBY SURROUND 7.1 XpanD |
用途 | 映画上映 |
運営 | 松竹マルチプレックスシアターズ |
所在地 | 山口県下松市中央町21-3(ゆめタウン下松・下松タウンセンター内) |
最寄駅 | 下松駅 |
外部リンク | MOVIX周南 |
「ザ・モール周南」時代からあるシネマコンプレックスで、1999年に駐車場の一部を増築して開業した。「ザ・モール周南」の「ゆめタウン下松」へのリブランドを前に一度リニューアルしている。
各シアターの席数は以下の通りである。
シアター名 | 座席数 | 車椅子席数 |
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シアター1 | 210 | 2 |
シアター2 | 210 | 2 |
シアター3 | 174 | 2 |
シアター4 | 174 | 2 |
シアター5 | 159 | 2 |
シアター6 | 159 | 2 |
シアター7 | 450 | 2 |
合計 | 1536 | 14 |
沿革
- 1988年(昭和63年)10月 - 下松市、中小企業事業団(当時)、地元企業の出資により下松商業開発株式会社が設立[3]。
- 1992年(平成4年)1月 - 下松市、下松商業開発、西友の出資により下松タウンセンター開発株式会社が設立[3]。
- 1993年(平成5年)11月5日 -ザ・モール周南開業。
- 1999年(平成11年)3月20日 - 駐車場の一部にMOVIX周南(シネマコンプレックス)を増築・開業[3]。
- 2000年(平成12年)12月 - 北西の従業員駐車場敷地にヤマダ電機テックランドザ・モール周南店が開業[8]。
- 2003年(平成15年)7月 - 1階にコミュニティFM局「しゅうなんFM」のスタジオ「しゅうなんFMオープンスタジオ」がオープン。
- 2009年(平成21年)10月30日 - 下松タウンセンター開発株式会社が西友の100%出資会社となる(下松市が出資分を西友に譲渡)[9]。その後同社は合同会社に改組ののち解散[1]。
- 2018年(平成30年)
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隣接施設
アクセス
- 自動車 山陽自動車道 徳山東ICから10分
- 徒歩 JR下松駅北口から10分
- バス JR下松駅北口バス停から「JR徳山駅行き」乗車、「下松タウンセンター」下車、徒歩0分。
- バス JR徳山駅北口バス停から「JR下松駅北口行き」乗車、「ザ・モール周南東」下車、徒歩2分。
近隣の大型商業施設
店舗面積10,000m2以上の大規模小売店舗を以下に記す。
関連項目
脚注
- ^ a b c d “ザ・モール周南イズミに売却”. 日刊新周南. (2017年12月27日) 2018年8月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g (pdf) 『ゆめタウン下松』オープンのお知らせ, 株式会社イズミ, (2018-10-05) 2018年10月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l (pdf) 平成27年度高度化事業活用事例集, 独立行政法人中小企業基盤整備機構高度化事業部 2018年8月13日閲覧。
- ^ a b c d “ゆめタウン下松、1日オープン ザ・モール周南は閉店”. 中国新聞. (2018年8月1日) 2018年8月1日閲覧。
- ^ (pdf) 下松駅南地区まちづくり推進協議会活動調査報告書 2018年8月13日閲覧。
- ^ “全国初の特定商業集積法認定施設「ザ・モール周南」5日オープン”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1993年11月12日)
- ^ (pdf) 下松市都市計画マスタープラン(地域別構想下松地域版), 下松市, (2014-04-01) 2016年7月24日閲覧。
- ^ a b “家電大手のヤマダ電機、12月中旬 テックランド ザ・モール周南店、下松にオープン”. 山口経済レポート. (2000年11月18日) 2018年8月13日閲覧。
- ^ a b 『下松市議会 一般質問』 下松市議会. (2009年12月9日)
- ^ a b “ザ・モール周南 イズミが経営権取得へ”. 山口新聞. (2018年2月3日) 2018年8月13日閲覧。
- ^ a b "「ゆめタウン下松(仮称)」「ゆめタウン姫路(仮称)」新規出店に関するお知らせ" (PDF) (Press release). 株式会社イズミ. 2 February 2018. 2018年2月5日閲覧。
- ^ a b ザ・モール周南 - 店舗詳細, 合同会社西友, (2018-05-16) 2018年8月13日閲覧。
- ^ 特定商業集積法に関する時間を隔てた再評価, 河上高廣 2018年8月1日閲覧。
- ^ a b 地元商店の活性化を支援する頭脳集団【下松商業開発】, 独立行政法人中小企業基盤整備機構 2018年8月1日閲覧。