インド鉄道WAP1形電気機関車
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インド鉄道WAP-1形交流電気機関車 | |
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22071号機 | |
基本情報 | |
製造所 | チラタンジャン工場 |
製造年 | 1980年 - 1996年 |
製造数 | 77両 |
主要諸元 | |
軸配置 | Co-Co |
軌間 | 1,676mm |
電気方式 | 交流 25,000V、単相50Hz |
全長 | 18,794mm |
全幅 | 3,000mm |
全高 | 4,235mm(パンタグラフ含) |
自重 | 108.3t |
車輪径 | 1,092mm |
主電動機 | TAO-659 |
歯車比 | 58:21 |
制動装置 | 空気ブレーキ、真空ブレーキ |
最高運転速度 | 120km/h |
設計最高速度 | 130km/h |
定格出力 | 2,765kw |
最大引張力 | 22.4t |
定格引張力 | 13.8t |
備考 | 数値は[1][2][3]に基づく。 |
インド鉄道WAP-1形交流電気機関車(インドてつどうWAP-1がたこうりゅうでんききかんしゃ)は、インド鉄道(Indian Railways)が所有する交流電気機関車。1980年から1996年まで製造が行われた[4]。
概要・運用
ラージダーニー急行などの速達列車用に開発された、インドの交流電気機関車初の旅客用機関車。貨客両用機関車であるWAM4形を基礎としながらも、車体は台形状の側面を有する流線形となり、歯車比も客車や荷物車、郵便車の牽引に適したものに変更されている。車輪についても、WAM4形で採用されたアメリカン・ロコモティブ製のものではなく、インド鉄道で独自に開発されたものを採用した[4]。
単機で最大19両の客車を牽引する性能を有していたが、その後の旅客列車の長編成化に伴いより強力かつ高速の電気機関車が求められるようになった。その結果、WAP3形などの試作機を経て、改良型のWAP4形が製造される事となった[4]。
2011年4月現在、ガーズィヤーバード車庫に42両、アラコナム車庫に22両が配置されている[5]。
なお、形式名の「WAP」は、「広軌向け(W)交流(A)旅客用(P)電気機関車」と言う意味である[6]。
ギャラリー
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22014号機
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22018号機
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22028号機が牽引する旅客列車
脚注
- ^ AC Locomotives - Indian RailwayINDIAN RAILWAYS 2019年1月8日閲覧
- ^ CHAPTER I GENERAL 30100 Evolution of Electrical Rolling Stock 1 Electrical Concept 1 Indian Railways 2019年1月11日閲覧
- ^ 石田周二、笠井健次郎 2015, p. 73.
- ^ a b c Electric Locomotive Roster: The WAP Series!2016年9月3日作成 2019年1月8日閲覧
- ^ Electric Loco Maintenance Sheds - Indian RailwayINDIAN RAILWAYS 2019年1月8日閲覧
- ^ 石田周二、笠井健次郎 2015, p. 75.
参考資料
- 石田周二、笠井健次郎『交通ブックス 124 電気機関車とディーゼル機関車』成山堂書店、2015年6月。ISBN 978-4-425-76231-6。