落合恵美子
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落合 恵美子(おちあい えみこ、1958年1月15日 - )は、日本の社会学者。京都大学教授。専門は家族社会学、ジェンダー論、歴史社会学。
人物
東京都生まれ。主著『21世紀家族へ』では戦後日本における近代家族イデオロギーの展開を人口学的動向と結びつけて論じた。歴史社会学の研究でも知られ、徳川時代の宗門人別改帳の分析による「家」の実態解明、現代アジアにおける家族変動の比較社会学的調査研究にも携わる。
略歴
学歴
職歴
- 1986年 兵庫県家庭問題研究所主任研究員
- 1987年 同志社女子大学助手
- 1988年 同志社女子大学専任講師
- 1993年 ケンブリッジ大学客員研究員
- 1994年 国際日本文化研究センター助教授
- 2003年 京都大学大学院文学研究科助教授
- 2004年 京都大学大学院文学研究科教授
学外における役職
受賞歴
- 1995年 『21世紀家族へ』で山川菊栄婦人問題研究奨励賞
著書
単著
- 『近代家族とフェミニズム』(勁草書房, 1989年)
- 『21世紀家族へ 家族の戦後体制の見かた・超えかた』(有斐閣[有斐閣選書], 1994年/第3版・2004年/第4版・2019年)
- のち英訳、The Japanese family system in transition : a sociological analysis of family change in postwar Japan, LTCB International Library Foundation, 1997
- 『近代家族の曲がり角』(角川書店[角川叢書], 2000年)
共著
編著
- 『徳川日本のライフコース 歴史人口学との対話』(ミネルヴァ書房, 2006年)
- 『親密圏と公共圏の再編成:アジア近代からの問い』(京都大学学術出版会, 2013年)
- 『徳川日本の家族と地域性 歴史人口学との対話』(ミネルヴァ書房, 2015年)
共編著
- (上野加代子)『21世紀アジア家族』(明石書店, 2006年)
- (山根真理・宮坂靖子)『アジアの家族とジェンダー』(勁草書房, 2007年)
- (首藤明和・小林一穂)『日中社会学叢書 グローバリゼーションと東アジア社会の新構想 分岐する現代中国家族』(明石書店 2008年)
- (小島宏[要曖昧さ回避]・八木透)『シリーズ比較家族 3-5・シリーズ比較家族第3期 歴史人口学と比較家族史』(早稲田大学出版部, 2009年)
- (赤枝香奈子)『アジア女性と親密性の労働』(京都大学学術出版会, 2012年)