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八木透

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

八木 透(やぎ とおる、1955年5月16日 - )は、日本民俗学者佛教大学歴史学部歴史文化学科教授。専門は民俗学文化人類学家族史。

経歴

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1955年(昭和30)年、祇園祭鉾町の家系に生まれる。京都生まれの京都育ち。生粋の京都人[1]。父親が祇園祭のお囃子をやっていた。母親は生粋の東京人で京都の商家に嫁いできたということもあり、京都を良く思っていなかったらしい。そんな母親の影響もあり、高校生ぐらいまでは祇園祭にさほど興味がなかった。民俗学の研究を始めて「京都のことを知らずに民俗学はできない」と思い、祇園祭に目を向けるようになった[2]。祇園祭綾傘鉾保存会理事ほか多数歴任。佛教大学の学生や卒業生とともに祇園祭の後継者問題だけでなく、歴史や途絶えた伝統の復活にも一役買っている。これが目的で佛教大学に入学してくる学生もいるほどである[3]。祇園祭山鉾巡行や五山送り火では毎年、実況解説役としてテレビ出演している。趣味は登山。なお、息子の八木岳プロダクション・エース所属の男性声優

略歴

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所属学会

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  • 日本民俗学会(2007年10月から2009年10月まで理事)
  • 比較家族史学会理事。
  • 世界鬼学会(2009年9月から会長)
  • 京都民俗学会(2003年12月から理事・事務局長)
  • 日本宗教民俗学会
  • 日本文化人類学会

著書

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単著

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  • 『婚姻と家族の民族的構造』<日本歴史民俗叢書>(吉川弘文館、2001年)
  • 『京のまつりと祈り―みやこの四季をめぐる民俗』(昭和堂、2015年)
  • 『日本の民俗信仰を知るための30章』(淡交社、2019年)

編著

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  • 『民俗学の視座―関西のフィールドワークより』(佛教大学通信教育部、2000年)
  • 『フィールドから学ぶ民俗学―関西の地域と伝承』(昭和堂、2000年)
  • 『日本の通過儀礼』<佛教大学鷹陵文化叢書4>(思文閣出版、2001年)
  • 『京都の夏祭りと民俗信仰』(昭和堂、2002年)
  • 『京都愛宕山と火伏せの祈り』(昭和堂、2006年)
  • 『新・民俗学を学ぶ―現代を知るために』(昭和堂、2013年)
  • (比較家族史学会)『現代家族ペディア』(弘文堂、2015年)

共著

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監修

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  • (鵜飼均編著)『愛宕山と愛宕参り』(佛教大学アジア宗教文化情報研究所、2004年)
  • 『御朱印ブック』(日本文芸社、2010年)
  • 『幸せが舞いこむ御朱印ハンドブック』(辰巳出版、2012年)
  • 『御朱印 見かた・楽しみかた』(メイツ出版、2012年)
  • 『知っておきたい 日本の札所めぐり 歩き方・楽しみ方 徹底ガイドブック』(メイツ出版、2013年)
  • 『はじめての御朱印ガイド』(宝島社、2015年)
  • (「全国御朱印図鑑」編集委員会)『全国御朱印図鑑』(SBクリエイティブ、2015年)
  • 『戦国武将ゆかりの神社とお寺でいただく御朱印ハンドブック』(辰巳出版、2017年)
  • 『図録全国の美しい御朱印』(マイナビ出版、2017年)
  • 『江戸・幕末・維新志士ゆかりの地でいただく御朱印ハンドブック』(辰巳出版、2017年)
  • 『開運&幸せを呼び込む おみくじ集めハンドブック』(辰巳出版、2017年)
  • 『御朱印のひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本』(メイツ出版、2018年)
  • 『えんぴつで書く御詠歌 「西国三十三所」 なぞり書きでめぐる札所霊場』(メイツ出版、2018年)
  • 『季節でめぐる絶景の寺社 御朱印ハンドブック』(辰巳出版、2018年)
  • 『幸せが舞い込む御朱印ブック』 (COSMIC MOOK) (コスミック出版、2018年)
  • 『ほっとする神社とお寺図鑑』(リベラル社、2021年)
  • 『「札所めぐり」のひみつ 歩き方・楽しみ方がわかる本 朱印集め・寺社巡礼超入門』(メイツユニバーサルコンテンツ、2021年)
  • 『日本の鬼図鑑』(青幻舎、2021年)
  • (くぼこまき著)『東京23区ご利益!参道めし』(WAVE出版、2023年)

出典

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外部リンク

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