原田駅 (福岡県)
原田駅 | |
---|---|
駅舎正面 (2007年(平成19年)8月12日) | |
はるだ Haruda | |
所在地 | 福岡県筑紫野市原田2243-1 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
電報略号 | ハル |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面5線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,852人/日(降車客含まず) -2011年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)12月11日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 鹿児島本線 |
キロ程 | 97.9 km(門司港起点) |
◄天拝山 (3.6 km) (2.0 km) けやき台► | |
所属路線 | 筑豊本線(原田線) |
キロ程 | 20.8 km(桂川起点) |
◄筑前山家 (4.7km) | |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
原田駅(はるだえき)は、福岡県筑紫野市原田にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。
鹿児島本線を所属線[1]とし、当駅を終点とする筑豊本線(原田線)を加えた2路線が乗り入れる。
駅構造
3面5線のホームを持つ地上駅で、単式ホーム・島式ホームの複合型3面4線に加え、0番のりば(筑1番線)は切欠きホームとなっており、0・1番のりばへは駅舎から跨線橋を渡らずに移動できる。
駅舎は構内東側(下り方向に向かって左側)に設置されている。現在の駅舎は1999年に建て替えられ、鉄筋コンクリートの平屋建て、待合室を兼ねたコミュニティホールを併設し、ホール部分は筑紫野市が管理する。エスカレーターやエレベーター等は設置されていなかったが、2009年10月よりエレベータ新設と同時に新しく跨線橋を作ることになり、2010年6月に竣工。但し新しい跨線橋の2 - 4番のりば側には階段が設けられていない。構内のホームは近年かさ上げされたが、ステップ付きの気動車が発着する0番のりばのみ旧来のままである。鹿児島本線の快速・準快速が停車するほか、博多方面から当駅で折り返す列車が日に数本設定されている。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。
のりば
0 | ■原田線 | 桂川・飯塚・直方方面 | |
---|---|---|---|
1 | ■原田線 | 桂川・飯塚・直方方面 | |
■鹿児島本線 | (下り) | 鳥栖・久留米・大牟田方面 | |
(上り) | 博多・赤間・小倉方面 | ||
2 | ■鹿児島本線 | (下り) | 鳥栖・久留米・大牟田方面 |
3・4 | ■鹿児島本線 | (上り) | 博多・赤間・小倉方面 |
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は3,852人である[2]。1998年度以降は増加傾向が続いており、2004年度に3千人を上回った。
近年の1日平均乗車人員は以下のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年(平成 | 9年)1,721 |
1998年(平成10年) | 1,655 |
1999年(平成11年) | 1,951 |
2000年(平成12年) | 2,304 |
2001年(平成13年) | 2,447 |
2002年(平成14年) | 2,679 |
2003年(平成15年) | 2,902 |
2004年(平成16年) | 3,071 |
2005年(平成17年) | 3,216 |
2006年(平成18年) | 3,315 |
2007年(平成19年) | 3,383 |
2008年(平成20年) | 3,466 |
2009年(平成21年) | 3,526 |
2010年(平成22年) | 3,625 |
2011年(平成23年) | 3,852 |
駅周辺
位置的には筑紫野市の南端部にあたる。駅舎の前にロータリーが設けられている。以前は駅前は商店も少なく閑散としていたが、近年は筑紫野市南端部で開発が進められている新興住宅地の拡大により、駅前も住宅地として開発が進んでいる。また駅自体も住宅地の拠点駅としての役割が強まり、快速列車の停車、駅前ロータリーへの路線バスの乗り入れ開始など利用促進策が実施されている。
交通
- バス - 西鉄バス二日市の17系統が発着する。
- 筑紫駅西口 - JR原田駅 - ニュータウン第一 - 美しが丘 - 光が丘 - JR原田駅 - 筑紫駅西口(循環運行)
- 筑紫駅西口 - JR原田駅 - 原田郵便局前 - 美しが丘 - 光が丘 - JR原田駅 - 筑紫駅西口(循環運行)
- タクシー - つくしの交通のタクシーが常駐する。
- 道路 - 鳥栖筑紫野道路 原田インターチェンジに近い。
商業
- マルキョウ
- ソフトバンク原田駅前
- 筑紫野ベレッサ
- シュロアモール筑紫野
- パルクの湯
- 筑紫野温泉アマンディ
公共
史跡・宗教
教育
新興住宅地
いずれも小郡・筑紫野ニュータウン
- 美しが丘(筑紫野市)
- 光が丘(筑紫野市)
- 希みが丘(小郡市)
歴史
- 1889年(明治22年)12月11日 - 九州鉄道(初代)が開設。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管。
- 1929年(昭和4年)12月7日 - 筑前内野 - 原田間開通により筑豊本線全通。接続駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 1999年(平成11年)3月13日 - 駅舎改築。
- 2009年(平成21年)
駅名の由来
開業時の地名(御笠郡御笠村字原田)と、原田が長崎街道の宿場町として栄えた事から「原田駅」と命名された。
「原田」はかつては筑前国御笠郡原田邑と読まれ、古くからある地名であるが、その由来はよく判っていない。平野部にある田を表す「原田」が地名になったとする説や、この地を治めていたとされる大蔵氏の八代目である大蔵種直が大宰府大監・原田次郎(原田種直)と名乗り原田氏を立ち上げたのがそのまま地名になったとする説などがある。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 原田駅(駅情報) - 九州旅客鉄道