森川美穂
森川美穂(もりかわみほ) | |
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出生名 | 榎並美穂(えなみみほ) |
生誕 | 日本 1968年5月5日(56歳) |
出身地 | 大阪 |
ジャンル | J-POP |
職業 |
ヴォーカリスト 大学准教授 |
担当楽器 | ヴォーカル |
活動期間 | 1985年 - |
レーベル |
VAP(1985年 - 1990年) 東芝EMI(1990年 - 2000年) ヤマハミュージックコミュニケーション(2001年 - 2002年) ベルウッドレコード(2010年 - ) |
事務所 |
ヤマハ音楽振興会(1985年 - 2002年) とらねこ(2003年 - 2004年) オフィスとんで(2005年 - 2008年) MUV RINOIE(2007年 - )DIVA×DIVAマネージメント KT plus Entertainment(2008年 - )個人マネージメント |
森川 美穂(もりかわ みほ、1968年5月5日 - )は、日本の歌手、女優。本名は榎並 美穂(えなみ みほ)。大阪府出身。日出女子学園高校卒業。所属事務所はヤマハ音楽振興会→とらねこ→オフィスとんで→KT plus Entertainment。現在大阪芸術大学准教授。担当は音楽学科のヴォーカル実技。身長163cm。
来歴
魚屋を営む家に生まれる。家族は、両親、兄、弟。
小学校時代から気が強い性格で、女の子と遊ぶより男の子と活発に遊ぶことを好んだ。一方で、梓みちよ、八神純子、岩崎宏美、大橋純子、沢田研二などの個性的で実力派といわれた歌手に憧れていた。ヘアブラシをマイク代わりにして歌の練習をしていたという。この頃、地域で開催されたのど自慢大会やテレビ番組の子供向けの歌のコンテストに出場し、数々の入賞を果たしている。
中学に入学したころから本格的に歌手になることを決意。早速行動を起こし、渡辺プロダクションの東京音楽学院大阪校に通い、ボイストレーニングを受けるようになる。早い段階から元来の才能が芽吹き、磨きがかかり実力と自信をつけていった。歌唱力に加え、容姿も良かったため、渡辺プロダクションから正式に事務所に所属し、アイドル歌手としてデビューするよう打診があった。しかし、まだ中学生であったため、心配した実父の大反対によりデビュー話は一旦差し戻されてお蔵入りに(著書:1990年出版「テーブル越しの好奇心」記載のエピソードから)。
諦めきれなかった森川は、1981年(昭和56年)、ヤマハボーカルオーディションを受け、大阪地区代表に選出される。最終結果は不合格だったが、ヤマハのスタッフに別途スカウトされ、改めてヤマハでボイストレーニングを開始する。
1983年(昭和58年)、本名:榎並美穂で、オリジナル曲「ハネムーンサラダ」で第26回ヤマハ・ポピュラーソングコンテスト(ポプコン)に近畿地区代表で出場。その時、同じ地区代表に選ばれたのが、グランプリを獲得した辛島美登里だった。辛島曰く「美穂ちゃんは当時中学生なのに歌手になる信念がしっかりしていた。しかもちょっと気が強い子で可愛かった」と語っている。
1983年(昭和58年)、ヤマハボーカルオーディション「ザ・デビュー」(現「MUSIC REVOLUTION」)にて約1万人の中からグランプリを受賞。これがきっかけで、ヤマハ音楽振興会に所属。レーベルはVapレコード。歌手デビュー前に、第1回ヤマハヴォーカルオーディション「ザ・デビュー」グランプリの小林千絵主演ミュージカル『小公女セーラ』に出演している。
1985年(昭和60年)7月21日、シングル「教室」で、アイドル歌手としてデビュー。キャッチコピーは「涙をひとつおいてきます」と「振り向いて、MIHO」の2パターン。セールス的には大きなインパクトはなかったが、高校中退というテーマと新人アイドルらしからぬその歌唱力は業界内外に少なからぬ衝撃をもたらした。 芸名の姓“森川”は、母親の旧姓にちなむ。 Vapレコードの一押しアイドル歌手で、ザ・トップテンの今週の話題曲として紹介された。 番組内で当時同じレコード会社だった先輩アイドル歌手・菊池桃子の妹分として紹介され共演を果たした。本人はポスト菊池桃子的なレコード会社の売り方が嫌で、同世代の渡辺美里、小比類巻かほる、中村あゆみのような音楽性を希望していた。 同期には本田美奈子、中山美穂、南野陽子、浅香唯など。のちにトップアイドルになる華々しい顔ぶれと並んでのデビューだった。 デビューから間もなく、東海ラジオで『森川美穂の青春放送局』がスタート。東海地方の深夜枠では欠かせない存在となり、森川組(しんせんぐみ)というリスナー組織も結成。定期的にイベントなども行い、ファン層が拡大していく(1991年に森川組は解散)。
1987年(昭和62年)、飛鳥涼作詞作曲のシングル「おんなになあれ」がヒット。 HER-Bestの歌詞カードの中に当時のエピソードして飛鳥涼が『制服を脱いで1人のおんなとして恋をしたら美穂はどんな恋をするんだろう・・・と思ってこの歌を作ったんだよ』と披露している。 これを機にロックを基調としたアーティスト路線に変更し、この頃には「学園祭の女王」と呼ばれるようになる。
1988年(昭和63年)、市川猿之助演出モーツァルトオペラミュージカル『イダマンテ』で、ヒロイン(近藤真彦の相手役)に選ばれ出演。 音楽面では全国コンサートツアー、シングル、アルバムの定期的リリース。シングル「Be Free」「プライド」などのポップスとロックの中間路線に変更し、セールスも伸ばしてゆく。
1990年(平成2年)、NHKのアニメ「ふしぎの海のナディア」の主題歌を発売するため、東芝EMIに移籍した(本人が雑誌で公言)。 移籍と同時に、それまで所属していたレコード会社・VAPから発売されていたシングル・アルバムが全て廃盤となり、中古CD店では森川のVAP時代のアルバムに1枚1万円以上というプレミアが付いた時期もあった。 廃盤になった理由は、原盤権をヤマハ音楽振興会が持っており、VAPとは原盤供給契約だったためである。VAPとの契約が終了=原盤供給契約も終了であり、VAPは音源の発売の権利を失い、廃盤せざるをえなかった。 廃盤となったVAP時代のアルバムは、その後、ヤマハ音楽振興会が東芝EMIに原盤供給を行ったことにより、ボーナストラックとしてアルバム未収録曲も加えて再発された(現在は廃盤)。
東芝EMIに移籍しての第1弾シングル「ブルーウォーター」(「ふしぎの海のナディア」主題歌)がヒット。 さらに「声心・声力 ヴォーカル主義」で売り出しを賭けた移籍第1弾アルバムジョー・リノイエサウンドプロデュースの『Vocalization』がオリコンのウィークリーチャートで最高位4位を記録する。黒人ダンサーを引き連れての『'90 VOCALIZATION 』全国コンサートツアーを開催。最終日のNHKホールでのライブ模様はのちに『MIHO MORIKAWA SHOW』ビデオ発売され、2007年(平成19年)にDVDでも発売された。これは彼女唯一の市販ライブ映像である。
その後GiRLPOPで人気の代表格となり、沢田知可子、井上昌己、かとうれいこ、峠恵子らと親交を深めていく。
1991年(平成3年)、LAにてレコーディングのアルバム『POP THE TOP!』がオリコンウィークリーチャート4位を記録。前作に続くヒット。全国コンサートツアーも大成功に終わった。また、ABCラジオ『ミュージックパラダイス』の水曜日枠でパーソナリティーを務め、喋れるヴォーカリストとしての頭角を現す。
1992年(平成4年)、ブルボンピックルEXのCMソングとなる『翼にかえて』をリリース。本人もCMに出演していた。『夢がMORIMORI』のキックベースに出演。小・中学校時代のソフトボール経験を生かした活躍は有名となり、番組内では“スーパーキックベースシンガー”という異名をとった。また「夢MORI」コンサートにも2年連続で出演する。 TBSラジオでは『今夜もフリースタイル』がスタート。全国ネットでパーソナリティを務める。
1993年(平成5年)、セルフカバーとなるアルバム『a holiday』をリリース。服部隆之らが参加し、アコースティックアレンジとなった「おんなになあれ」等7曲が収録された。
1994年(平成6年)、ロック調のシングル「傷痕」、『夢がMORIMORI』オープニング曲「恋してれば大丈夫」、アルバム『情熱の瞳』をリリース。アルバム『情熱の瞳』は佐藤準サウンドプロデュースの作品。
1995年(平成7年)、『あっ!森川だ』で東海ラジオに復帰し、音楽面では「素直に笑えない」、「CLOSE your EYES」をリリースする。
1996年(平成8年)、当時廃盤であったVapレコードの音源を集めたベストアルバム『HER-BEST』を発売。新たに本人が以前からやりたかったジャンルであるラテンの作品、シングル「99Generation」「DOMINO」、アルバム『ソリスタ』などを発表した。彼女はバーシア、グロリア・エステファンなどのラテン女性シンガーに音楽面で強く影響を受けた。
1997年(平成9年)、1998年(平成10年)、J-POP界は女性R&Bボーカリスト人気ブームにより(MISIAや小柳ゆきや宇多田ヒカルなど)彼女も、シングル「それでもみんな生きている」「Soul Generation」、アルバム『tasty』など、R&B路線の曲を発表する。セールス的には急降下する。 ブロードウェイミュージカル日本版RENTにモーリン役で出演した。
1999年(平成11年)、NHK音楽番組青春のポップスでアレサ・フランクリンのヒットナンバー、「(You Make Me Feel Like A) Natural Woman」を歌唱しているところを、たまたまみていた映画『007』シリーズ第19作『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』のプロデューサーから強い出演オファーがあり出演を果たす。 音楽では、バラードのシングル「Happiness」を発表。 プライベートでは、ミュージカル「RENT」で共演したエンジェル役のKOHJIROと結婚。
2000年(平成12年)、LOST&FOUNDというボーカルプロジェクトでシングル、アルバムを発売。 しかし、更にセールスは低迷し、この作品を最後に東芝EMIを離れる。8月、男児を出産。
2001年(平成13年)、所属事務所ヤマハよりシングル(「秋田ワールドゲームズ2001」イメージ曲)「風になれ〜Like A Wind〜」を発売する。彼女にとってはじめてのマキシシングルの発売にもなった。コーラスはKOHJIROだった。
2002年(平成14年)、2003年(平成15年)、夏に発売予定だったミニアルバムがお蔵入りになり、16年近く在籍したヤマハ音楽振興会を辞めている。プライベートではKOHJIROと離婚。
2004年(平成16年)、事務所を「とらねこ」に移籍。この時期、劇団四季のミュージカル「アイーダ」のキャストオーディションを受け、約5千人の難関からアムネリス役を見事獲得し、出演を果たす。
2005年(平成17年)、ヤマハ時代に繋がりのあった円広志の事務所・オフィスとんでに移籍する。
2006年(平成18年)、歌手活動20周年記念ライブを大阪・そごう劇場で開催。即日チケットは完売し、YAHOOオークションでもプレミアがついた。10月には東京渋谷DUO -Music Exchange-にて東京公演も行なわれ、こちらも即日チケットが完売した。同期の芳本美代子、井森美幸も会場に駆けつけた。
2007年(平成19年)2月、ティームエンタテインメントよりヒット曲「ブルーウォーター」のセルフカバー「ブルーウォーター(21st century ver.)」を発売。3月にはvivid soundよりVAP時代の全シングル曲A・B面を収録したCD「Vap Single Collection」を発売。 この春、シンガー・麻倉あきらとのユニット名を公募し、DIVA×DIVA(ディーバディーバ)に決定。夏、TV東京系アニメ「史上最強の弟子ケンイチ」のオープニングテーマ曲「ヤッホー」をジェネオンエンタテインメントにて発売。現在このCDは廃盤となりオークションなどでプレミアがついている。
2008年(平成20年)5月、自身の公式ホームページにて、所属事務所オフィスとんでを離脱することを発表。新たに、KT plus Entertainmentと業務提携契約を結ぶ。12月、天王洲アイル銀河劇場にてミュージカル「GIFT」に主演。
2009年(平成21年)4月、STB139スイートベイジルでLIVE。。チケット即日完売。12月、東京會舘にて初ディナーショーを開催した。
2010年(平成22年)10月、デビュー25周年記念コンサートツアー「森川伝 ―美穂船じゃー!!―」を 東京と大阪にて開催。東京公演のチケットは即完売した。デビュー25周年記念アルバム「glad」を10月20日に発売。12月24日に25周年記念コンサートツアーの模様も一部収録した「ガン見してんじゃねぇ!」を発売。
2011年(平成23年)5月、本人の誕生日の5月5日を記念して「Miho Morikawa2011 LIVE〜Birthday Party〜 森川美穂生誕祭」を大阪ロイヤルホースにて開催。昼の部と夜の部の2回公演だったが共にチケットが完売した。このLIVE映像はDVDで「Miho Morikawa2011 LIVE〜Birthday Party〜」(2枚組)として6月3日に発売。11月13日にライブ「もいちど、綿棒投げたいですか?!」をマウントレーニアホール渋谷プレジャープレジャーにて開催。また、チケットも完売した。
2012年(平成24年)7月東名阪でライブツアー「森川美穂夏祭り~森川魂!!~」を開催。7月22日梅田クラブクアトロ、7月28日マウントレーニアホール渋谷プレジャープレジャー、7月29日名古屋クラブクアトロ。 7月18日、シングル「Eternal Castle 」がiTunes Store、レコチョク、mu-moやdwangoなどで配信された
2013年(平成25年)5月、バースデーライブ「Birthday Songきかせて」5月18日東京下北沢GARDEN、5月19日名古屋MUSICA、5月26日大阪大阪 Club Vijonの東名阪で開催。同時にファンクラブが再結成。「美穂屋」とファンクラブ名が決定した。 8月、「森川美穂2013コンサート TOKYO Summer × Autumn 森川魂Season2 今年はふたつの物語 endless夏/episode秋」を8月11日マウントレーニアホール渋谷プレジャープレジャーにて開催。 12月、ミュージカル「心に響く音楽劇 GIFTをあなたに」主演を果たす。
現在は大阪を基盤に活動中。大学設置基準第15条第5号規定に基づき、歌手のキャリアが認められ、大阪芸術大学に音楽学科ヴォーカル実技の准教授として迎えられる。
私生活
1999年(平成11年)、ミュージカル「RENT」で共演したVOX-IVのKOHJIROと結婚。長男を授かるが、その後2002年(平成14年)に離婚している。長男は少年野球に参加しており、その手伝い等で同行する事が多く、一緒にキャッチボールに参加したりしている。
GiRLPOPでの代表格となり、沢田知可子、かとうれいこ、井上昌己、峠恵子らと親交が深い。井上はかとうの紹介で知り合うが、かとうとは番組「ROCK SHOW」にゲスト出演した際、誤ってかとうに「森川由加里さんで〜す」と紹介されてしまい、思わずかとうに「おいおいおいおい!」と突っ込んだという逸話がある。それ以来、かとうとは大の仲良しになったという。沢田知可子とは今でも大親友で、ジョイントでライブをする事も多い。
大阪芸術大学では音楽科ボーカル実技で准教授をしている。
エピソード
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 小さい頃は梓みちよや八神純子や沢田研二に憧れていた。
- デビュー後に「ありがとう浜村淳です」に出演した事がある。そして近年、森川が同番組に出演した際、浜村淳が(かつての出演時の)事を思い出して話していた時には、その記憶力に驚愕したと言う。
- デビュー当時から歌唱力は抜群だったが、ルックスがアイドル系だった為、アイドルとして売り出された。また、本人曰く、「教室」の曲のサビの部分の振り向く振りが嫌でしかたなかったと20周年ライブのMCで発言(本人は顔が大きいことがコンプレックスで、顔の小さいアイドル歌手と並ぶのを嫌がっていた。自分の著書や、メディアでよく発言していた。)
- デビューアルバム「多感世代」収録曲「レフト・アローン」は歌手桑田靖子が気に入り、是非シングル曲にしたいと当時の森川美穂の所属事務所にオファーをだしたらしいが、森川美穂本人が断った。
- 森川美穂と谷村有美のはじけるナイトボーン!(TBSラジオ他)放送に内田裕也がゲストに来た際、内田が酔っている状態で出演し「お前、森川由加里か?」と言われた際本人が「森川美穂だよ!」と言い返し内田が森川美穂に対し「お前いい根性してるな!」と気にいった様子だった。
- ミュージカル共演者の近藤真彦から、当時の配役の舞台化粧のファンデーションの白さ、本人の顔の丸さから、「白豚」とからかわれ、「何よ!」と森川がはむかっていった。森川自身がよくメディアへの出演の際、笑い話としてネタにしていた。
- 劇団四季のミュージカル『アイーダ』に出演したこともある。
- 「サン・ジョルディの日(世界 本の日)」イメージキャラクターに毎年選出されている。
- 東海ラジオ「あっ!森川だ」に沢田知可子とかとうれいこがゲスト出演した際には、30分間のほとんどを3人がカラオケをしていると言う大胆な内容で放送された。歌手3人は演歌からアニソンまでを熱唱していた。森川は「河内のオッサンの唄」までをも歌っていた。
- 単独でのラジオ番組はいくつもこなしてきたが、ABCミュージックパラダイスでは芦沢誠(ABCラジオ・アナウンサー)と共に司会進行を行ったが、辛口なコメントや発言が多く、「毒舌・森川」の異名をとる事になる。
- 森口博子が、『出逢いふれあい十年十色』という自分の本で、「彼女の性格は男っぽい性格でさっぱりしていて、はっきりしすぎる性格のせいか夢がMORIMORI(当時共演していた)のスタッフとのミーティングできつくいいすぎて勘違いされるときも多いけど、わかってくれる人はわかってくれる。また、森口本人が彼女の竹を割ったようなところが好き」と褒めている。
- アイドル時代からよく知る山瀬まみは、森川と会う度に「怒ってないですか?」と尋ねられる事が多い(それについて山瀬本人は「自分はご機嫌取りなので」と言っている。)
- 自身も出演、夢がMORIMORIエンディングテーマ曲は、広瀬香美が書き下ろした「恋していれば大丈夫」だったが、森川本人は違う曲を押していたが、当時のスタッフが森川の許可なしにフジテレビの担当ディレクターに曲をもっていき決定した。その後、スタッフと対立したが結局森川が折れて合意した(本人が雑誌のインタビューで答えている)。
- 2003年(平成15年)にTBS「ロンロバハイティーンブギ」で24時間テレビの楽屋で鏡越しで睨みあい、殴り合い寸前になったことを杉浦幸が暴露する。(ADが呼びにきてその場はおさまったらしいが、森川と横並びの時、目も合わせず募金をしていたそう)
- TBS「エクスプレス」で共演していた高橋里華とはボケとツッコミの関係とも言え、森川が番組を降板した後には「里華ちゃんをイジメられなくなるのが寂しい」と発言している。
- Vap時代から「学園祭の女王」として名を馳せるが、過去には楽屋での着替え中に盗撮をされたり、ステージに上がるまでに胸や尻を触られた事が何度もある。
- シングル「POSITIVE」のカップリング「友達のまま」を歌う際、曲中でブルースハープを奏でる事がある。また、他の曲ではサックスを演奏した事もある。
- 姐御肌であり、「美穂姉(みほねえ)」と呼ぶ者も多い。また、「夢がMORIMORI」では赤坂泰彦に「ミホミホ」と呼ばれていた事から、前述のように呼ぶ者もいる。
- 小・中学校時代のソフトボール経験を生かした「夢がMORIMORI」のキックベースでは大活躍し、同番組に出演する森口博子の頼りないキックとは正反対の豪快なプレーは男勝りでもあった。
- 『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』のプロデューサーから強い出演オファーによって出演を果たしたが、そのプロデューサーいわく、森川の美貌、圧倒的な歌唱力に惚れたそうである。プロデューサーは、英語で歌っていたので、英語はペラペラだと思い込んでいたらしいが、本人はまったく英語が喋れず、僅か数秒のセリフのないちょい役にとどまった。
- VAP時代に発売されたCDは廃盤になったこともあって、1990年代後半には中古CDショップ等で1枚当たりの売値が1万円を超えるプレミアが付いていた。廃盤の理由は、原盤権をヤマハ音楽振興会が持っており、ヤマハとVAPの契約が原盤供給契約だったためである。ヤマハとVAPの契約が切れたと同時に、VAPからの発売の権利が無くなったため、VAPは廃盤にせざるをえなかったことがその理由である。(なお、現在はアップルのiTunes Storeでもダウンロードにより、もしくはYahoo等のネットオークションによって入手可能。)
- 大阪人であるにもかかわらず関西ローカルの番組に出演しても大阪弁は喋らない。これは森川自身が幼少期より東京への憧れを抱いていた為で、なるべく関東弁を話すように気を付けながら生活をしていた事に由来する。
- 作曲家、キーボーディスト、アレンジャーとして活躍し、前年の第35回日本レコード大賞・編曲賞受賞の佐藤準をプロデューサーに迎え、1994年にはアルバム「情熱の瞳」、シングル「傷痕」「恋していれば大丈夫」をリリース。「情熱の瞳」内の一曲「終わった恋の物語」では、森川の強い勧めで佐藤に作詞も行わせた(佐藤準の作詞提供は初。ただし、森川との共作となる)。コーラスにも参加している。
- 2007年(平成19年)8月号の『EX大衆』の特集で、ヒット曲「ブルーウォーター」があまり好きではなかったと語っている。ただし、「当時はただ流されているだけだったから。今になってみると歌ってよかったなぁと思う。それにしてもアニメは強く、そして根強い。ただただ感謝」とも(この年の8月の東京・大阪のアニソンフェスに出演することが影響していると思われる)。
- 同上の特集で「八神純子や大橋純子の歌が好きだったので、初期のアイドル路線には抵抗があった。ルックスだってアイドル向きじゃなかったし。そんな私の転機となったのが「おんなになあれ」。飛鳥涼の詞と曲ですが、アーティストの楽曲への思い入れを肌で感じ、言葉へのこだわりが芽生えた」と語る。また、この曲に関して飛鳥涼は『制服を脱いで1人のおんなとして恋をしたら美穂はどんな恋をするんだろうと思ってこの歌を作ったんだよ』と、レコーディング・スタジオで森川に話をしたらしい。
- 20周年東京公演ライブのMCで、デビュー曲「教室」に対し、「女優の長澤まさみちゃんのような顔がかわいい子が歌えばヒットしたと思う」と本人が語った。また「私みたいな顔がかわいくない子が歌ったから売れなかった」と自虐的な発言をし、笑いの嵐を誘った。
ディスコグラフィ
シングル
- 教室 (1985.07.21) オリコン最高位38位
- (c/w) 級友
- ブルーな嵐 (1985.10.23) (日本テレビ系ドラマ「妻たちの課外授業」主題歌、ドラマ内で森川本人が出演して歌うシーンもある) オリコン最高位65位
- (c/w) 黄昏のLove Letter
- 赤い涙 (1986.03.19) (日本テレビ系ドラマ「このままじゃ、僕の将来知れたもの」挿入歌) オリコン最高位39位
- (c/w) 幼稚なガラス細工
- サーフサイド・ブリーズ ~真夏の風 (1986.07.21) (MAXコーヒーCM曲) オリコン最高位70位
- (c/w) 雨模様
- 姫様ズーム・イン (1986.10.21) (ミノルタカメラ「AFテレ」CM曲) オリコン最高位36位
- (c/w) 10月の青い空
- おんなになあれ (1987.03.05) (ミノルタカメラ「AFテレ」CM曲) オリコン最高位18位
- (c/w) ひとりぼっちのセレモニー
- PRIDE (1987.10.1) (ミノルタカメラCM曲) オリコン最高位20位
- (c/w) 少年の瞳
- Be Free (1988.04.06) (「ベルエクラ」CM曲) オリコン最高位21位
- (c/w) FRIDAY NIGHT TOWN
- わかりあいたい (1988.07.21) (ミノルタカメラCM曲) オリコン最高位30位
- (c/w) 夏リフトから
- Real Mind (1988.10.21) オリコン最高位32位
- (c/w) はじめての記憶
- チャンス (1989.04.19) (ミノルタカメラCM曲) オリコン最高位36位
- (c/w) HIGAMI
- ブルーウォーター (1990.04.25) (NHKアニメ「ふしぎの海のナディア」主題歌) オリコン最高位17位
- (c/w) Yes,I Will…
- 心のパーキングゾーン (1990.07.04) (毎日放送「地球ZIG ZAG」テーマソング) オリコン最高位67位
- (c/w) 彼女のユウウツ
- LOVIN' YOU (1991.01.30) (テレビ朝日「いつか行く旅」エンディング曲) オリコン最高位27位
- (c/w) 25時には眠れない
- POSITIVE (1991.12.18) (フジテレビアニメ「らんま1/2」エンディング曲) オリコン最高位59位
- (c/w) 友達のまま
- 目覚めたヴィーナス (1992.06.17) (WOWOW「キャプテン・ドリーム」エンディング曲/大同生命CM曲) オリコン最高位49位
- (c/w) きらいになりたい
- 翼にかえて(1992.10.22) (ブルボン「ピックルEX」CM曲・本人出演) オリコン最高位29位
- (c/w) 街
- 君が君でいるために (1993.03.17) (フジテレビ「第24回春の高校バレー」テーマソング オリコン最高位21位)
- (c/w) ナチュラルで行こう (南紀白浜アドベンチャーワールドCM曲)
- 傷痕 (1994.03.02) (関西テレビ「新伍・紳助のあぶない話」エンディング曲) オリコン最高位39位
- (c/w) 約束のない夜 (日本テレビ「うるとら7:00」テーマソング/「東京アカデミー」CM曲)
- 恋していれば大丈夫 (1994.05.25) (フジテレビ「夢がMORIMORIテーマソング)・本人出演 オリコン最高位20位
- (c/w) Shiny Sunny Face (サンキスト「レモンウォーター」CM曲)
- 素直に笑えない (1995.04.26) (テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」エンディング曲)/オリコン最高位50位
- (c/w) あなたに届けたい
- CLOSE YOUR EYES (1995.07.26) (テレビ朝日「トゥナイト2」エンディング曲) オリコン最高位48位
- (c/w) 夏の気配
- 99 Generation (1996.04.17) (「サンジョルディーの日1996」 イメージ曲) オリコン最高位50位
- (c/w) 生まれたての想い
- DOMINO (1996.07.24) (テレビ東京「クイズ赤恥青恥」エンディング曲) オリコン最高位74位
- (c/w) 忘れられない
- フィンガー (1996.11.20) オリコン最高位149位
- (c/w) HERE WITH ME(ウォーレン・ウィービーとのデュエット、クライスラー・ネオンCMソング)
- それでもみんな生きている (1997.10.29) (NHKBS2「WEEKEND joy」オープニング・テーマ) オリコン最高位151位
- (c/w) Veil
- Soul Generation (1998.02.11) (TBS「藤井流」エンディング曲)
- (c/w) 二人は…II
- HAPPINESS (1999.05.12) (松本引越センターCM曲) オリコン最高位190位
- (c/w) When We Meet Again
- Kiss (2000.02.09)
- (c/w) rebirth / wonder
- 風になれ〜Like A Wind〜 (2001.08.01) (「秋田ワールドゲームズ2001」イメージ曲)
- ブルーウォーター(21st century ver.) (2007.02.21) オリコン最高位141位
- (c/w) Yes! I will…(21st century ver.) / 忘れない… / ブルーウォーター(DJ Dr.Knob Remix) / Yes! I will…(DJ Nao Remix)
- Eternal Castle (2012.07.18) (配信のみ)
- 1 - 11 バップより
- 12 - 29 東芝EMIより
- 30 ヤマハミュージックコミュニケーションズ より
- 31 ティームエンタテインメントより
- 32 iTunes Store、レコチョク、mu-mo、dwangoにて配信
アルバム
VAPより。現在全て廃盤だがボーナストラックを加えて東芝EMIより再発されている。
- 多感世代 (1986年7月2日) オリコン最高位42位
- おんなになあれ (1987年5月21日) オリコン最高位23位
- Nude Voice (1987年11月11日) オリコン最高位 (LP) 16位 (CD) 15位
- 1/2 Contrast (1988年6月21日) オリコン最高位 (LP) 17位 (CD) 17位
- Ow-witch! (1988年11月21日) オリコン最高位 (LP) 16位 (CD) 12位
- Time-ize (1989年8月21日) オリコン最高位18位
東芝EMIより
- Vocalization (1990年5月23日) オリコン最高位4位
- POP THE TOP! (1991年3月6日) オリコン最高位4位
- FREE STYLE (1992年7月4日) オリコン最高位10位
- VOICES (1992年12月9日) オリコン最高位11位
- a holiday (1993年7月21日) オリコン最高位8位
- 情熱の瞳 (1994年7月6日) オリコン最高位10位
- HALLOW (1995年9月27日)オリコン最高位19位
- HER-Best 1985-1989 (1996年3月6日) オリコン最高位9位
- Solista (1996年9月26日) オリコン最高位29位
- HER BEST II 1985-1989 (1997年3月26日) オリコン最高位26位
- HER BEST II plus III ※非売品
- tasty (1998年3月18日) オリコン最高位90位
- LOST&FOUND (2000年4月12日)
- ゴールデン☆ベスト (2004年10月)
vivid soundより
- VAP SINGLE COLLECTION (2007年3月21日) インディーズ部門オリコン最高位11位 オリコン最高位227位
ベルウッドレコードより
- glad (2010年10月20日)
ビデオ
VAPより
- FOO! FOU! FUN!
- パワー・オブ・センス(ファンクラブ会員限定 コンサート会場のみ販売 プレミアム品)
- Mが来た。
東芝EMIより
- WATCH THE Vocalization
- 1. Blue Water
- 2. 心のパーキング・ゾーン
- 3. 言わせてよ!
- ビデオクリップ2曲とライブ映像1曲を収録した森川美穂のビデオ・シングル。
- MIHO MORIKAWA SHOW
- 1. Blue Water
- 2. Be Free
- 3. Yes,I Will…
- 4. 言わせてよ!
- 5. Real Mind
- 6. How Are You?
- 7. Break!
- 8. Down
- 9. 心のパーキング・ゾーン
- 10. Today
- COLORS OF VOICES
- 1. プロローグ
- 2. ブルーウォーター
- 3. 心のパーキング・ゾーン
- 4. LOVIN’ YOU(ラヴィン・ユー)
- 5. POSITIVE
- 6. 目覚めたヴィーナス
- 7. 君が君でいるために
- 8. おんなになあれ
- 彼女の代表曲「君が君でいるために」「ブルーウォーター」ほかをした森川美穂のビデオ・クリップ集。
DVD
KTplus&Nex-TVより
- ガン見してんじゃねぇ!
- 彼女のインタビュー、「glad」「オレンジの木漏れ日の下で」のPV、2011年10月10日原宿クエストホール、2011年10月24日大阪ビジネスパーク円形ホールで開催されたデビュー25周年記念LIVEからヒット曲「ブルーウォーター」、「姫様ズームイン」の2曲のライブ映像が収録。
- Miho Morikawa2011 LIVE〜Birthday Party〜(2枚組)
- 2011年5月5日大阪ロイヤルホースにて行われたLIVEのLIVE映像。
本
- 森川のセンス(ヤマハ出版)
- テーブル越しの好奇心(シンコーミュージック)
- TIME(ワニブックス)
- 傷あと(ソニーマガジンズ)
メディア出演
テレビドラマ
バラエティー・情報
- うるとら7:00(1986年 - 1988年 日本テレビ系)
- サウンドGIG(1988年 - 1992年 テレビ東京系)
- 夢がMORIMORI(1992年 - 1994年 フジテレビ系)
- エクスプレス(1999年4月 - 1999年9月 TBS系)
- 感動紙芝居優しさ便り(2003年 - 2005年 日本テレビ系、朗読)
- おしゃべりなFriends(MXテレビ)
映画
ミュージカル
ラジオ
- 森川美穂の青春放送局(東海ラジオ)
- 森川美穂のラブリーナイト(RKB毎日放送)
- 森川美穂の夢の前に(FM宮崎、FM仙台、FM新潟)
- おじさんぐらふぃてぃ(ラジオ日本)
- TOKYOパニックごっくんNITE(ラジオ日本)
- ど〜んとラジオ!!ぼくらの元気は夢現代∞(ラジオ日本)
- ABC東京発 アーチストNOW(ABCラジオ)
- 森川美穂のねてんじゃねぇよ!(TBSラジオ他)
- 森川美穂と谷村有美のはじけるナイトボーン!(TBSラジオ他)
- 森川美穂のこんなもんか!(FM大阪)
- あぶないウィークエンド(TBSラジオ)
- 森川美穂のM's CLUB(FM大阪)
- FMリクエストアワー(NHK-FM)
- 今夜もフリースタイル(TBSラジオ他)
- ABCミュージックパラダイス・水曜日(ABCラジオ、1991年10月-1992年12月レギュラー出演)
- あっ!森川だ (東海ラジオ)
- ISHII トワイライトハイウェイ (bayfm)
- Love Parade Street (bayfm)
- ノムラでノムラだ♪ EXトラ!(MBSラジオ、水曜日)
CM
- 「MAXコーヒー」
- ブルボン・「ピックルEX」