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「日曜はダメよ (映画)」の版間の差分

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*[[ジュリー・ロンドン]]
*[[ジュリー・ロンドン]]
*[[西田佐知子]]
*[[西田佐知子]]
*[[あがた森魚]]


== 作品の評価 ==
== 作品の評価 ==

2021年12月19日 (日) 13:45時点における版

日曜はダメよ
Ποτέ Την Κυριακή
Never on Sunday
監督 ジュールズ・ダッシン
脚本 ジュールズ・ダッシン
製作 ジュールズ・ダッシン[注 1]
出演者 メリナ・メルクーリ
ジュールズ・ダッシン
ジョージ・ファウンダス英語版
音楽 マノス・ハジダキス
主題歌 メリナ・メルクーリ
日曜はダメよ英語版
撮影 ジャック・ナットーフランス語版
編集 ロジャー・ドワイアフランス語版
製作会社 メリナ・フィルム
配給 アメリカ合衆国の旗 ロパート・ピクチャーズ
日本の旗 ユナイテッド・アーティスツ
公開 アメリカ合衆国の旗 1960年10月1日
日本の旗 1961年5月3日
上映時間 91分
製作国 ギリシャの旗 ギリシャ王国
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
ギリシャ語
ロシア語
製作費 $151,000[2]
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日曜はダメよ』(にちようはダメよ、希題:Ποτέ Την Κυριακή、ラテン文字翻字:Poté tin Kyriakí、英題:Never on Sunday、仏題:Jamais le dimanche)は、1960年ギリシャアメリカ合衆国ロマンティック・コメディ映画。 監督・脚本・主演はジュールズ・ダッシン、他の出演はメリナ・メルクーリジョージ・ファウンダス英語版など。 ギリシャピレウスに住む娼婦イリヤと、ギリシャ研究者でギリシャの全てをこよなく愛するアメリカ人旅行者ホーマーとの物語で、舞踊・音楽・言語などのギリシャ文化に観衆が穏やかに浸れるものとなっている。また、主題歌「日曜はダメよ英語版」とブズーキによるテーマ音楽は1960年代を代表するヒット曲となり、作曲者のマノス・ハジダキス第33回アカデミー賞歌曲賞を受賞した。 また、アカデミー賞では他に主演女優賞メリナ・メルクーリ)、衣裳デザイン賞(白黒部門)監督賞脚本賞にノミネートされた。

ストーリー

イリヤは底抜けに明るい売春婦で町中の男たちの憧れでもあった。 アメリカからホーマーという古代ギリシャの民間研究家がやってきた。上陸第一歩、彼は酒場に入った。そこで町の男たちが酔って唄うのに感激し、思わず拍手した。それが男たちを怒らせてしまい、喧嘩になった。仲に入って喧嘩を止めたのがイリヤだった。ホーマーは彼女こそ伝統的なギリシャ美人とみて、さっそく研究対象に決めた。そして今の商売をやめさせようと思った。イリヤは週1回、日曜だけは仕事を休んで、トニオやジョルゴら気の合った男たちを呼んでドンチャン騒ぎをやった。ホーマーも粘りが功を奏して参加することができた。町の売春ボス、ノー・フェイスの子分ガルベジが日曜日に贈物を持ってきた。が、たちまち男たちにつまみ出された。独立営業のイリヤはノー・フェイスにとってシャクの種だった。ホーマーの更正運動を知ったノー・フェイスは、金を出してイリヤに足を洗わせようとした。ホーマーはイリヤの仕事を休ませて勉強を教えた。彼女の独特なギリシャ悲劇の解釈にはホーマーもめんくらった。売春婦の1人が、イリヤにホーマーがノー・フェイスの手先だと教えた。怒った彼女は今までの修行をほっぽりだした。そこへ外国の大艦隊が入港した。イリヤは売春婦たちの先頭に立ってノー・フェイスに挑戦した。ブタ箱での団体交渉に成功して、軍配はイリヤに上った。再び酒場にイリヤの姿がみられるようになり、男たちは大喜び。初めてギリシャ人気質を知ったホーマーも考えを変え、踊りに加わった。――次ぎの日、出港するアメリカ船の甲板に、1人寂しく帰国するホーマーの姿があった。

キャスト

※括弧内は日本語吹替(初回放送1969年7月5日『土曜映画劇場』)

主題歌をカバーしたアーティスト

作品の評価

映画批評家によるレビュー

Rotten Tomatoesによれば、9件の評論のうち高評価は67%にあたる6件で、平均点は10点満点中6.6点となっている[3]

受賞歴

部門 対象 結果
第33回アカデミー賞 監督賞 ジュールス・ダッシン ノミネート
主演女優賞 メリナ・メルクーリ
脚本賞 ジュールス・ダッシン
歌曲賞 日曜はダメよ英語版
作詞・作曲:マノス・ハジダキス
受賞

衣裳デザイン賞(白黒部門)

セオニ・V・アルドリッジ(デニ・ヴァフリオティ名義) ノミネート

脚注

注釈

  1. ^ クレジットなし[1]

出典

  1. ^ Pote tin Kyriaki (1960) - Full Cast & Crew” (英語). IMDb. 2021年6月14日閲覧。
  2. ^ Pote tin Kyriaki - IMDb(英語)
  3. ^ Never on Sunday (1960)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年6月14日閲覧。

外部リンク

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