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[[2011年]][[1月25日]]には、オーバーフロー公式サイトのリニューアルと通常版の[[通信販売]]再開を記念し、通常版か『Cross Days』の通販申し込み者先着50名へタイトルロゴ入りの[[デイズシリーズの登場人物#西園寺世界|世界]]の[[パンティー|縞パン]]が特典として添付された<ref>[http://www.0verflow.com/web/tuuhan_saikai/ Overflow OFFICIAL WEBSITE :: 通信販売再開のお知らせ]より。</ref>。 |
[[2011年]][[1月25日]]には、オーバーフロー公式サイトのリニューアルと通常版の[[通信販売]]再開を記念し、通常版か『Cross Days』の通販申し込み者先着50名へタイトルロゴ入りの[[デイズシリーズの登場人物#西園寺世界|世界]]の[[パンティー|縞パン]]が特典として添付された<ref>[http://www.0verflow.com/web/tuuhan_saikai/ Overflow OFFICIAL WEBSITE :: 通信販売再開のお知らせ]より。</ref>。 |
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2011年[[3月1日]]には、英語版を開発中であることがオーバーフロー公式サイトと[[アメリカ合衆国|アメリカ]]のアダルトゲーム販売会社'''[[:en:JAST USA|JAST USA]]'''公式サイトで発表された<ref>[http://www.jastusa.com/school-days-is-coming-in-english School Days is coming in English!]より。</ref>。 |
2011年[[3月1日]]には、英語版を開発中であることがオーバーフロー公式サイトと[[アメリカ合衆国|アメリカ]]のアダルトゲーム販売会社'''[[:en:JAST USA|JAST USA]]'''公式サイトで発表された<ref>[http://www.jastusa.com/school-days-is-coming-in-english School Days is coming in English!]より。</ref>。[[北アメリカ]]で発売予定。当初、発売時期は同年中と発表されていたが、後に[[2012年]]へ延期された模様<ref>英語版公式サイトより。</ref>。 |
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HQ版の発売に伴い、PC版は2011年[[4月21日]]をもって[[ロットアップ]]となった。 |
HQ版の発売に伴い、PC版は2011年[[4月21日]]をもって[[ロットアップ]]となった。 |
2011年6月23日 (木) 12:57時点における版
School Days | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | 美少女ゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲーム:School Days(PC/DVD-PG) School Days L×H(PS2) School Days UMD-PG Edition(UMD-PG) School Days HQ(HQ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームジャンル | フルアニメーションアドベンチャーゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対応機種 | Windows98SE/Me/XP/Vista(PC) DVDプレーヤー(DVD-PG) プレイステーション2(PS2) PSP(UMD-PG) WindowsXP/Vista/7(HQ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
必要環境 | CPU:Pentium4 1GHz以上(PC) メモリ:256MB以上(PC) VRAM:64MB以上(PC) HDD:7.6GB以上(PC) DirectX9.0以降(PC) Windows Media Player 9以降(PC) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームエンジン | アージュ製 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
修正パッチ | #バグ修正を参照 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開発元 | オーバーフロー(PC/HQ) アイチェリー(DVD-PG) ガイズウェア、レジスタ(PS2) ixia(UMD-PG) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売元 | オーバーフロー(PC/HQ) アイチェリー(DVD-PG) ガンホー・ワークス(PS2) Palace(UMD-PG) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | ごとうじゅんじ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シナリオ | メイザーズぬまきち | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | KIRIKO/HIKO sound | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メディア | DVD-ROM:1枚(PC/PS2) DVD:4枚(DVD-PG) UMD:4枚(UMD-PG) DVD-ROM:2枚(HQ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ディスクレス起動 | 不可(PC) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プレイ人数 | 1人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売日 | 2005年4月28日(PC) 2005年7月24日(PCパッケージリニューアル) 2007年9月28日(DVD-PG) 2008年1月17日(PS2) 2010年6月30日(UMD-PG) 2010年10月8日(HQ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レイティング | 18禁(PC/DVD-PG/UMD-PG/HQ) CERO:15歳以上対象〔C〕(PS2) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コンテンツアイコン | セクシャル、言葉・その他(PS2限定版) 言葉・その他(PS2通常版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクター名設定 | 不可 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エンディング数 | 20(PC/DVD-PG) 24(PS2) 未定(UMD-PG/HQ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
セーブファイル数 | 100(PC) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
画面サイズ | 640×480以上、フルカラー(PC) 800×600以上、フルカラー(HQ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
全画面表示モード | あり | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽フォーマット | PCMオーディオ(PC/HQ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターボイス | フルボイス ※男性ボイス消去可(PC/PS2/HQ) ※男性ボイス消去不可(DVD-PG/UMD-PG) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他 | ロットアップ済み(PC) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | ゲーム・アニメ・ライトノベル・漫画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | ゲーム・アニメ・文学・漫画 |
『School Days』(スクールデイズ)は、2005年4月28日にオーバーフローより発売された日本のアダルトゲーム。および、それを原作とした移植版、アニメ、漫画などの各種作品群である。他表記は『SchoolDays』や『スクールデイズ』、略称は『スクイズ』や『スクデイ』。外伝に、『Summer Days』や『Cross Days』がある。
ゲームの流れ
内容
主人公とメインヒロイン2人を中心に据えた、TVアニメ70話分以上の膨大なアニメーションと共に物語が進行するアドベンチャーゲームである。ある程度まで話を進めると表示される1つか2つの選択肢の選び方次第(どれも選ばないという方法もある)で、物語が分岐していく。なお、選択肢によるヒロインの好感度の上下は視認できるゲージとして画面内に存在はしているものの、それが物語内で唐突に影響を及ぼすわけではない。実際、PC版からDVD-PG版への移植時には好感度ゲージが廃されたが、それでもPC版の物語はほぼ忠実に再現されていた。
いわゆる「修羅場」と呼ばれるシーンが多い上、バッドエンド時の陰惨な描写からも、プレイすると鬱な気分になる「鬱ゲー」に分類される。
エンディング
PC版ではエンディングが20通り、後日談が1通り存在する。また、PS2版ではエンディングが6通りと後日談が1通り、HQ版ではエンディングが1通り追加されたが、その全てがバッドエンドである。
ハッピーエンドは世界に4、言葉に7[1]、刹那に1、光に2、乙女に1の計15通り。PS2版では一部修正が施されているが、光の分については修正ではなく専用ルートそのものが削除されている。
バッドエンドは3通り。いずれも陰惨な描写の多い展開や結末で有名であり、主要人物の誠・世界・言葉の誰か1人が惨たらしい最期を遂げる。こちらもPS2版では修正が施されている。また、PC版以外には複数人が死亡する結末も存在するが、言葉が誠を直接殺害するパターンや、3人とも明確に死亡するパターンのエンディングは存在しない。
あらすじ
榊野学園へ通う少年・伊藤誠(いとう まこと)は、以前から登校時に時々同じ電車へ乗る隣のクラスの少女・桂言葉(かつら ことのは)のことを気に掛けていた。ある日、決意した誠は学園に伝わる「好きな相手を携帯電話の待ち受け画面にして、3週間隠し通したら想いが叶う」というおまじないを実行したが、同じクラスで隣の席の少女・西園寺世界(さいおんじ せかい)に、わずか1日で見つかってしまう。そのお詫びという名目で、世界が言葉と誠の間を取り持つところから物語は始まる。
この後、作中の分岐によって異なるストーリーが展開されるが、基本的には誠と世界と言葉の三角関係が描かれることとなる。また、作中では携帯電話が重要な小道具として用いられることが多い。
声の出演
声優がメディアによって異なる人物は、PC版・DVD-PG版・UMD-PG版・HQ版 / TVアニメ版、PS2版の順で記述。
- 伊藤 誠 - 平井達矢 / 平川大輔
- 西園寺 世界 - 柚木かなめ / 河原木志穂
- 桂 言葉 - 遠野そよぎ / 岡嶋妙
- 清浦 刹那 - 山本華 / 井本恵子
- 加藤 乙女 - 松永雪希 / 永見はるか
- 黒田 光 - 一色ヒカル / 田中涼子
- 甘露寺 七海 - 藤村美緒 / たかはし智秋
- 小渕 みなみ - 栗林みな実
- 小泉 夏美 - 木野花さわ / 古原奈々
- 森 来実 - 寧々 / 祭田絵理
- 澤永 泰介 - 日向日陰 / 松本吉朗
- 止(いたる) - 南波華月 / 宇和川恵美[3]
- 桂 心 - 神月あおい / 亜城めぐ
製作
発売まで
企画の発案から、当初の構想を経て実際の開発へ至るまでに、構想段階で立ち消えてしまった要素も少なくない。惨劇については当初から構想されていたものの、人物については世界や言葉はヒロインですらなかった。主人公は眼鏡を掛けた知性的な男子生徒、世界は眼鏡を掛けた教育実習生で主人公のクラスを研修に訪れるプロポーション抜群の女性、言葉はヒロイン・黒田未来と対を成すもう1人のヒロイン・桂真白の妹で貧乳を気にする活発な少女とそれぞれ設定されていた[4]。
その後、2003年に発表された誌面記事では、世界も言葉もヒロインと設定されて製品版へ近付いていたものの、声優については世界を桜田えり、言葉を上野みつきがそれぞれ演じる上、主題歌『鏡の中のLiar』も彼女達によるユニット・unity(ユニティ)が担当すると報じられていた[5]が、2004年にunityが活動を休止したため、製品版の仕様へ改められた。また、当時は小渕みなみ役の声優の栗林みな実をちよれんが支援していたこともあって、ごく少数ながらみなみのグッズが制作・発売された。
なお、本作の『School Days』(学生時代)というシンプルな題名は、「わかりやすくオーソドックスな三角関係の物語にしたい」という意向に従ったものである[6]。
バグ修正
発売当初はバグがあり、即座に修正パッチが公開されたものの一度では解決できず、毎日のようにパッチが更新されていた。結果として修正パッチのリリースは計11回となった。Ver1.11は2005年7月21日に配布され、ファイルサイズは約274MBで、2005年当時のアダルトゲーム用修正パッチとしては大容量であった。
また、初回版発売直後には誠と世界の初体験シーンで世界の乳房がキャラクターデザイン設定画よりも少し大きく見えるとして、設定画に沿うよう修正する差分込みの修正パッチ「おっぱい修正プログラム」が配布された[7]。
後のDVDプレイヤーズゲーム版(DVD-PG版)、プレイステーション2版(PS2版)、UMDプレイヤーズゲーム版(UMD-PG版)は、このVer1.11を元に制作されている。
PC版スタッフ
- 企画、脚本、製作総指揮 - メイザーズぬまきち
- アニメーション演出、絵コンテ - ほしかわたかふみ
- システムパートコンテ - まりん、まるだし、杉原由紀
- プログラム - GON、向日葵正
- キャラクターデザイン、総作画監督 - ごとうじゅんじ
- 作画監督 - 大河原晴男、刻雨、桔梗屋、窪敏、上條修、吉本拓二、シェツトリ、野口孝行、松下清志、今井武志、倉嶋丈康、柳伸亮
- 彩色設計、色指定 - 鈴木元務
- 美術監督 - 宮前光春
- 音響監督 - 榎本覚
- サウンドプロデューサー - ヨシダという生き物
- 音楽 - KIRIKO/HIKO sound
- 撮影、編集 - 岩崎公彦、広船大介、浅野宏影、そんくん、raruhu、小森稲穂
- アニメーション制作 - STACK、ゴールデンベル
- 制作 - オーバーフロー
- 製作、著作 - STACK
DVD-PG版
2007年9月28日にアイチェリーより発売された。DVD4枚組。
好感度ゲージや選択肢の時間制限は削除されたものの、PC版Ver1.11の内容がほぼ忠実に再現されている。また、PC版に搭載されなかった回想モード[8]や攻略ルートのマップが搭載されている。字幕は常に表示されており、男性ボイス消去機能は無い。ハードの性質から、セーブ機能の代わりとして各話終了時に表示される4桁の数字のパスワードで進行状況の保存が可能だが、話が進む度にディスクを差し替える必要がある。
PS2版
『School Days L×H』(スクールデイズ エルアンドエイチ、スクールデイズ ラブアンドヘイト)のタイトルで、2008年1月17日にガンホー・ワークス[9]より発売された。オーバーフロー作品初のコンシューマ向けである。
売りだったアニメーションについては、PC版からの流用分へ新規に制作した分を追加した形となっているが、パッケージリニューアル版での修正箇所が活かされていない部分もある。選択肢も既存分に関してはPC版の分岐を引き継いでいるが、一部の台詞が変更された他、PC版の過激な演出が抑えられたために一部ルートとバッドエンドの1つ「鮮血の結末」での大量出血描写が削られている。また、光が攻略不可となっている。
PS2版スタッフ
- チーフプロデューサー - 伊藤友行
- トータルプロデューサー - 横山正純
- アシスタントプロデューサー - 関根保成
- 制作プロデューサー - 亀谷恒治
- ディレクター - 恵比寿仁志
- プログラム - 山田晃久
- 音響監督 - 蝦名恭範
- 音響制作 - 株式会社アシッド
- 絵コンテ、演出 - きみやしげる
- 総作画監督 - ごとうじゅんじ
- 作画監督 - 南紳一郎
- 原画 - 神田岳、藤井辰巳、片岡千春、尾崎綾子
- アニメ制作プロデューサー - 吉田勇樹
- アニメーション制作 - TNK
- サポートカンパニー - レジスタ
- スペシャルサンクス - 中村奈緒、神吉弘毅(ソニー・コンピュータエンタテインメント・ジャパン)、School Days 制作委員会
- エグゼクティブプロデューサー - 大場規勝
- 制作 - ガイズウェア
- 製作 - 株式会社インターチャネル・ホロン
UMD-PG版
この節の加筆が望まれています。 |
『School Days UMD-PG Edition』(スクールデイズ ユーエムディーピージー エディション)のタイトルで、2010年6月30日にPalaceより発売された。PS2版に次ぐコンシューマ向けである。
HQ版
『School Days HQ』[10](スクールデイズ ハイクオリティ)のタイトルで、2010年10月8日に発売された[11]。PC版のゲームエンジンや背景画を『Cross Days』のものへ換装し、登場人物達の一部を原画から描き直して[12]イベントやエンディングを追加したリメイク版に当たる。
2010年5月21日にTECH GIAN誌上で第一報が発表された後、同年8月7日に公式サイトで体験版が公開された。これを『Cross Days』をインストール済みのPCへインストールすると開く「女バス4人組の秘密の視聴覚室」は、HQ版第1話を『Cross Days』の登場人物達(喜連川路夏、畠山麦、細川那津希、今川留夏)によるオーディオコメンタリーを聴きながらプレイできるようになっている。
製品版については上記の変更点の他、2周目以降のタイトル画面が、その直前に迎えたエンディングの内容を反映したものへ変更されるようになった[13]。また、PC版と同じイベントには展開や演出を変更されているものがある。
2011年1月25日には、オーバーフロー公式サイトのリニューアルと通常版の通信販売再開を記念し、通常版か『Cross Days』の通販申し込み者先着50名へタイトルロゴ入りの世界の縞パンが特典として添付された[14]。
2011年3月1日には、英語版を開発中であることがオーバーフロー公式サイトとアメリカのアダルトゲーム販売会社JAST USA公式サイトで発表された[15]。北アメリカで発売予定。当初、発売時期は同年中と発表されていたが、後に2012年へ延期された模様[16]。
HQ版の発売に伴い、PC版は2011年4月21日をもってロットアップとなった。
TVアニメ版
TVアニメ版概要
2007年7月から9月に、独立UHF局などで放送。全12話。配給はavex entertainmentが担当。スタッフには、PC版関係者も多く携わっている。
アニメ化企画については、PC版発売以降から何度か上がっていたが、そのほとんどが「いかに惨劇を回避するか」という内容であった。しかし、それらとは全く異なるTNKの「とにかくショッキングに行きたい」という惨劇ありきの案が採用され、制作開始となる[17]。監督の元永慶太郎も、「最初からハッピーエンドだけは考えていませんでした」と述べていたほど[18]。こうして完成したTVアニメ版は、誠・世界・言葉の三角関係を中心とした、ドロドロの壮絶な愛憎劇に重点が置かれたものに仕上がり、スーパーバイザーを務めたオーバーフロー代表のメイザーズぬまきちも、「100点と言えるくらい」と評価している[17]。
キャラクターデザインについては、ごとうじゅんじによって全てが新規に描き起こされた。どの人物も、TV画面での見栄えを重視して肉感を強調されたことでやや大人びた姿になった上、肌を中心に色味が見直されており、特に物語序盤ではその違いが見て取れるようになっている。ただし、第11話以降は意図的にゲーム版と同じ色味へ変更された[19]。
主人公の誠については、シリーズ構成の上江洲誠の発案で「最低な奴」として描かれている[17]。例えば、世界が誠に妊娠したと告げるシーンでは、「何でもっと早く言わなかったんだよ」と誠が応じるゲーム版に対し、TVアニメ版では妊娠したこと自体を激しく責め立てる台詞へと変更された上、つわりで気持ち悪くなった世界を放置するシーンが追加されている[20]。また、物語の序盤から性的描写が多かった上、中盤以降はセックスを示唆する描写が露骨となる[21]ため、朝でも放送されるAT-Xでは第9話以降に視聴年齢制限が掛けられた[22]。
なお、物語の主な舞台である榊野学園の設定や表記については、「榊野学園高等学校」となっている。また、本放送時の第4話以前のオープニングアニメーションには世界と言葉のバストアップ時に乳首[23]が映っていたが、第5話以降は映らないようにトリミング処理が施されている。
次回予告ではサブタイトルが発表されるだけで、内容については一切触れられない。また、次回予告の直後には「この作品はフィクションであり、登場する人物や、地名、学校名は架空のものであります。」という、テレビドラマと同様のテロップが流れていた。
最終話の放送休止
最終話(第12話)は公式な発表こそ無かったものの、最速局のtvkでの放送前日に発生した京田辺警察官殺害事件の影響で地上波全局で放送が休止され、そのまま実質上の打ち切りとなった。その際、マスコミにも大きく取り上げられた[24][25][26][27]ため、その猟奇的で凄惨な内容が話題となった。
tvkでは最終話の差し替え番組として紀行番組が放送されたが、その中でソグネ・フィヨルドを航行していたフェリー[28]のキャプチャ画像が外国の匿名掲示板4chanへ投稿されて「Nice boat.」というコメントが付いたことが話題となり、Yahoo!検索時事ワードランキング(2007年9月13日 - 9月23日)第10位にランキングされた[27][29]。その後、オーバーフローは2007年冬のコミックマーケット(以後、「コミケ」と表記)73で、「Nice boat.」を自社ブース名として使用している[30]。
地上波の1週間遅れで放送中だったAT-Xでは、朝帯や昼帯の放送分は第11話の再放送へ差し替えられた上、夜間帯のみの放送となった[31]。また、同日には秋葉原UDXでオーバーフロー主催の試写会も行われた。これには当初、「未開封の『School Days』か『Summer Days』を持参する」という参加条件が告知されていたが、参加希望者やファンから批判の声が相次いだため、「開封済商品持参でも参加可能」と変更された[32][33]。
TVアニメ版スタッフ
- 原作 - オーバーフロー
- 監督 - 元永慶太郎
- シリーズ構成 - 上江洲誠
- キャラクターデザイン、総作画監督 - ごとうじゅんじ
- ブロップデザイン - 岩畑剛一
- 美術監督 - 河野次郎、鈴木恵美
- 色彩設計 - 鈴城るみ子
- 撮影監督 - 沢直人
- 編集 - 櫻井崇
- 音響監督 - 蝦名恭範
- 音楽 - 大久保薫
- プロデューサー - 伊藤誠、後藤政則、小池克実
- アニメーション制作 - ティー・エヌ・ケー
- 製作 - School Days製作委員会(マーベラスエンターテイメント、エイベックス・エンタテインメント、ランティス、ポニーキャニオンエンタープライズ)
各話リスト
※各話のサブタイトルは、ゲーム版と同じくBパート終了後に表示される。
話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | エンディング曲 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 告白 | 上江洲誠 | 元永慶太郎 | ごとうじゅんじ | ウソツキ | |
2 | 二人の距離 | 日暮茶坊 | こでらかつゆき | 喜多幡徹 | 李政權 | 愛のカケラ |
3 | すれ違う想い | 秋月ひろ | 阿宮正和 | 中島美子 | ワルツ | |
4 | 無垢 | 名田ユタカ | 金澤勝眞 | 清水一伸 | 村山公輔 | 記憶の海 |
5 | 波紋 | 日暮茶坊 上江洲誠 |
久保太郎 | 清水勝祐 | Look at me | |
6 | 明かされた関係 | 秋月ひろ | 田中宏紀 | 四辻たかお | 田中基樹 | 涙の理由 |
7 | 前夜祭 | 則座誠 | 竹腰充保 | 記憶の海 | ||
8 | 学祭 | 名田ユタカ | こでらかつゆき | 吉田俊司 | 内原茂 | ウソツキ |
9 | 後夜祭 | 名田ユタカ 上江洲誠 |
中村憲由 | 阿宮正和 | 中島美子 | あなたが…いない -remix ver.- |
10 | 心と体 | 秋月ひろ 上江洲誠 |
渡邊哲哉 | 李政權 | 涙の理由 | |
11 | みんなの誠 | 金澤勝眞 | 清水一伸 | 村上真紀 服部憲知 |
ワルツ | |
12 | スクールデイズ | 元永慶太郎 | ごとうじゅんじ 田中基樹 |
Still I love you 〜みつめるよりは幸せ〜 |
放送局
地上波各局については第12話が放送休止となったため、第11話までの放送期間を記載している。
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送区分 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
神奈川県 | tvk | 2007年7月3日 - 9月11日 | 火曜 26時15分 - 26時45分 | 独立UHF局 | - |
千葉県 | チバテレビ | 2007年7月4日 - 9月12日 | 水曜 26時00分 - 26時30分 | 幹事局 | |
愛知県 | テレビ愛知 | 水曜 27時28分 - 27時58分 | テレビ東京系列 | - | |
埼玉県 | テレ玉 | 2007年7月5日 - 9月13日 | 木曜 26時00分 - 26時30分 | 独立UHF局 | |
大阪府 | テレビ大阪 | 2007年7月6日 - 9月14日 | 金曜 28時05分 - 28時35分 | テレビ東京系列 | |
日本全域 | AT-X | 2007年7月12日 - 10月1日 | 木曜 10時30分 - 11時00分 リピート放送あり |
CSチャンネル | |
ShowTime | 2008年11月7日 - | - | ネット配信 | 有料(税込105円/1話) 全話TV放送版 | |
GyaO | 2008年12月1日 - 2009年2月23日 | 月曜 12時00分更新 | 1週間無料 毎週1話ずつ更新 15禁指定 全話レンタル版 | ||
GyaO NEXT | 2009年3月14日 - | - | 有料 | ||
MOVIEFULL | - | - | 携帯電話 | 無料 | |
QTVビデオ | - | - |
チバテレビ 水曜26:00-26:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
School Days
|
DVD
マーベラスエンターテイメントより発売。エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズが販売を担当。各巻ともディレクターズ・カット版と称されており、TV放送版より若干のクオリティ向上や描写解禁を施されたバージョンが収録されているが、第12話が特にその傾向を色濃く出した凄惨な内容であることから、第6巻パッケージには購入者に注意を促す警告シールが貼付された。なお、レンタル版は音声のみの修正となっている。
巻数 | 発売日 | 収録内容 | 規格品番 |
---|---|---|---|
第1巻 | 2007年9月26日 | 第1話〜第2話 | AVBA-26488(初回限定版) |
AVBA-26495(通常版) | |||
第2巻 | 2007年10月31日 | 第3話〜第4話 | AVBA-26489(初回限定版) |
AVBA-26496(通常版) | |||
第3巻 | 2007年11月28日 | 第5話〜第6話 | AVBA-26490(初回限定版) |
AVBA-26497(通常版) | |||
第4巻 | 2007年12月19日 | 第7話〜第8話 | AVBA-26491(初回限定版) |
AVBA-26498(通常版) | |||
第5巻 | 2008年1月30日 | 第9話〜第10話 | AVBA-26492(初回限定版) |
AVBA-26499(通常版) | |||
第6巻 | 2008年2月27日 | 第11話〜第12話 | AVBA-26493(初回限定版) |
AVBA-26500(通常版) |
インターネットラジオ
『Radio School Days』のタイトルで、TVアニメ版の放送開始に先立ち、2007年6月26日よりランティスウェブラジオと音泉にて配信された。全40回。パーソナリティは、世界役の河原木志穂と言葉役の岡嶋妙。
携帯アプリ
『スクールデイズ麻雀』のタイトルで、i-mode公式サイト「萌きゅあっと」内にて2008年6月26日より配信が開始された、2人打ち麻雀ゲーム。ウインライトが制作を、オーバーフローが監修を担当している。ゲーム版ではなくTVアニメ版を原作としているため、ここに記述する。
「世界編」と「言葉編」の2種類があり、利用料金はそれぞれ315円。「相手に鳴かれる」「捨て牌がダブる」「先に立直される」など不利な状況になると「ヤンデレゲージ」が増加し、それが最大に達すると「ヤンデレモード」が発動。この状態で和了すると、役や得点に関係無く和了した方が勝つという、「FATAL FINISH(フェイタルフィニッシュ)システム」が搭載されている[35][36]。
OVA版
Valentine Days
『Valentine Days』概要
読みは「バレンタインデイズ」。PS2初回限定版同梱特典として制作されたOVAであり、TVアニメ版の特別編に当たる。
本作はTVアニメ版のパラレルワールドに相当する(ただ、TVアニメ版がクリスマスの時期で終わっているのに対し、本作はバレンタインデーの話であるなど、時間的な連続性はある)。内容も、言葉が光・乙女・七海と仲良く温泉に浸かっていたり、誠を巡る応酬がラブコメディ仕立てであるなど、至って明るめな内容となっている。
『Valentine Days』スタッフ
- 企画 - 松本慶明、鈴木篤志、井上俊次
- 原作 - オーバーフロー
- 演出、監督 - 元永慶太郎
- シリーズ構成 - 上江洲誠
- 脚本 - 秋月ひろ、上江洲誠
- 絵コンテ - 葛谷直行
- キャラクターデザイン、総作画監督 - ごとうじゅんじ
- 作画監督 - 野口孝行、石橋有希子、北野幸広
- マヨちゃん[37]デザイン - 西E田
- プロップデザイン - 岩畑剛一
- 美術監督 - 河野次郎、鈴木恵美
- 色彩設計 - 鈴城るみ子
- 撮影監督 - 沢直人
- 音響監督 - 蝦名恭範
- 音楽 - 大久保薫
- 音楽プロデューサー - 伊藤善之
- プロデューサー - 伊藤誠、後藤政則、小池克実
- 制作プロデューサー - 中川忍
- 制作Aプロデューサー - かわい KSK
- アニメーション制作、企画協力 - ティー・エヌ・ケー
- 製作 - School Days製作委員会、マーベラスエンターテイメント、エイベックス・エンタテインメント、ランディス、ポニーキャニオンエンタープライズ、インターチャネル・ホロン
マジカルハート☆こころちゃん
『マジカルハート☆こころちゃん』概要
正式タイトルは、『School Days OVAスペシャル 〜マジカルハート☆こころちゃん〜』。2008年3月28日に発売された。特典映像として、世界役の河原木志穂と言葉役の岡嶋妙によるオーディオコメンタリー付きのTVアニメ版ダイジェストなどが収録されている。略称は『マジころ』[38]。
PC版やTVアニメ版の登場人物とネタを使ったパラレル番外編であり、オーバーフローの2007年エイプリルフール限定公開短編ムービー『特報! マジカルハート☆こころちゃん』を元に制作された。スタッフや声優達がTVアニメ版の制作や収録の最中に話していた小ネタも設定に盛り込まれており、PC版バッドエンドの1つ「鮮血の結末」が巨大なマヨちゃんの必殺技名にされたり、TVアニメ版最終話放送休止の際に話題となった「Nice boat.」[39]がラディッシュ機動部隊の乗るゴムボートの表面に記載されるなど、楽屋オチとして楽しめる内容となっている。
『マジカルハート☆こころちゃん』あらすじ
西園寺世界、甘露寺七海、黒田光、そして桂心の4人は普段、ファミレス「ラディッシュ」榊野町店にて露出度の高い制服姿で働いている、ウェイトレスである。しかし、榊野町店の正体は政府では対応不可な事件に対応すべく組織された民営の匿名防衛サービスであり、4人の正体はスーパーコンピュータで選ばれた「ラディッシュ機動部隊」の一員として、普段の制服より更に恥ずかしいデザインのパワードスーツを身に纏い、時給750円+危険手当で出動する身であった。
ある日、ドクターSとその部下の田中が散布したゾンビガスによって榊野ヒルズ商店街の一般市民達がエロエロゾンビと化した事件へ出動したラディッシュ機動部隊は窮地に陥るが、そこへ現れたマジカルハートによって救われる。しかし、ドクターSは田中を切ないんだー田中号へ巨大化させ、マジカルハートを圧倒する。そこへ更に現れたマジカルワードはマジカルハートと共に巨大なマヨちゃんへ合体すると、超必殺技「鮮血の結末」で田中を倒す。形勢逆転を重く見たドクターSは捨て台詞を残し、撤退していくのだった。
『マジカルハート☆こころちゃん』スタッフ
- 原作 - オーバーフロー
- 監督、絵コンテ、演出 - 元永慶太郎
- 脚本 - 上江洲誠
- キャラクターデザイン、総作画監督 - ごとうじゅんじ
- プロップデザイン - 岩畑剛一
- 美術監督 - 河野次郎、鈴木恵美
- 色彩設計 - 鈴城るみ子
- 撮影監督 - 沢直人
- 編集 - 櫻井崇
- 音響監督 - 蝦名恭範
- 音楽 - 大久保薫
- ナレーション - 堀内賢雄
- プロデューサー - 伊藤誠、後藤政則、小池克実
- 製作 - School Days製作委員会(マーベラスエンターテイメント、エイベックス・エンタテインメント、ランティス、ポニーキャニオンエンタープライズ)
使用楽曲
- Still I love you 〜みつめるよりは幸せ〜
- 作詞 - KIRIKO / 作曲・編曲 - HIKO / 歌 - KIRIKO(PC版・PS2版・TVアニメ版)、河原木志穂(HQ版)、岡嶋妙(HQ版)
- PC版・PS2版・HQ版オープニングテーマ、TVアニメ版第12話エンディングテーマ
- あなたが…いない
- 作詞 - 江幡育子 / 作曲・編曲 - 飯塚昌明 / 歌 - 栗林みな実
- PC版・PS2版エンディングテーマ、TVアニメ版第9話エンディングテーマ
- BYE-BYE TEARS
- 作詞 - KIRIKO / 作曲・編曲 - HIKO / 歌 - yozuca*
- PC版世界・刹那エンドのエンディングテーマ
- hello, my happiness
- 作詞 - Rita / 作曲 - KIRIKO / 編曲 - HIKO / 歌 - 橋本みゆき
- PC版言葉エンドのエンディングテーマ、OVA版『Valentine Days』エンディングテーマ
- シークレット・ザウルス
- 作詞 - KIRIKO / 作曲・編曲 - 林克洋 / 歌 - YURIA
- PC版・PS2版光・乙女エンドのエンディングテーマ
- Let me Love you
- 作詞・歌 - 桃井はるこ / 作曲 - 太田雅友 / 編曲 - 大久保薫
- 後夜祭のフォークダンスのテーマ、TVアニメ版第9話挿入歌(リミックス版を使用)
- 二人のクリスマス
- 作詞 - WHITE-LIPS / 作曲 - Manack / 歌 - rino
- ゲーム版言葉ハッピーエンド「クリスマス・イブ」のエンディングテーマ、TVアニメ版第11話・第12話挿入歌
- 悲しみの向こうへ
- 作詞・作曲 - KIRIKO / 編曲 - HIKO / 歌 - いとうかなこ
- バッドエンドのエンディングテーマ、TVアニメ版第12話挿入歌
- イノセント・ブルー
- 作詞 - REM / 作曲・編曲 - 橋本彦士 / 歌 - DeviceHigh
- TVアニメ版第2話〜第11話・『Valentine Days』オープニングテーマ、『Radio School Days』テーマ
- ウソツキ
- 作詞・作曲 - rino / 編曲 - 大久保薫 / 歌 - CooRie
- TVアニメ版第1話・第8話エンディングテーマ
- 愛のカケラ
- 作詞・歌 - 橋本みゆき / 作曲 - 福本公四郎 / 編曲 - 近藤昭雄
- TVアニメ版第2話エンディングテーマ
- ワルツ
- 作詞・歌 - いとうかなこ / 作曲・編曲 - 前澤寛之
- TVアニメ版第3話・第11話エンディングテーマ
- 記憶の海
- 作詞・歌 - yozuca* / 作曲・編曲 - 岡ナオキ
- TVアニメ版第4話・第7話エンディングテーマ、第6話挿入歌
- Look at me
- 作詞・作曲・歌 - YURIA / 編曲 - chokix
- TVアニメ版第5話エンディングテーマ、『Valentine Days』挿入歌
- 涙の理由
- 作詞 - 江幡育子 / 作曲・編曲 - 飯塚昌明 / 歌 - 栗林みな実
- TVアニメ版第6話・第10話エンディングテーマ、第5話・第11話挿入歌
- マジカルハート☆こころちゃんのテーマ
- 作詞 - 上江洲誠 / 作曲・編曲 - 大久保薫 / 歌 - マジカルハート(亜城めぐ)
- OVA版『マジカルハート☆こころちゃん』オープニングテーマ
評価・売上
この節の加筆が望まれています。 |
各種作品群の原典であるPC版は発売週のアダルトゲームランキングで第1位を獲得し[40]、げっちゅ屋での2005年上半期のアダルトゲーム売り上げでも第1位を獲得した[41]。また、PC NEWSの2005年年間売り上げランキングでは第7位となっている。
内容ではバッドエンド時の陰惨な描写から、15通りのハッピーエンドより、3通りのバッドエンドの方が有名となった。番外編及び一部の小説版を除き、TVアニメ版や漫画版など選択肢の存在しないメディアではいずれもバッドエンドとなっている。
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書籍
ムック
- School Days ビジュアルガイドブック
- 編集 - ピーズサイテック / 発売元 - ジャイブ / ISBN 9784861762222
- 2005年9月16日発売。PC版の設定画や、メイザーズぬまきちによるシーン解説などを掲載。
- School Days 公式ビジュアル・アートワークス
- 編集 - ピーズサイテック / 発売元 - ジャイブ / ISBN 9784861762635
- 2005年12月16日発売。上記の第2弾。フルカラー原画などを掲載。
- School Days -TV Anime- 公式ガイドブック
- 編集 - ランアンドガン / 発売元 - ジャイブ / ISBN 9784861764622
- 2007年12月1日発売。TVアニメ版の各話紹介や裏話、考察の他、ごとうじゅんじらスタッフへのインタビューも掲載。
- School Days L×H ビジュアルガイドブック
- 編集 - ランアンドガン / 発売元 - ジャイブ / ISBN 9784861765049
- 2008年3月28日発売。PS2版を解説。
小説版
『School Days -TV Anime- イノセント・ブルー』以外は18禁。
- School Days 世界編
- 著 - 岡田留奈 / 挿画 - みずきえいむ / 発売元 - ハーヴェスト出版 / ISBN 4434068288
- 2005年12月発売。
- School Days 言葉編
- 著 - 岡田留奈 / 挿画 - みずきえいむ / 発売元 - ハーヴェスト出版 / ISBN 4434071041
- 2006年1月発売。上記の続編。
- School Days 君といる、空
- 著 - 馬場卓也 / 発売元 - ジャイブ / ISBN 9784861762451
- 2005年12月16日発売。上記2冊とは別内容のライトノベル版。
- 小説スクールデイズ
- 著 - 関町台風 / 挿絵 - ごとうじゅんじ
- 『BugBug』2005年9月号から2006年1月号まで連載。2005年冬のコミケ69オーバーフロー企業ブースにて、総集編の小冊子が無料配布された。
- School Days -TV Anime- イノセント・ブルー
- 著 - 秋月ひろ / 発売元 - ジャイブ / ISBN 9784861765056
- 2008年4月28日発売。TVアニメ版のノベライズ。世界と言葉それぞれの視点から、TVアニメ版の物語が描かれている。そのため、TVアニメ版で誠視点のみだったイベントは描かれていない。
漫画版
- School Days
- 作画 - 酒月ほまれ
- 『月刊コンプエース』にて、2007年11月号まで連載。少年誌への掲載のために表現には相当の配慮が払われており、過激な描写を極力避けながら持ち味を生かすべく、打ち合わせの様子が単行本巻末にも掲載されている。物語は誠・世界・言葉の三角関係に力点が置かれており、その他の人物のエピソードは極力排除されている。単行本は、角川コミックス・エースより全2巻で発売。
- 第1巻 - 2007年7月26日 / ISBN 9784047139466
- 第2巻 - 2007年11月26日 / ISBN 9784047139657
アンソロジーコミック
全て18禁。
- School Days P-mate Comics
- 発売元 - 宙出版 / ISBN 9784776792345
- 2005年10月18日発売。
- School Days 言葉編 アンソロジーコミックEX
- 発売元 - オークス / ISBN 9784861054778
- 2007年9月25日発売。
その他の書籍
- Akiba Days -秋葉原120%活用ガイド-
- 発売元 - ジャイブ / ISBN 9784861765469
- 『School Days』の登場人物達が秋葉原を紹介するガイドブック。
- School Days 朗読少女・桂言葉 -日本文学×妄想編-
- 発売元 - ジャイブ
- 著名な日本文学作品の数々から抜粋した16編に解説を併載した80ページの書籍と、その内容を言葉が朗読するアルバムが1つになったCDブック。2010年冬のコミケ79音泉企業ブースにて、発売された。
CD
- School Days ヴォーカルアルバム
- 発売元 - ランティス
- PC版のアルバム。本作の特色の1つである、女性ボーカリスト陣によるオープニング・エンディング・グランドエンディングテーマと、『Still I love you 〜みつめるよりは幸せ〜』のアレンジバージョンが収録されている。
- School Days オリジナルサウンドトラック
- 発売元 - ランティス
- PC版とTVアニメ版のサウンドトラック盤。各々が同名のタイトルで1枚ずつ発売された。
- School Days Drama CD Little Promise
- 発売元 - ホビレコード
- PC版のドラマCD。幼少時の世界と刹那に関する外伝。世界の母の名前が踊子(ようこ)、刹那の母の名前が舞(まい)と明かされている。
- School Days イノセント・ブルー
- 発売元 - ランティス
- TVアニメ版オープニングテーマのフルバージョン。放送バージョンは未収録。
- School Days Ending Theme+
- 発売元 - ランティス
- TVアニメ版エンディングテーマ及び挿入歌のアルバム。ただし、『二人のクリスマス』『悲しみの向こうへ』『Still I love you 〜みつめるよりは幸せ〜』は未収録。
- School Days オリジナルドラマCD Vol.1 ヒ・ミ・ツの花園
- 発売元 - ランティス
- TVアニメ版のドラマCD。定期試験へ向けた勉強会のために、清浦家を世界・七海・光、そして言葉が訪れる。言葉の台詞から時間軸はTVアニメ版第2話以降であることが窺えるが、刹那・七海・光の3人が誠と言葉の関係をこの話の中で知るという展開がTVアニメ版本編と矛盾するため、設定上ではパラレルワールドと見なされている。
- 声優陣はTVアニメ版と同じ。また、TVアニメ版本編では未登場だった止が登場している。
- School Days オリジナルドラマCD Vol.2 恋のノ・ウ・ハ・ウ
- 発売元 - ランティス
- TVアニメ版のドラマCD。Vol.1では世界の視点で進められたが、Vol.2では言葉の視点で物語が進められる。また、このCDから言葉の妹の心が登場している。
- School Days ボーカルコンプリートアルバム
- 発売元 - ランティス
- HQ版の発売に合わせ、PC版やTVアニメ版、『Summer Days』や『Cross Days』といったシリーズ作品のボーカル曲を収録したコンプリートアルバム。声優によるカバー曲を、ボーナス・トラックとして収録。
抱き枕カバー
- スムース抱き枕カバー「School Days」西園寺世界
- スムース抱き枕カバー「School Days」桂言葉
- 上記2つとも、発売元 - マッチングワールド
- School Days 桂言葉 抱き枕カバー
- School Days 清浦刹那 抱き枕カバー
- 上記2つとも、発売元 - キャラ☆ハイ
- School Days HQ 西園寺世界 抱き枕カバー(2wayトリコット)
- School Days HQ 桂言葉 抱き枕カバー(2wayトリコット)
- 上記2つとも、発売元 - ストーム
- SCHOOL DAYS HQ 言葉フリフリ抱き枕カバー
- 発売元 - ゲファルサ
タペストリー
- School Days タペストリーA 桂言葉&西園寺世界
- School Days タペストリーB SD桂言葉&SD西園寺世界
- 上記2つとも、発売元 - タキ・コーポレーション
- School Days タペストリー 世界&言葉
- School Days タペストリー 3人
- 上記2つとも、発売元 - キャラアニ
Tシャツ
- School Days スクールデイズTシャツ リニューアル版
- School Days 永遠にTシャツ リニューアル版
- School Days 刹那Tシャツ
- School Days 永遠にTシャツ
- 上記4つとも、発売元 - コスパ
マウスパッド
- School Days 桂言葉 立体マウスパッド
- 発売元 - マッチングワールド
- いわゆるおっぱいマウスパッドであり、表面にはブラジャーを肌蹴させたバストアップ姿の言葉が印刷されている。
- School Days HQ おしりマウスパッド 言葉
- School Days HQ おっぱいマウスパッド 刹那
- 上記2つとも、発売元 - キャラアニ
その他の関連商品
- School Days ベッドシーツA 桂言葉
- 発売元 - タキ・コーポレーション
- School Days 桂言葉 1/8PVCフィギュア
- 発売元 - コトブキヤ
- School Days HQ 桂言葉 YシャツVer. 1/8PVCフィギュア
- 発売元 - キャラアニ
- School Days 2009年カレンダー
- 発売元 - キャラアニ
- School Days 世界ビッグタオル
- School Days 言葉ビッグタオル
- 上記2つとも、発売元 - コスパ
- School Days マグカップ リニューアル版
- 発売元 - コスパ
- School Days ブックカバー リニューアル版
- 発売元 - コスパ
- School Days トレーディングカード
- 発売元 - グラシア
- テレビアニメ版のトレーディングカード。
- School Days HQ ZIPPOライター 西園寺世界
- 発売元 - ストーム
備考
- タイトルロゴに付いている英文
- "In the school, the three guys met. Their relation had been changed in the season, and turned into three love stories." と "In school life, three persons were always together. Our relation was broken on that day. The past never recover no longer." の2種類があり、PC版以外では前者がよく用いられている。
- 無料配布Days(むりょうはいふデイズ)
- 2007年冬のコミケ73オーバーフロー企業ブースにて、商品購入者に先着順で無料配布された18禁同人誌。2008年初頭にはオーバーフロー公式サイトの通販ページにて、期間限定の「お年玉プレゼント」と題し、通販利用者のみを対象とした商品貼付の形で特別配布が行われた[42]。
- ごとうじゅんじによって描かれた、PC版ハッピーエンドの1つ「クリスマス・イブ」とTVアニメ版第11話「みんなの誠」の一部内容を補完した漫画や、『School Days』と『Summer Days』の登場人物についてのコラムが掲載されている。なお、メイザーズぬまきちは2010年初頭の『ニコニコ生放送』へ出演した際に、この同人誌の内容を公式設定として認める旨の発言をしている。
脚注
- ^ ただし、内容の似通っているものをまとめると、実質的な数は4。その中で何の問題も残さないものは1。
- ^ ただし、ヒロインと結ばれることを前提とするなら1。
- ^ ドラマCD『ヒ・ミ・ツの花園』より。
- ^ 旧ぶろぐDays2008年2月4日付「プロトタイプ・スクールデイズ」より。
- ^ TECH GIAN2003年10月号より。
- ^ チアソル『Cross Days まるごと 桂言葉グラフィティー』ジャイブ、2010年、p.95より。 ISBN 9784861767739
- ^ 公式サイトのダウンロードページのInternet Archiveキャッシュより。
- ^ セックスシーンのみ。
- ^ 旧インターチャネル・ホロン。製品のリリース発表及び発売元は旧社名義。
- ^ タイトルロゴ上での表記は、『SCHOOL DAYS HQ』。
- ^ 発表当初は同年8月27日発売予定だったが、9月24日発売予定を経て更に延期された。
- ^ 『Cross Days』で容姿を改めて設定された喜連川路夏などは、それに準じた容姿へ描き直されている。
- ^ 例を挙げると、「鮮血の結末」後は世界の鮮血にまみれた歩道橋、「二人の恋人」後は誠と混浴中の世界と言葉の下着が積まれた伊藤家の脱衣所、など。
- ^ Overflow OFFICIAL WEBSITE :: 通信販売再開のお知らせより。
- ^ School Days is coming in English!より。
- ^ 英語版公式サイトより。
- ^ a b c 『現代視覚文化研究 Vol.2』三才ブックス、2008年 付録『まじカル! 2008SP』、p.15より。 ISBN 9784861991233
- ^ 『現代視覚文化研究 Vol.2』三才ブックス、2008年 付録『まじカル! 2008SP』、p.13より。
- ^ キャラの! Vol.5 2007 Dec. 【巻中特集】緊急特集 あの結末は必然だったのか!? School Daysより。
- ^ 『現代視覚文化研究 Vol.2』三才ブックス、2008年 付録『まじカル! 2008SP』、p.14より。
- ^ PC版では誠との肉体関係が成立しなかったみなみ・夏美・来実にすら、TVアニメ版ではそれが3人纏めて成立したことを示唆する描写が追加されたほど。
- ^ 2008年1月開始の再放送では初回から視聴年齢制限が掛けられ、放送枠も夜間のみとなった。
- ^ ただし、色は付けられていない。
- ^ 「School Days」12話放送休止に関して - アニメ公式サイトより。
- ^ School Days:京都の父殺害事件で最終回の放送見送る 女子高生の暴力シーンを考慮 - 2007年9月19日 まんたんウェブのInternet Archiveキャッシュより。
- ^ 事件の影響、アニメの放送中止 - 2007年10月26日朝日新聞より。
- ^ a b アニメ「スクールデイズ」 偏見助長する過剰反応うんざり - 2007年9月26日読売新聞より。
- ^ 画像から、ノルウェーの海運会社「Fjord1 Fylkesbaatane」所属のSkagastøl号であることが見て取れる。
- ^ なお、tvkで最終話の差し替え番組として放送されたものは『ヨーロッパの風景』という番組名が付けられており、当局の横浜戦中継早期終了時の穴埋め番組としても使用されていたが、今回の件で「Nice boat.」と認知される結果となった。
- ^ Nice boat.のInternet Archiveキャッシュより。
- ^ 「School Days」第12話(最終話)の放送について - 2007年9月26日 AT-Xより。
- ^ TVアニメ『スクールデイズ』試写会お申し込みのInternet Archiveキャッシュより。
- ^ 『School Days』試写会実施と参加方法にブーイング - 2007年9月29日 アメーバニュースのInternet Archiveキャッシュより。
- ^ 田中智仁「深夜アニメ『School Days』と『ひぐらしのなく頃に解』の放送中止に関する一考察 - 『自主規制』と『有害』および『連想』のリアリティ」『白山社会学研究』第16号(2009年3月)に収録。
- ^ スクールデイズ携帯アプリ麻雀情報より。
- ^ 業界初(か!?)、ヤンデレゲージ搭載! 携帯アプリ『スクールデイズ麻雀』配信開始より。
- ^ オーバーフローのマスコットキャラクター。
- ^ 旧ぶろぐDays2008年3月21日付「マジカルハート★こころちゃんまで後5日」より。
- ^ 「GyaO、“ヤンデレ”アニメ「School Days」をR指定で配信 -最終話が「Nice boat.」と称えられた話題作」 AV Watch、2008年12月1日より。
- ^ 全国美少女ソフト売り上げランキング TOP50 PC NEWS No.170(4/16~4/30)より。
- ^ Getchu.com 2005年上半期PCゲーム館セールスランキングより。
- ^ コミックマーケット73グッズ通販情報のInternet Archiveキャッシュより。
関連項目
外部リンク
- 18歳未満閲覧禁止