「法華口駅」の版間の差分
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1958年以前の駅構内の様子について記述し,参考文献を提示した。「脚注」を追加。 |
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*[[神戸大学]]食資源教育研究センター |
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2008年8月24日 (日) 22:52時点における版
法華口駅(ほっけぐちえき)は、兵庫県加西市東笠原町沖にある北条鉄道北条線の駅。駅名は「一乗寺への入口」の意味だが、駅から一乗寺までは西へ5kmあり、実際には自家用車や姫路駅から直通する神姫バスでの参拝が大半である。
駅構造
片式ホーム1面1線。西側に木造の駅舎を持つ。駅舎内は駐輪場となっている。国鉄時代の末期は中間駅で唯一の有人駅(業務委託駅)だったが、現在は無人駅。国鉄時代に駅舎の向かい側の線路を廃止したため交換不能駅となっており、かつての相対式ホーム跡が残るのみだが、近く交換設備の復活が予定されている。 汲み取り式便所(便器は全穴和式)が残る。
- 駅構内の様子(1998年9月):駅前[2]、駅本屋(駅前側)[3]、駅本屋庇下(ホーム側、粟生駅方向を撮影)[4]、駅本屋庇下(ホーム側、北条町駅方向を撮影)[5]、待合室(駅本屋内)[6]、駅名標[1](駅本屋ホーム側の壁)[7]、便所[8]。
- 駅構内の様子(1958年以前[2]):列車交換設備と貨物側線があった。駅構内の北条町駅方面側には駅本屋と貨物側線があり、駅本屋の直近には貨物上屋、駅本屋から少し離れたところに農業倉庫[3]があり、それぞれに貨物ホームがあった。また、粟生駅方面側にも側線があったのだが、既に撤去されていた。貨物ホームは、線路側は石の三段積みで、反対側はゆるい傾斜がついており、トラックなどが着けるようになっていた。貨物上屋の北条町駅側には倉庫があったのだが、これは改装らしかった。旅客ホームは石の二段積みで、貨物ホームより低かった[4]。
駅周辺
歴史
- 1915年(大正4年)3月3日 - 播州鉄道 粟生駅~北条駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1923年(大正12年)12月21日 - 播丹鉄道の駅となる。
- 1943年(昭和18年)6月1日 - 播丹鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1962年(昭和37年)3月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)4月1日 - 北条鉄道の駅となる。
隣の駅
脚注
- ^ 駅名のひらがな表記は、以前は右書き「ちぐけっほ」だったが、左書き「ほっけぐち」に書き直してあった。写真を参照。
- ^ 参考文献【2】
- ^ 現存している(1998年9月現在)[1]。
- ^ 参考文献【1】
参考文献
- 【1】河田耕一「小レイアウトむきの貨物ホーム」『シーナリィ・ガイド』p.189,機芸出版社,1974年
- 【2】河田耕一「小レイアウトむきの貨物ホーム」『鉄道模型趣味』No.119 1958年5月号,機芸出版社。【1】に転載されている。
関連項目