X-MEN:ダーク・フェニックス
X-MEN:ダーク・フェニックス | |
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Dark Phoenix | |
監督 | サイモン・キンバーグ |
脚本 | サイモン・キンバーグ |
原作 |
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製作 |
サイモン・キンバーグ ハッチ・パーカー ローレン・シュラー・ドナー トッド・ハルウェル |
出演者 |
ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ニコラス・ホルト ソフィー・ターナー タイ・シェリダン アレクサンドラ・シップ コディ・スミット=マクフィー エヴァン・ピーターズ ジェシカ・チャステイン |
音楽 | ハンス・ジマー |
撮影 | マウロ・フィオーレ |
編集 | リー・スミス |
製作会社 |
20世紀フォックス バッド・ハット・ハリー・プロダクションズ ザ・ドナーズ・カンパニー マーベル・エンターテインメント TSGエンターテインメント |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
2019年6月7日 2019年6月21日[1] |
上映時間 | 114分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $200,000,000 |
興行収入 |
$252,442,974[2] $65,845,974[2] 4億6177万円[3] |
前作 |
X-MENフランチャイズ デッドプール2(2018年) メインライン X-MEN:アポカリプス(2016年) |
次作 |
X-MENフランチャイズ ニュー・ミュータント(2020年) |
『X-MEN:ダーク・フェニックス』(原題:Dark Phoenix)は、マーベル・コミックの「X-メン」をベースとした、2019年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。「X-MEN」フランチャイズでは『デッドプール2』(2018年)に続く12作目で、メインシリーズでは『X-MEN:アポカリプス』(2016年)に続く7作目であり、最終作。サイモン・キンバーグが脚本・共同製作・監督を務め、長編監督デビューとなった。
ストーリー
[編集]アポカリプスから人類を救う戦いから10年。サイコキネシスとテレパシーの特殊能力をもつミュータントであるジーンは、宇宙でのミッションで起きた事故が原因で自分の中のダークサイドが増幅し、制御不能になってしまう。そして、彼女の内に封じ込められていたもう一つの人格〈ダーク・フェニックス〉が解き放たれ、地上の生命体が全滅しかねない危機が訪れる。
キャスト
[編集]- ジーン・グレイ / ダーク・フェニックス - ソフィー・ターナー(能登麻美子)
- チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX - ジェームズ・マカヴォイ(内田夕夜)
- エリック・レーンシャー / マグニートー - マイケル・ファスベンダー(三木眞一郎)
- レイヴン・ダークホルム / ミスティーク - ジェニファー・ローレンス(牛田裕子)
- ハンク・マッコイ / ビースト - ニコラス・ホルト(浅沼晋太郎)
- スコット・サマーズ / サイクロップス - タイ・シェリダン(木村良平)
- オロロ・マンロー / ストーム - アレクサンドラ・シップ(志田有彩)
- カート・ワグナー / ナイトクローラー - コディ・スミット=マクフィー(内山昂輝)
- ピーター・マキシモフ / クイックシルバー - エヴァン・ピーターズ(吉野裕行)
- セレーネ - コタ・エバーハード(藤田曜子)
- アリキ - アンドリュー・ステリン(白熊寛嗣)
- ヴーク - ジェシカ・チャステイン(浅野真澄)
- 大統領 - ブライアン・ダーシー・ジェームズ(こばたけまさふみ)
公開
[編集]当初、2019年2月14日にアメリカ合衆国で公開予定であったが、2018年9月、2019年6月7日に延期されると報じられた[6]。
公開初週の週末興行収入は、3300万ドルで2位デビュー[7]。これは、X-MENシリーズの中でこれまで最低であった『ウルヴァリン:SAMURAI』(5311万3752ドル)を下回り[8]、COVID-19のパンデミック時に劇場公開された『ニュー・ミュータント』(2020年)に次いで2番目に低い興行収入となった。製作費2億ドル(約216億円)に広告宣伝費などを含めた総額は3億5000万ドル(約380億円)に上ると見られており、本作の興行的失敗により、配給元の20世紀フォックスは1億3300万ドルの赤字を計上すると見込まれている。なお、2019年に公開された映画の中で最大の赤字映画となった[9]。
脚注
[編集]- ^ “X-MEN全滅の危機…最新作『ダーク・フェニックス』公開日決定&新予告”. シネマトゥデイ. (2019年3月1日) 2019年3月3日閲覧。
- ^ a b “Dark Phoenix (2019)”. Box Office Mojo. August 16, 2019閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2020年3月下旬特別号 63頁
- ^ “映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』日本語吹替版声優として能登麻美子さん、木村良平さん、三木眞一郎さん、浅沼晋太郎さん、内山昂輝さんら出演決定!コメントも到着!”. アニメイトタイムズ. 2019年5月29日閲覧。
- ^ “X-MEN: ダーク・フェニックス”. ふきカエル大作戦!!. (2019年6月6日) 2019年6月14日閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (2018年9月28日). “‘Alita’ Flies Out Of Christmas, ‘Dark Phoenix’ To Rise Summer, ‘Deadpool 2’ Re-release Hits Sked, ‘Gambit’ Now 2020 – Fox Date Changes” (英語). Deadline 2018年10月1日閲覧。
- ^ “【全米映画ランキング】「ペット2」がV 「X-MEN:ダーク・フェニックス」は2位デビュー : 映画ニュース”. 映画.com. 2019年11月7日閲覧。
- ^ “『X-MEN:ダーク・フェニックス』は1億〜1億2000万ドルの赤字になる可能性がある”. IGN Japan (2019年6月11日). 2019年11月7日閲覧。
- ^ “The Biggest Box Office Bombs Of 2019: Deadline’s Most Valuable Blockbuster Tournament”. DEADLINE (2020年4月27日). 2020年4月29日閲覧。